「風邪の時はお風呂に入ってはいけない」と言われて育ったけれど

風呂 温活
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ここ数日で、東京は急に寒くなりました。

私はちょっと風邪気味で、まだ本格的な風邪にはなっていないので、この「風邪気味」くらいで踏みとどまって、風邪を撃退したいところです。

ところで、私と同じ40代くらいの方は、子どもの頃「風邪を引いているときはお風呂に入っちゃダメ」と言われて育ちませんでしたか?

「風邪を引いたらお風呂に入るな」は全く逆が常識に!

風呂

私と同じ40代前後の世代は、子どもの頃「風邪をひいたらお風呂に入らないのは常識」だと教えられた人が多いのではないでしょうか。

私は保健師の資格を持っている母に、その理由をたずねたことがあるのですが、答えは「お風呂の後の湯冷めが風邪を悪化させるから」でした。

ですが、現在では「風邪をひいている時こそ、お風呂で身体を温めて、風邪ウィルスをやっつけるべき」と言うのが定説です。

「風邪を引いたらお風呂に入るな」は間違っていたの?

お風呂

私たちが子どもの頃言われていた「風邪を引いたらお風呂に入るな」は、間違った迷信だったのでしょうか?

湯冷めが風邪を悪化させるのは、間違ってはいないでしょう。

ただし今は、寒い季節は家の中は暖房で温まっています。

湯冷めの一番になる原因が髪の毛の濡れですが、最近のドライヤーは性能がよく、短時間ですぐ乾きます。

そのような理由から、現代は「湯冷め」そのものが起きにくく、「湯冷め」しないように少しだけ気をつけてさえいれば、お風呂に入ることが、風邪を悪化させることにつながらないのでしょう。

ぽこ
ぽこ

私たちが子どもの頃とくらべて、そんなに環境は変わったかな~?

と思いますが、私たちの世代に「風邪をひいたらお風呂に入っちゃダメ!」と言っていた、親の世代とくらべると、日本の湯上り環境(?)は格段に変わったことが考えられます。

私たちの親世代が若かった頃は、本当に冬のお風呂上りは寒く、急激に身体が冷えて、風邪が悪化していたのでしょう。

「風邪をひいたらお風呂に入るな」は迷信ではなく、日本の住居環境が今ほど整っていなかった時代には正しい風邪対処法だったと考えられます。

まとめ

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というわけで、「風邪を引いたらお風呂に入るな」と言われて育った私たちは、風邪引きの身でお風呂にはいることに少し躊躇してしまいますが、湯冷めさえしなければ、むしろ入浴は風邪にはよいことです。

ただし、低温でのダラダラ半身浴は、風邪引きにはよくなさそう。風邪は首や肩のあたりを温めたいですからね。

風邪を引いている時は、いつもよりやや高めの温度で(いつも39~40度で入浴する私の場合は41度くらいがちょうどよい)、肩までしっかり全身浴して上半身まで温めましょう。

お風呂から上がったら、もちろん即行で髪を乾かして、温かく着込んで、さっさと布団にもぐりこみ、湯冷めするスキがないようにしましょう!

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