冨樫先生は野球好き!幽遊白書に出てくる高校野球ネタを探してみた

幽遊白書
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冨樫義博ファンならご存知だと思いますが、冨樫先生は野球好きです。

野球そのものにまつわるネタ、プロ野球ネタ、高校野球ネタなどが、作品にはわかる人にだけわかるように散りばめられています。

ただいま幽遊白書を再再…(中略)再読中なので、幽白に出てきた高校野球ネタを書き留めてみます。

「桑原和真」という名前はよく見るとKKコンビ!

野球バットとグローブ

もっとも有名なのは、幽白の重要登場人物・桑原の名前が高校野球ネタだということですね。

桑原のフルネームは桑原和真

年季の入った高校野球ファンならこの名前を見つめていると、3分くらいで「あ!」と思うのではないでしょうか。

まずは「桑原」という苗字は、桑+原…田+清!?

まさかと思って下の名前を見ると、桑田澄と清原博から一文字ずつ取っている…あ、これは間違いない!

桑田真澄+清原和博÷2=桑原和真

桑田と清原といえば、1980年代に高校野球を沸かせたPL学園のKKコンビですね。

ぽこ
ぽこ

私はKKコンビの時代はまだ子どもで記憶にないのですが、2人がプロで活躍した姿は覚えています。西武時代の清原は好きだったなあ。

桑原のことを下の名前で呼ぶのは桑原の家族くらいなので、フルネームを意識する機会が少なく、私はこのネタに気づくのにちょっと時間がかかりました。

しかし桑原のルックスは桑田とも清原とも似ていませんし、キャラも全然違いますね。名前のインスピレーションになっただけだと思います。

ただし桑原はきっと、野球好きという設定なんでしょうね~。

タイマンは野球じゃねーんだぞ。リリーフ・エースにゲタあずけてベンチで麦茶なんてワケにゃいかねーんだよ

この桑原のセリフなんか、野球好きは思わず顔がほころんでしまいますよね。

ぽこ
ぽこ

桑原と野球談議してみたいな~。

帝京高校サヨナラツーラン剣

野球バット

さて桑原は、もうひとつ大きな高校野球ネタを提供しています。

それが帝京高校サヨナラツーラン剣です。

コマの余白に「’91 8/17 PM12:45 打者稲元」とあります。

これは1991年の夏の甲子園3回戦、帝京×池田の試合ですね。

ランニングスコアだと

池田216
帝京11408
ぽこ
ぽこ

何この目が離せなさすぎる終盤の展開!

10回裏に帝京の6番稲元のサヨナラ2ランが出て、熱戦に終止符が打たれました。

帝京といえば1991年は最盛期の頃でしたね。この試合には巨人で活躍した三澤選手が2年生で出ています。8回裏の4点は三澤の満塁ホームランです。

三澤はプロでは投手として活躍しましたが、高校野球ではバッティングも注目されていて、今で言う二刀流の選手でした。

池田は「さわやかイレブン」や「やまびこ打線」など数々の伝説を持つ高校野球の名門ですが、1990年になるとそれほど強豪というわけではありませんでした。

それでもタレントぞろいの帝京相手にこういう熱戦を繰り広げるあたりは、どこか伝統の力があったのかもしれません。

で、この試合は稲元のサヨナラツーラン、三澤の満塁弾に加え、池田の三ツ川選手にも1本出て、計3本のHRが出ました。すべてラッキーゾーンへのHRでした。

ラッキーゾーンとは1991年まで存在した甲子園球場のスタンド前に設けられたフェンスです。ラッキーゾーンを超えるとスタンドまで届かなくてもHRでした。

この年の帝京はラッキーゾーンと縁のあるチームでした。

次の準々決勝・大阪桐蔭戦では、三澤の兄貴分みたいな二刀流・豊田のラッキーゾーンに入っていた当たりを、大阪桐蔭のレフト井上がラッキーゾーンに手をかけて捕ってしまうという超美技を見せました。

このプレーの後に井上選手が、今度はラッキーゾーンではなくスタンドにぶち込むHRを放ち、勝負を決定づけたという印象的な試合でしたね~。

そしてラッキーゾーンは、翌年の1992年には撤廃されます。

ラッキーゾーンがあったからこそ1991年の帝京×池田の名試合、大阪桐蔭×帝京のドラマは生まれたわけで、どこか運命のようなものを感じてしまいます。

…って、幽白からめっちゃ話がそれてます!高校野球オタクですみません!

結果的に桑原は帝京高校サヨナラツーラン剣を使わないのですが(蔵馬のとっさの助言)、帝京が次の大阪桐蔭戦で今度はスタンドインのHRをくらうことを考えると、桑原はツーラン剣を使わなくて正解だったのかも!?(めっちゃこじつけ)

ぽこ
ぽこ

阪神ファンの冨樫先生はユニフォームが阪神似の帝京を応援していたのかな~。でも三澤は巨人に行っちゃうけど!

元本大助って…よく似た名前の高校野球スターが…

野球ボール

阪神と巨人の話が出たところで、もうひとつ幽白×高校野球ネタを。

1~2巻に登場するケンカの強い悪役の元本大助

この名前…上宮高校の甲子園スターだった元木大介に似すぎているんですけど!!!

元木といえばプロでの姿しか知らない人もいるかもしれませんが、高校時代の元木はプロでの姿とはちょっと違います。

プロでの元木は曲者というイメージがありましたが、高校野球での元木は超イケメン、堂々たるスラッガー、守備も華麗で、「リアルタッチの新田君」みたいな選手でした。

元木は大の巨人ファンで「巨人にしか行かない」ことをドラフト前に公言、巨人以外のチームから1位指名を受けるも入団を断り、1年浪人したあげく巨人入りを果たします。

ハイ、大阪出身なのに大の巨人ファン…これは…「阪神ファンに嫌われたい」と言っているようなもの…。

阪神ファンの冨樫先生、元木と名前の似た悪役キャラを作ったのは、これが理由だったりして…!?

フォローしておくと、1990年頃は、阪神ファンが巨人の選手をボロクソに言うのはネタみたいなものでした。

ぽこ
ぽこ

阪神ファンは、阪神の次に好きなのは本当は巨人なんじゃないか…なんて思っちゃうほど、巨人のことをほっとけないんですよね。

まとめ

幽白の記事なのに、私の高校野球オタクぶりが炸裂した記事になっちゃいました。

余談ですが、『レベルE』には奇跡のバックホーム世代の松山商・今井選手をもじったようなキャラがちらっと登場しますね。

冨樫先生の高校野球好きには、ついニンマリしてしまう私です。

いろいろと世間の目が厳しくなった現在、『HUNTER×HUNTER』に実在の高校球児ネタが入ってくるのは難しいかもしれないですね。

1990年代というのは、今に思うとずいぶん大らかな時代だったのだな…と感じます。

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