埼玉県の山深くにある宝登山神社に行って参りました。
宝登山神社をかんたんにガイドします!
宝登山神社はカラフルな本殿が最大の見どころ!
宝登山神社の魅力は、何と言ってもカラフルできらびやかな本殿です。
バックの木々の静けさと、あざやかな神殿が、絶妙にマッチした素敵な空間!
正面には赤・青・緑…とカラフルに彩色された、たくさんの龍の彫刻があります。
側面には中国の故事を題材にした彫刻があります。どんなお話が題材なのか、現地に案内板があってわかりやすい!
ストーリー性のある彫刻なので、ついじっくりと見入ってしまいます。
本殿の裏側も、青を基調にエレガントに彩色されています。忘れずに見学しましょう!
宝登山神社の見どころを順路に沿ってご紹介
宝登山神社は本殿以外にも魅力がいっぱい!順路に沿ってご紹介します。
相生の松
宝登山神社の入り口近くにあるのが、相生の松。
日本の杉が仲よく寄り合っている姿にちなんで、夫婦円満・縁むすびを願うスポットです。
二の鳥居
二の鳥居をくぐって、本殿へと向かいます。
白地に金の装飾が施された、優雅な鳥居です。
この鳥居が「二の鳥居」なのは、長瀞駅から宝登山神社へ向かう途中にくぐる大きな鳥居が「一の鳥居」だからです。
「一の鳥居」も「二の鳥居」も白い鳥居!
社殿
「二の鳥居」をくぐって階段を上ると、カラフルな本殿(神様がいらっしゃる場所)と拝殿(お参りする場所)がセットになった建物、社殿が見えてきます。
宝登山神社の一番の見どころ!
拝殿では二拝二拍手一拝(2回おじぎ+2回手を打ってお祈り+1回おじぎ)で参拝しましょう。
以上の三神が祀られている宝登山神社は、火災防止・盗難防止・あらゆる難よけに対する神徳が高いことで名高いです。
私は体調面で不運が続いている友人の難よけのためにお参りしました。
みそぎの泉
社殿の左側後方にはみそぎの泉があります。
こちらは、日本武尊(ヤマトタケル)が、宝登山に上る前に身体を清めたと伝えられる泉です。
木の柵の間から泉を拝むことができます。神秘的な雰囲気!
みそぎの泉の近くには、学問の神様を祀る天満天神社、水の神を祀る水神社の2つの小さなお宮があります。
宝玉稲荷神社
社殿うしろの右側には、雰囲気の良い小道が続きます。
小道の先には宝玉稲荷神社があります。
祀られているのは倉稲魂命という女神様。お参りすると失くし物が見つかると言われています。
宝玉稲荷神社の周辺は木々が生い茂っていて、気持ちがよいです。このあたりは癒しの小道と呼ばれています。
奥宮
宝登山神社の背後にそびえる宝登山の山頂には、宝登山神社の奥宮があります。奥宮の鳥居も白い!
「奥宮」とは本社から離れた場所にある社殿のことです。宝登山神社のように、山のふもとに本社があり、山頂に奥宮を持つ神社は数多くあります。
奥宮は小さな社殿ですが、山のてっぺんで自然に囲まれていて、神秘的な雰囲気です。
奥宮の狛犬は、オオカミです。
宝登山登山中のヤマトタケルを火事から救ったオオカミですね。
宝登山神社では、ヤマトタケルを火事から救ったオオカミは神様の使い(眷属)で、「お犬様」「大口真神」と呼ばれて信仰されています。
奥宮へのアクセス方法は、宝登山ロープウェイか、徒歩50分の山登りです。
私は往復ロープウェイを使いました。
奥宮は宝登山の頂上にあるため、山頂からの眺めを楽しめるほか、1~2月ごろは蝋梅、5月はツツジが見ごろです。
宝登山神社参拝に必要な所要時間は?
宝登山神社参拝に必要な時間は、ふもとの本社だけをまわるなら、急ぎ足で30分、ゆっくりで50分くらいが目安です。
本社+奥宮を参拝するなら、ロープウェイを使うなら2時間前後、徒歩で行くなら3時間程度は見積もっておくとよいです。
かわいい「花守り」がおすすめ!
宝登山神社は美しい自然に囲まれていることから、周囲の植物にちなんだカワイイお守り「花守」があります。
季節に合わせて、12~2月は蝋梅、3~5月は桜、6~8月は榊、9~11月は紅葉です。
私は12月に行ったので蝋梅のお守りでした。友人や母などにプレゼントしました。
花守を含む宝登山神社のお守りは、本殿右手にある授与所で授かることができます。
まとめ
宝登山神社のかんたんガイドでした!
カラフルな社殿、自然に囲まれた神秘的な立地や、ロープウェイで簡単に行ける山頂の奥宮など、見どころの多い神社です。
都心から日帰り圏内に、こんなに風情たっぷりの神社があるなんて!
都心から宝登山神社へのアクセスは別記事にまとめてあるので、あわせてご覧くださいませ→宝登山神社へのアクセス方法!西武線特急ラビューがカワイイ!