2泊3日の草津旅行。二日目は3つの外湯めぐりをしました。
最初に入った共同浴場は「白旗の湯」。
「白旗の湯」でポカポカ温まった後「大滝乃湯」に行ったのですが、工事か何かの影響で「今日は露天風呂に入れない」と言われました。
翌日は復旧するとのことだったので、予定を変更して「大滝乃湯」は翌日に持ち越し、「地蔵の湯」へと行くことにしました。
「地蔵の湯」は無料で入れる共同浴場!
「地蔵の湯」は、草津にいくつかある「共同浴場」です。
草津の「共同浴場」の中で観光客でも入れる温泉は3つあり、「地蔵の湯」はその中のひとつ。
要するに…「地蔵の湯」には無料で入れちゃうってことです!
「地蔵の湯」は湯畑から徒歩3分くらいの場所にあり、新しく階段の道を使って行く方法もあります。
「地蔵の湯」はやや入り組んだ場所にありますが、草津は主要な観光場所をしっかり案内板で表示しているため、迷う心配はありません。
「地蔵の湯」はコインロッカーなしでも安心の作り!
「地蔵の湯」は無料温泉ということもあり、スタッフは常在していません。
脱衣所にはコインロッカーもありません。
ですが「地蔵の湯」のレイアウトは秀逸で、貴重品の保管を心配する必要はほとんどありません。
…というのも
ブレた写真になってしまってわかりにくいですが、脱衣所の棚は温泉の浴槽の目の前にあるんです!
「白旗の湯」も似た作りになっていますが、「白旗の湯」は脱衣所の棚が見にくい場所もあります。
それに対して「地蔵の湯」では、脱衣所と浴槽が近く、自分の荷物はバッチリ見守ることができます。
「地蔵の湯」は、よっぽど誰でも持って行きやすい場所に置かない限り、貴重品を持ち込んでも大丈夫かなと個人的には思いました。
「地蔵の湯」には靴を脱いで上がります。
脱いだ靴は、脱衣所の棚の下に入れるようになっていて、靴も盗難の恐れはほぼありません。
「地蔵の湯」は熱さもちょうどよく湯加減最高っ!
地蔵の湯は、少し白濁していて、ほんのりと緑がかった、やさしい色をしていました。
「草津温泉は熱い」とよく言われますが、湯加減はやや熱めではありましたが、普段は40度前後で入浴する私でも、じゅうぶん気持ちよく入れる温度でした。
肌当たりはやさしく、それでもしっかり肌に染みてくる泉質で、「いかにも温泉」という感じがして気持ちよかったです!
木組みで風情ある天井は高く、広々とした天井を見上げながらリラックスして入浴できます。
「地蔵の湯」の混雑具合は?
「地蔵の湯」の女湯の浴槽は、10人弱くらいなら入れるかなというくらいの大きさでした。
ゆったり入るなら3~4人くらいというところでしょうか。
私が入浴したのは平日の午前中11時くらいでしたが、ラッキーなことに貸切でした。
15~20分くらいゆっくり入り、出ていくときにちょうど一人入ってきました。
「地蔵の湯」は草津温泉街の大通りからちょっと入った所にあるため、土日でも「地蔵の湯」周辺はそれほど混雑していなかったです。
「地蔵の湯」はトイレもあってキレイな建物
「地蔵の湯」は2006年頃にリニューアルされたそうで、新しくてクリーンな建物です。
この真新しさのため、温泉風情という点では同じ共同浴場の「白旗の湯」「千代の湯」に及ばないかもしれません。
ですが逆に、清潔感のあるキレイな施設が好きなタイプには、「地蔵の湯」は心地よく過ごせると感じました。
「地蔵の湯」には、脱衣所の外にトイレがあり、このトイレも新しくてキレイでした。
「地蔵の湯」に必要なものはタオル
「地蔵の湯」に入浴する際に必要なものはタオル2枚です。
「地蔵の湯」にはスタッフは常在していなくて受付もなく、タオルのレンタルや販売は行っていません。
共同浴場のマナーとして、入浴後はしっかり身体を拭いてから脱衣所に上がるために、浴槽の方まで持って行くタオルと、着替える時に使う乾いたタオルがそれぞれ必要です。
「地蔵の湯」も、他の共同浴場と同じように、洗い場はないため洗髪や石鹸での体洗いはできません。
洗髪できないため必要は感じないですが、ドライヤーも置いてありません。
「地蔵の湯」の前には足湯・顔湯がある!
「地蔵の湯」のあるエリアは「裏草津」と呼ばれて開発が進んでいて、2021年に工事が終わったそうです。
そのため「地蔵の湯」の近くには、新しくてキレイな施設がいくつかあります。
「地蔵の湯」の前には、キレイな足湯施設があります。無料で使えます。
湯畑にも足湯がありますが、湯畑の足湯は混んでいることが多いです。
それに対し「地蔵の湯」エリアは大通りから少し外れているためか、こちらの足湯はすいていました。
温かい足湯でとても気持ちよかったです!
ユニークな「顔湯」というものもありました。
温泉の湯気を顔に浴びて、お肌の保湿ができます。この「顔湯」も新しくてキレイでした。
「地蔵の湯」と湯畑は、新しくてキレイな階段の道でつながっていますが、途中にはかなり新しい感じの漫画図書館やカフェもありました。
次に草津に行くときは、このエリアに宿泊しても面白いかな~と思いました!
地蔵源泉の見学も忘れずに!
「地蔵の湯」のすぐ前には、地蔵源泉が沸いている場所があります。
「地蔵の湯」の浴槽内のお湯と同じく、白濁して緑がかっています。
地蔵源泉のすぐ脇には小さなお地蔵様2体(目洗い地蔵と呼ばれるそうです)と、地蔵堂と呼ばれる建物があります。
地蔵源泉という名前は、この地蔵堂に由来するそうです。
温泉に地蔵源泉を引いているホテル・宿は、地蔵源泉近くに数軒しかなく、地蔵源泉は草津ではなかなかレアな源泉です。
「地蔵の湯」はレアで湯質がすばらしい地蔵源泉に無料で入れるので、草津に入ったらぜひ入浴することをおすすめします!
まとめ
「地蔵の湯」の情報をまとめます。