今回の出雲旅行では、2泊3日で出雲→足立美術館→松江→境港という観光コースをたどりました!

ポイントは「車なし」です~!
実際に島根・鳥取を旅行してみると鉄道やバスの便が少なく、車なしで観光するなら事前にしっかり計画する必要があると痛感しました。
私が実際にたどった旅程を、2泊3日の車なしでの山陰モデルコースとしてご紹介します!
「車なし山陰2泊3日モデルコース」の概要

はじめに旅程をザックリと紹介します!
- 1日目出雲
- 夜行特急サンライズ出雲で出雲到着
- 稲佐の浜
- 出雲大社
- 出雲市駅近くのホテル泊
- 2日目安来+松江
- 出雲市駅から安来駅へ
- 足立美術館
- 安来から松江へ
- 松江観光
- 松江のホテル泊
- 3日目境港
- 松江駅から米子駅へ
- 米子駅から鬼太郎列車で境港へ
- 水木しげるロード
- 水木しげる記念館
- 米子鬼太郎空港から東京へ帰る
この旅程で実際にどのように動いたのか、くわしくレポしていきます~!
1日目 出雲大社周辺の観光
- 夜行列車サンライズ出雲で出雲到着
- 稲佐の浜
- 出雲大社
- 出雲市駅のホテル泊
- 10:00出雲市駅到着
東京発の夜行特急サンライズ出雲で、午前10時に出雲市駅到着
午前中から行動するために、夜行寝台列車のサンライズ出雲で出雲入りしました。
サンライズ出雲は人気が高く、予約の難度が高いので事前準備を!
この日は出雲市駅近くに宿泊するので、まだチェックイン時間ではありませんが、ホテルにスーツケースだけ預けに行きます。
こちらが宿泊先。出雲市駅から徒歩2分程度の場所にある出雲グリーンホテルモーリス。
- 10:30電鉄出雲駅から一畑電車に乗車
出雲市駅はJRの駅で、出雲大社方面へ行く電車はありません。
出雲大社へ行くために、一畑電車の電鉄出雲駅に徒歩移動します。
電鉄出雲市駅はJR出雲市駅と隣接していて、徒歩1分程度です。
電鉄出雲市駅から出雲大社駅へ行くには、途中の川跡駅で乗り換えになることが多いです。
川跡駅での乗り換えは、線路を横切ってホームを移動する、あまり首都圏では見慣れない乗り換え方法です。
ぽこ勝手にホームを横切るのは厳禁!駅員さんの指示に従ってね!
複数の電車で一気に乗り換えが行われることもあります。車内アナウンスをしっかり聞いて間違えないようにしましょう!
- 10:55出雲大社駅に到着
出雲大社前駅に到着。ここから30分弱かけて稲佐の浜まで歩きます。
- 11:20稲佐の浜に到着
稲佐の浜に到着!弁天島に参拝し、波打ち際の砂を拾いましょう。
稲佐の浜ですくった波打ち際の砂を、出雲大社の素鵞社に納めて、代わりに「お清めの砂」を頂くという参拝の風習があります。
- 12:00博物館内のカフェでランチ
稲佐の浜から出雲大社方面へ戻ります。
ランチは古代出雲歴史博物館内の「maru café(まるかふぇ)」で頂きました。博物館に入場しなくても、カフェだけの利用OKです。
博物館には硬貨が戻ってくるタイプの無料コインロッカーがあります。
身軽に出雲大社参拝したかったこともあり、コインロッカーによるついでのような感じで、博物館のカフェを利用しました。
- 13:00出雲大社参拝
出雲大社の参拝開始!
ゆっくりと参拝して、3時間滞在しました。
- 16:00出雲名物「ぜんざい」を頂く
参拝後は、出雲大社の目の前にある「ご縁横丁」にある茶屋「出雲ぜんざい餅」で、出雲名物の「ぜんさい」を頂きます。
ぽこ私は抹茶スイーツが好きなので抹茶ぜんざいをチョイス!
- 17:30ホテルにチェックイン
出雲市駅に戻り、荷物を預けておいた出雲グリーンホテルモーリスにチェックイン。
- 18:30「のどくろ日本海」で夕食
ホテルでおすすめされた、出雲市駅近くの「のどくろ日本海」で夕食。名物の「のどくろ丼」を頂きました。
- 20:00出雲グリーンホテルモーリスでリラックス
出雲グリーンモーリスホテルに戻り、リラックスして過ごします。
出雲グリーンモーリスホテルは夜食ラーメンやフリードリンクの提供など、サービス充実しまくりのホテルです。
ぽこくわしくはホテルのレビュー記事をどうぞ!
2日目 足立美術館+松江観光
- 出雲市駅のホテルをチェックアウト
- 足立美術館
- 安来駅から松江駅へ
- 松江の堀川めぐり遊覧船
- 松江城
- 宍道湖の夕日鑑賞
- 松江のホテル泊
- 7:30朝食
出雲グリーンホテルモーリスのビュッフェ式朝食を7:30から頂きます。
- 8:30出雲グリーンホテルモーリスをチェックアウト
出雲グリーンホテルモーリスを8:30すぎにチェックアウト。
- 8:35出雲市駅で安来行きの特急券を購入
出雲グリーンホテルモーリスはJR出雲市駅の目の前にあり、徒歩1~2分の距離。出雲市駅で安来行きの特急券を購入します。
ぽこ安来駅では足立美術館の送迎バスの乗り換え時間が少ないため、ペットボトル飲料水などを買いたい場合は、出雲市駅前のコンビニで購入しておくのがおすすめ!
- 8:55「特急まつかぜ」で安来駅へ
「特急まつかぜ」で安来駅へ。「特急まつかぜ」は見た目が普通の電車ですが特急電車です。特急券が必要になるので注意!
安来まで約45分の乗車。車窓から宍道湖が見えます。
- 9:40安来駅到着
安来駅到着。
安来駅のコインロッカーにスーツケースを預けます。
- 9:50無料シャトルバスで足立美術館へ
足立美術館の無料シャトルバスに乗って美術館へ向かいます。
シャトルバス乗り場は安来駅を出てすぐ目の前です。平日の午前中で満席でした!
途中、バスの車窓から大山が見えます。
- 10:10足立美術館到着 帰りのバスの整理券をゲット
足立美術館に20分ほどで到着!
足立美術館に到着したら、まず帰りの無料シャトルバスの整理券をゲットしておきましょう。早い者勝ちです。
- 10:15足立美術館鑑賞
美しい庭園で有名な足立美術館の鑑賞。カメラ女子率が非常に高い美術館でした。
- 12:00無料シャトルバスで安来駅へ戻る
無料シャトルバスで安来駅に戻ります。コインロッカーに預けたスーツケースを取りに行くのを忘れずに!
- 12:30「特急やくも」で松江駅へ
「特急やくも」で松江駅へ。所要時間15分(特急ではなくローカル線を使うと所要時間30分)。
- 13:15ランチは「蔵」で名物のしじみ丼を!
松江駅に着いたら、松江の観光エリアへ移動。
ぽこ松江駅から松江の観光エリアは徒歩で15分程度ですが、同行の母が疲れていたのでタクシー利用しました。
宿泊するホテル「だんだんの湯 御宿野乃松江」にスーツケースを預けます。
ランチはホテルから徒歩3分程度の場所にある「季節の風 蔵」へ。席数少ないので予約しておくと安心です。
宍道湖で取れる「しじみ」を使った「しじみ丼」を頂きます!
ぽこまろやかな味で貝が苦手な私でも食べやすかった!
- ラベル「ぐるっと松江堀川めぐり」に乗って松江城へ
「カラコロ広場乗船場」から、松江観光の名物「ぐるっと松江堀川めぐり」の遊覧船に乗ります。
ガイドさんの案内や、身をかがめて橋の下をくぐる体験が面白い!
松江城近くの「大手前乗船場」で下船します。
- 14:45松江城を観光
松江城に入場観光します。所要時間は1時間程度。
- 15:45遊覧船で「カラコロ広場乗船場」に戻る
遊覧船に乗り「カラコロ広場乗船場」まで戻ります。これで「堀川めぐり」をぐるっと1周しました。
- 16:30ケーキを買ってホテルへ!
ホテルにチェックインする前に、乗船場近くのPâtisserie Cuire (パティスリーキュイール)に立ち寄ってケーキを購入!
- 16:45ホテルにチェックイン
本日のお宿「
天然温泉 だんだんの湯 御宿 野乃松江(ドーミーイン・御宿野乃 ホテルズグループ)」にチェックイン。
買ってきたケーキを野乃のラウンジで頂きます。フリーのコーヒーサービスがあるので、コーヒーと一緒に!
ぽこ抹茶タルト、濃厚でおいしかった!
- 18:00宍道湖の夕景を楽しむ
ホテルから宍道湖へ歩き、「日本の夕日百選」に選ばれた宍道湖の夕日を楽しみます。
御宿野乃から宍道湖の夕日スポットのひとつ「宍道湖夕日スポット とるぱ」までは約2㎞、徒歩で30分弱。
「そこまで歩くのはキツイ」という場合は、「宍道湖大橋」までなら徒歩10分です。
ぽこ宍道湖の夕日は松江観光の目玉のひとつ。ホテルのフロントで日没時間を教えてくれます!
- 19:00「西洋軒」でディナー
ホテルに帰る途中で老舗の洋食屋「西洋軒」に立ち寄ってディナー!名物のカツライスを頂きます。
西洋軒は人気店なので、予約がベター。
- 20:00ホテル「だんだんの湯 御宿野乃松江」でリラックス
天然温泉 だんだんの湯 御宿 野乃松江(ドーミーイン・御宿野乃 ホテルズグループ)に戻りリラックスタイム!
ホテルの名前にある通り天然温泉があります。たくさん歩いた疲れを取りましょう!
ぽこだんだんの湯 御宿野乃松江のくわしいレビュー記事はこちらでどうぞ!
3日目 境港でゲゲゲ三昧
- 松江のホテルをチェックアウト
- 鬼太郎列車に乗って境港へ
- 境港の水木しげるロード
- 水木しげる記念館
- 米子鬼太郎空港から東京へ帰る
- 7:00朝食
御宿野乃松江でビュッフェ式の朝食を頂きます。
ぽこおいしいので、ゆっくり時間を取りましょうっ!
- 8:15ホテルをチェックアウトして松江駅へ
御宿野乃をチェックアウト。徒歩15分かけて松江駅に向かいます。
- 8:45松江駅から米子乗り換えで境港へ
松江駅から境港へ向かいます。米子乗り換えとなります。
米子と境港を結ぶ境線は本数がかなり少ないです。必ず時刻表をチェックしておきましょう!
そして米子からは…
鬼太郎列車に乗ります!ホームは0番ホームで妖しさ満載!
いたー!鬼太郎列車!「目玉おやじ列車」!
電車の中も目玉おやじだらけ!
ぽこ車内アナウンスも鬼太郎の声だし、停まる駅すべてに妖怪がいて、妖怪好きの私は落ち着いて乗車できない~!
- 10:15境港駅到着
境港駅到着~!もはや妖怪横丁状態…
境港駅でコインロッカーにスーツケースを預けます。
駅構内にもコインロッカーがありますが、隣接する観光案内所が入った建物の中に愉快なコインロッカーがたくさんあります。
「妖怪にロッカー番号を聞かれても決して教えないでください」ユーモアたっぷりに注意喚起!
- 10:30水木しげるロード往路
水木しげるロードの散策開始!
水木しげるロードは境港駅から水木しげる記念館まで続きます。
キジムナー 駅と記念館を往復する場合は、往路と復路で反対側を歩くとすべての妖怪像を網羅できます。
ぽこ今回は左側から歩きます!
往路左側には「河童の泉」「妖怪神社」があります。
河童の泉 妖怪神社 - 11:30「和泉」で海鮮丼ランチ!
途中、海鮮丼で有名な「和泉」に入店してランチ!
- 12:45水木しげる記念館
水木しげる記念館へ。
見ごたえがある記念館です。見学の所要時間は少なくとも1時間は見積もっておきましょう。
- 14:00「ゲゲゲの妖怪楽園」で休憩
記念館の裏手にあるゲゲゲの妖怪楽園で一休み。
妖怪グッズは記念館よりこちらの方が充実しているので、お土産さがしにもおすすめです。
- 14:30水木しげるロード復路
べとべとさん 往路で通らなかった方を歩いて、妖怪ブロンズ像を見学しながら境港駅に戻ります。
世界妖怪会議 復路では駅近くにある「世界妖怪会議」をお見逃しなく!
- 15:50鬼太郎列車で米子空港駅へ
境港駅でスーツケースを引き取り、米子空港駅へと向かいます。
ぽこ「ねこ娘列車」が来てくれました!
境港駅から米子空港駅までは30分弱。この路線、本当に本数が少ないので時刻表注意してくださいね!
- 16:20米子鬼太郎空港でも妖怪鑑賞
米子空港の別名は「米子鬼太郎空港」。空港内にたくさん妖怪がいるので、早めに到着して空港でも妖怪見学しましょう!
- 17:30羽田空港に帰路
妖怪たちに見送られながら羽田空港へと帰ります。
最後の最後まで楽しめた山陰旅行でした!
モデルコースに加えるなら「玉造温泉」「境港の夜景」
今回のモデルコースは、シニア世代の親と一緒に回ったため、ゆったりした日程です。
このコースにつけ加えるなら「玉造温泉」と「境港の水木しげるロードの夜景」。

玉造温泉は日本最古の温泉として有名。

水木しげるロードは日没から22時までライトアップされ、妖怪たちの影絵が浮かび上がります。
この2つを旅程に組み込むなら、帰りの飛行機は最終便を選びます。
そして以下のような旅程で、2泊3日で回ることが可能です。もちろん車なし!
- 1日目出雲+玉造温泉
- 夜行特急サンライズ出雲で出雲市駅到着
- 稲佐の浜
- 出雲大社
- 玉造温泉駅へ電車移動
- 玉造温泉のホテル泊
- 2日目足立美術館+松江
- 玉造温泉駅から安来駅へ
- 足立美術館
- 安来から松江へ
- 松江観光
- 松江のホテル泊
- 3日目境港
- 松江駅から米子駅へ
- 米子駅から鬼太郎電車で境港へ
- 水木しげるロード
- 水木しげる記念館
- 水木しげるロードの夜景観賞
- 米子鬼太郎空港から最終便で東京へ帰る
まとめ
以上、出雲~足立美術館~松江~境港を2泊3日車なしで回る、実際に私がたどったコースでした!シニア親と一緒だったこともあり、ゆったりした旅程です。
最後に紹介した「玉造温泉」「水木しげるロード夜景」を組み込んだ旅程でも、足腰に不安がない方なら2泊3日でじゅうぶんに回れますよ~!

私は今回見逃した水木しげるロードの夜景をいつか見に行きたいです〜!