明日出発予定だったヨーロッパ旅行をキャンセルすることになりました。
もちろん原因は、新型ウィルスが世界的に広まっていることを受けて…です。
行き先はギリシャをメインに→イタリア→オーストリアの予定でした。
イタリアは外務省から渡航注意が出たため、旅程変更してギリシャ→オーストリアで行くことも考えました。
でも日本も感染数多いですし、万が一でも日本から持っていくわけにはいかないかな…と。
1週間くらい相当悩みました!このことばかり考えていたためか、落とし物や忘れ物が多かった1週間でした。
でも、もう切り替えました!ギリシャには来年行きます!熟成期間ができたと思えばよろしい!
しかし、既に支払い済みの旅行代金は、全部は返ってきません。
ヨーロッパ旅行の直前キャンセルはどのくらいの出費となってしまったのか、記録しておこうと思います。
ANAの国際航空券は3万円で解約OKだった
日本からヨーロッパへの往復航空券が一番高い買い物で、15万円ほど支払い済みでした。
今回の国際線フライトで予約していたのはANAの航空券。
ANAの公式サイトでValue sというタイプの正規割引航空券を購入しました。
この航空券代は思っていたより払い戻し金額が大きく、3万円の解約手数料が引かれ、残りの12万は返ってくることになりました。
3万円だってもちろん痛いですが、思った以上の金額が返ってきてホッとしました。
今回の感染症のケースでは、国内航空券は行き先問わず無料キャンセルOKになったので、国際線も同じにならないかな~とギリギリまで待ったんですけどね。航空会社も今回の事態でダメージ受けてますから仕方ないですね。
今回の騒動でANAの電話窓口は混雑しているとのことだったので、ログインしてオンラインで解約しました。
ANA国際線のオンラインで解約は搭乗の24時間前までに、ログインしてマイページの「解約」ボタンから、2回クリックで簡単に行えます。
ホテル代は返金不可とキャンセル期限が終わったもの合わせて1万5千円
予約を済ませてあったホテル代については、ホテルによっていろいろでした。
これらの出費を合計すると、1万5千円程度となりました。
こう考えるとホテルの予約は難しいですね~。人気のあるホテルは早く押さえておきたいのですが、早く予約しすぎると、キャンセルできなくなるリスクがありますね…。
ギリシャ→イタリアのアリタリア航空の航空券が返金不可
ギリシャからイタリアへはアリタリア航空を使って移動する予定でした。
こちらの航空券は、ECONOMY CLASSICという、3段階ある運賃の真ん中の航空券を購入したのですが、変更は€65でOKでもキャンセルは不可でした。
航空券代は約1万円。…国際線のフライトとしてはそこまで高くなかったと、自分をなぐさめましょう!
オーストリア鉄道の寝台個室がミスで返金不可に…
悔やんでも悔やみきれないのがコレ!オーストリア鉄道(ÖBB)の個室寝台料金です。
実は予約した際にキャンセルOKの切符を購入したはずなのですが、チケット代わりになるPDFファイルを開けてしまうと、その時点でキャンセル不可になってしまう仕様だったらしい!
たぶんどこかに書いてあったんだろうけどさ…注意深く読まずに予約した時点ですぐPDFチケットを開けてしまったんだよ…。
キャンセルOKの高い切符だったうえに、個室を取ったので、この寝台料金が2万円…。
PDFファイルを開きさえしなければこの2万円は返ってきたハズなのに…。あああああ…。
いや、もう後悔はしまくったんだから忘れよう!オノレの軽率さを戒めるための高い授業料だと思おう!高すぎる授業料だけどね…。いや、もう忘れなさいッ!
皆さまはオーストリア鉄道(ÖBB)のキャンセルOKの切符を予約した場合は、乗車ギリギリまでPDFチケットを開かないように注意してください。
プリントアウトして持っていかなきゃならないから日本でやりたくなっちゃうけどさ、そんなものは現地でホテルに頼めばいいことだったんだよ!
どうぞ、私の失敗を繰り返しませぬよう…。
で、直前キャンセルの総額は?
直前キャンセルの総額はこうなりました。
3万円(日本からのフライト解約手数料)+1万5千円(返ってこないホテル代)+1万円(欧州での返金不可フライト)+2万円(ミスで返ってこないÖBB寝台)=7万5千円
な、ななまんごせんえんが私の前から消えていった…。
いや、高い金額ですね。こういう判断はお金の問題ではないのですが、それでもこの金額では迷ってしまいました。「3万円くらいで済めば良かったのになあ~」という感じなんですけどね。
今後海外旅行の予約はどうする?
これだけ痛い目に遭うと、
次から海外旅行の予約を早めに入れるのはやめようかな…?
と、思ってしまいます。
ですが、海外旅行は早めに予約を入れることで、航空券や鉄道切符・ホテル代を安くできることが多いんですよね。
私のような財政の乏しい旅好きにとっては、非常に迷う判断になります。
私の中で「3万円くらいのキャンセル代なら許容範囲」という感じだったので、これからは「日本からのフライトはこれまで通り早めに探し、他の予約は急ぎすぎないようにしようかな」と思っています。
でも、今回も2週間くらい前までは普通に行けると思っていたんだよな~…。そこからの日本&世界情勢の急展開でした。
しかし、このようなアクシデントが起こるのが現実世界ですし、今回のウィルス騒ぎで世界で一番つらい思いをしているのは私ではないでしょう。
このような世界的な危機は、みんなで少しずつ痛みを受け止めて、乗り切っていくしかないですね。