嵐山・嵯峨旅行では、よくガイドブックに載っているMOMICAFEで、予約限定の精進ごはんランチを食べようと考えていました。
当日嵯峨に向かいながら電話してみると、なんと「精進ごはんランチは今日はやっていません」とのお返事!
えーっ!土曜日なのに!?
中国人観光客がほとんど来日しない2020年の3月は、京都はどこもすいていましたが、客が少なすぎて飲食店がお休みだったり縮小営業したりしていました。
嵐山の嵐電駅周辺のお店は結構開いていたんですが、嵯峨はほとんどの飲食店が閉まっている…。
二尊院の近くに「あだし野」という古風な飲食店が開いているのをようやく見つけ、ランチに入店してみました。
あだし野のメニューは定食や雑炊がリーズナブル!
あだし野は二尊院のすぐ近くにあり、嵯峨観光する人がよく通る道にあります。
そのため「観光地価格かな?」と覚悟していましたが…
メニューを開けてみると、リーズナブルなお値段に嬉しい驚き!
そば、うどん、定食、雑炊などが1000円前後で食べられます。
嵯峨と言えば豆腐が有名で、湯豆腐定食にしようか迷いましたが、この日は3月とはいえちょっと暑かったので湯豆腐はパス。
とはいえ、冷やっこはちょっと寒そうだな…。
悩みましたが900円の京茶漬定食にしてみました。
京茶漬定食美味しかった!
こちらが京茶漬定食(900円)です!
お茶漬けを作るためのお茶は別に運ばれてきました。
手前に伏せてあるお茶碗にご飯をよそって、漬物とお茶をかけて頂きます。
歯ごたえのある漬物が美味しかったです!特に京野菜の水菜と思われる漬物が、あまり食べたことのない味で新鮮でした。
小鉢には天ぷらや和え物が入っていて、野菜を取れてヘルシーです。
観光地にあるわりには、お値段がリーズナブルで、味も期待していたよりずっと美味しかったです。
同行者は「うなわさ定食」をオーダーしましたが、ウナギも美味しかったそうです!
「あだし野」店内の雰囲気
あだし野の店内は古い日本家屋って感じで、古い町並みが素敵な嵯峨観光の途中に立ち寄るにはピッタリという感じです。
日本の有名観光地には、こういう素朴なお食事処が昔からありますよね。
外国人観光客には特に喜ばれそうな、昔ながらの気取らない和風インテリアです。
畳に上がって、掘りごたつで食事できる席もあります。
時期が時期だけに観光客がいなくて非常にすいていましたが、地元の家族が来て食事をしていました。
地元でも愛されるお食事処なんですね。
会計は2020年3月にはクレジットカード使えず
外国人観光客が多い嵯峨なので、会計にクレジットカードが使えるかと思っていましたが、2020年3月はクレジットカードでの支払いはできませんでした。
外国人観光客が多い京都なのですが、意外に支払いにクレジットカードが使えない観光地やお店が多かったです。
キャッシュレスが推奨されている時代ですが、京都旅行にはある程度の現金が必要ですね。
まとめ
嵯峨のお食事処「あだし野」のご紹介でした。
観光客が激減している季節、他のお店のほとんどが閉まっている中、少ないお客さんのためにお店を開けていてくれてとてもありがたかったです。
お店のスタッフさんも温かい接客でした。
近所のお客さんは子ども連れ家族でした。小さなお子様連れの方でも入店しやすい雰囲気のお店です!