【ウィーン】造形美術アカデミー絵画館所蔵の必見絵画8選!

造形美術アカデミー絵画館ファン・ダイク自画像 オーストリア旅行記
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ウィーンには魅力満載の美術館が数多くあり、その一つが、ヒエロニムス・ボス「最後の審判」を所蔵することで知られる造形美術アカデミー絵画館です。

造形美術アカデミー絵画館は、2019年現在で工事中のため閉鎖されていて、主要作品は演劇博物館(Theater Museun)に、一時的に展示されています。

予定では2020年いっぱいまで演劇博物館を間借りする形で展示を行うことになっています→演劇博物館公式サイト

そんなわけで、演劇博物館に足を運んできました!

造形美術アカデミー絵画館所蔵の作品で「これは必見!」と思った作品をご紹介します。

ルーカス・クラナッハ「聖ドロテア」

まずルーカス・クラナッハが聖ドロテアを描いた作品。

クラナッハが描く独特の表情を見せていますが、珍しくクラナッハ的な冷たさより、やさしさを感じます。

聖ドロテアは殉教の際に果物や花で包まれたというエピソードから、果物や花が入ったカゴと共に描かれることが多いそうです。

ヒエロニムス・ボス「最後の審判」

ボス「最後の審判」

造形美術アカデミー絵画館の最大の見どころが、ヒエロニムス・ボス「最後の審判」です。

ボス「最後の審判」

地獄で人々を罰するモンスターたちが、非常に細かく書き込まれていて、何分でも見続けていたくなる作品です。

ヒエロニムス・ボス「最後の審判」は、別ページでくわしく紹介しています→ウィーンでヒエロニムス・ボス「最後の審判」幻想世界に浸る! 

ボッティチェリ「聖母子と二天使」

イタリアのルネサンス画家ボッティチェリの作品もあります!

ボッティチェリ独特の優美な線画が美しいです。

絵が丸い形になっているのも、作品にやわらかさをもたらしていますね。

ルーベンス「三美神」

ルーベンスの作品。

可愛い女の子たちが素っ裸で何をやっているんだ…とつっこみたくなりますが、この女性たちはギリシャ神話の女神様。

三美神(カリス)と呼ばれて、3人セットで美を司る女神で、「輝き 」「喜び 」「花盛り」をそれぞれ担当しています(諸説あり)。

ボッティチェリの「春」の左側に描かれているように、よく3人でダンスしている場面が描かれますが、こうやって3人で花かごを持った姿なのは珍しいです。

ぽこ
ぽこ

花かごに象徴されている「美」を、3人でバランスよく支えている…みたいに感じますね。

ルーベンス「ボレアースのオーレイテュイア強奪」

こちらもルーベンス作品ですが、タダならぬ場面っぽいです。

どんな場面かというと「カワイイと思った王女オーレイテュイアを、北風の神ボレアースが力づくでさらっていく神」。

ぽこ
ぽこ

…。

ギリシャ神話ってこういう話多いですよね。たいてい、強引男は全能神ゼウスなんですが、このおっさんは北風ボレアースです。

ルーベンスの筆は、翼や膨らんだ頬、風に吹き飛ばされるプット(下に描かれている幼児たち)で、激しい北風を見事に表しています。

ファン・ダイク「14歳の自画像」

これはファン・ダイクの自画像なんですが、ちょっと童顔ですよね。

それもそのはず、何とこの自画像、14歳くらいに描いたものなんだそうです!

ぽこ
ぽこ

絵がうますぎる中学生…。

目が合いそうで合わない微妙な目線がミステリアスで、何となく目が離せなくてじっくり観賞した作品です。

マルティン・ファン・マイテンス「マリア・テレジアの肖像」

この絵は、世界史の資料集などで見たことがある方もいるのではないでしょうか。

ハプスブルクの女帝マリア・テレジアの、一番よく知られている肖像画です。

マルティン・ファン・マイテンスはハプスブルク家おかかえの宮廷画家だったそうですが、こんなに威厳たっぷりの女帝を描けるなら、たしかに重宝されますね。

レンブラント「若い婦人の肖像」

こちらはレンブラントの作品です。

私にとってレンブラント作品は、魅力がわかるようなわからないような微妙なところです。

ただ、不思議と長い時間かけて見つめてしまうあたり、レンブラント作品には理屈では説明できない何かがあるよなあ…と思ってしまいます。

まとめ

演劇博物館で観賞した、本来なら造形美術アカデミー絵画館に展示されている作品の中から、心に残ったものを紹介してみました。

2021年以降にリニューアルオープンする予定の造形美術アカデミー絵画館ですが、ヒエロニムス・ボス「最後の審判」以外にも、秀作ぞろいですので、ぜひ足を運んでみてください!

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