海外旅行では、タクシーを利用する場面が出てきます。
訪問国にもよりますが、海外旅行のトラブルとしてよく聞くのが、タクシーを使った際のぼったくり請求です。
海外でタクシートラブルに遭わないためにも、タクシーに乗る前に、事前に値段交渉するための英語表現を覚えておきましょう!
タクシーで「~までいくらですか」と聞くには?
値段を問う英語表現は、How much is it?が代表的な表現です。
しかしこの表現は、決まっている値段を聞く感じが出てしまうので、最終的にはメーターで決まるタクシー運賃を尋ねるには、ちょっとそぐわない表現です。
タクシーの運賃を尋ねる場合は、「is」の部分を「woluld be」(仮定法の帰結節の形)にすると、「もし~までタクシーを使うと、だいたいいくらくらいになりますか?」というニュアンスが出ます。
降車時にぼったくり運賃を請求されたら英語で何と言う?
乗車前に料金を確認しておけば、たいていの場合はタクシーのぼったくりは防げます。
ですが降車時に、約束と違う料金を請求されることがあります。
その時に、運転手の言いなりになって、ぼったくり価格を支払ってしまうと、自分が不当な出費をしてしまうだけでなく、運転手が
これだから日本人はふっかけやすいぜ…!
と味を占めて、今後、同じ町に観光に行く日本人観光客にも迷惑がかかってしまいます。
ここはがんばって、交渉しましょう。
まずは、料金が高すぎることを伝えましょう。
それは高すぎると思います。
この場面では、自分の意見の正当性を論理的に伝えられるとよいです。
そこで、Because(なぜなら)…と続けて、最初に値段交渉している場合は、you said~,didn’t you?(あなたは~と言いましたよね)と言えますね。
メーターの料金と違う場合は、メーターを指さしてit’s diffarent from the meter.(メーターと違います)と言いましょう。
料金表がタクシーに掲示されていたり、相場ガイドブックに載っている時は、指さしながらit’s not collect fare.(正しい料金ではない)と言うのも有効ですね。
タクシー料金でトラブルになりそうな場合は?
上にも書いた通り、海外でのクレームは、高圧的ではなく、あくまで論理的に冷静に伝えることが必要です。
それでも、相手の方が強気で、一歩も引かないこともあるかもしれません。
そんな場合でも、とにかく丁寧な態度で伝えましょう。
わかりました。警察を呼びます。
相手に「ぼったくり!(it’s a rip-off)」と伝えることが有効なこともあるようですが、その場合は、相手や時間帯、雰囲気を見ながらにしましょう。
また、交渉がもめる場合、タクシーのドアが閉まっていると危険です。そのまま、ワルイ仲間がいる場所に連れ去られてしまうかも…。
タクシーの料金でもめそうな場合は、まずは逆らわないふりをしてタクシーが止まるのを待ち、止まったらドアを開けて、その状態を作ってからクレームを言うようにしましょう。
(ハウマッチ ウドゥイット ビー?)
~まで、だいたいいくらくらいですか?