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元興寺の見どころとアクセス!日本最古の瓦で知られるカワイイお寺

奈良旅行記
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奈良旅行最終日は、めっちゃ歩き回りました!

ぽこ
ぽこ

東大寺→春日大社→新薬師寺→元興寺→興福寺国宝館って…鹿に時間を取られながら、自分でもよく回れたなと思いマス…。

新薬師寺の後は、興福寺国宝館に行って奈良旅行〆のつもりだったのですが、同行者が「新幹線の時間遅らせて、元興寺がんごうじに立ち寄りたい」とのこと。

16~17時台の新幹線に乗るつもりではあったけど、予約してあるチケットは同じ日付であればどの便にでも乗れるチケットだったんですよね。

奈良オタの私は元興寺に行ったことあるのですが、素敵なお寺だったのでまた行きたい!…というわけで、「元興寺立ち寄り案」に秒で同意して元興寺再訪っ!

このページにはこんなことが書いてある!
  • 元興寺は世界遺産+国宝だよ!
  • 元興寺は奈良駅から15~20分のアクセス
  • 元興寺見学の所要時間は30~50分が目安
  • 元興寺の一番の見どころは「日本最古の瓦」
  • 国宝の極楽堂と禅室を紹介!

元興寺は世界遺産にして国宝!

元興寺は東大寺や法隆寺ほど有名なお寺ではありませんが、東大寺、興福寺などと一緒に世界遺産「古都奈良の文化財」に登録されています

世界遺産に登録された理由は?
  1. 中国・朝鮮との文化交流を伝えている
  2. 古代日本の文化を伝える貴重な証拠
  3. 奈良時代の様子を伝えている
  4. 日本人の信仰と密接な関係がある

元興寺は前身の法興寺までさかのぼると創建が6世紀と非常に古いです。古い時代のことを知る貴重な手がかりなんですね。

また、極楽堂(本堂)と禅室は国宝指定されていて、五重小塔という知られざる国宝もあります。

ぽこ
ぽこ

元興寺は歴史的・文化的に非常に重要なお寺ということですね。

元興寺のアクセスと見学の所要時間

元興寺は観光客に人気がある「ならまち」の真ん中にあります。

ていうか「ならまち」自体がもともとは元興寺の境内だった場所に発展した町だそうです。

今はかわいらしい規模でまとまっている元興寺ですが、昔はとんでもなく広大だったんですね。

ならまちは奈良公園の南側に広がっているエリアで、近鉄奈良駅、JR奈良駅どちらからも徒歩圏内です。

元興寺までは近鉄奈良駅から徒歩15分JR奈良駅から徒歩20分。どちらから行ってもずっと平坦な道です。

元興寺見学に必要な所要時間は30~50分が目安です。

元興寺の一番の見どころは最古の瓦

元興寺はいろいろ見どころがあるのですが、一番の見どころはやはり「日本最古の瓦」でしょう。

「日本最古の瓦」は、東門から入場して正面にある極楽堂(本堂)と、その後ろにある建物・禅室の屋根にあります。

二つの建物全体の瓦が日本最古なのではなく、極楽堂と禅室が隣り合っている部分の瓦が日本最古です。

「日本最古」ってどのくらい古いの?

…というと、なんと6世紀、飛鳥時代にさかのぼります!

「飛鳥エリアではなく奈良エリアにある元興寺になぜ最古の瓦があるの?」というと、元興寺の歴史に秘密があります。

元興寺はもとは法興寺ほうこうじというお寺で、6世紀末に蘇我馬子によって飛鳥に建てられました。

この法興寺が平常遷都の際に飛鳥から奈良エリアにお引っ越しして、名前が元興寺と変わったのです。

飛鳥から奈良への引っ越しの際に、瓦も一緒に運び出されて屋根の上につけられて現在に至る…というわけです。

元興寺日本最古の瓦

こちらが日本最古の瓦。日本最古の瓦が使われている場所は茶系のモザイクっぽくなっていて、グレー一色の場所とは見た目ですぐ違いがわかります。

元興寺の前身である法興寺は日本最初の寺院でもあります。

ぽこ
ぽこ

1500年以上前に日本に初めてできたお寺の瓦が、今でも現役だなんてスゴイなあ…。

ちなみに元興寺の前身・法興寺は別名飛鳥寺あすかでらで、法興寺がお引っ越しした後も飛鳥寺として存続しています。

現在の飛鳥寺には最古の瓦は残っていませんが、日本最古の仏像があります。

元興寺の国宝・極楽堂(本堂)と禅室

「日本最古の瓦」が屋根に使われている極楽堂(本堂)禅室は、国宝の建物です。

本堂がいろいろな名前で呼ばれる理由は?

元興寺本堂

門をくぐって、すぐ正面に見えるのが本堂である極楽堂。

唐招提寺や新薬師寺の同時代の建物に似て、平たい作りです。

元興寺本堂

本堂は靴を脱いで中に入ることができます。

本堂の本尊は板絵の「智光曼荼羅ちこうまんだら」です。仏像が本尊ではなく珍しいなと思いました。

元興寺の極楽堂は「本堂(=メインの建物)としては質素だな…」と思いませんか?

この建物が「極楽堂」「曼荼羅堂」「本堂」などと複数の名前で呼ばれるのは、元興寺がたどった歴史を反映しています。

元興寺「極楽堂」の歴史

奈良時代の終わりごろ、元興寺の僧侶で浄土教の研究家だった智光が「智光曼荼羅(板絵)」を遺し、智光の住んでいた僧坊の一部が「智光曼荼羅」を本尊として祀る極楽坊と呼ばれるようになりました。平安時代に元興寺は衰退しますが、平安末期の浄土思想の流行で「智光曼荼羅」が脚光を浴びるようになり、極楽坊は極楽堂曼荼羅堂と呼ばれるようになります。現在ではこの極楽堂が元興寺のメインとなり、本堂とも呼ばれるようになりました。

つまり、元興寺の創建時に本堂だった建物は失われてしまっているんですね(細かくは『本堂』ではなく『金堂』だったようですが)。

シンプルでやさしい雰囲気の禅室

元興寺にあるもう一つの国宝建築物は、極楽堂のすぐ後ろにある禅室です。

禅室は質素な雰囲気の、細長い建物です(禅室の中には入れません)。

お寺という感じがしない建築物ですが、もともと僧房(=僧侶たちの住居)だったためでしょう。

とてもシンプルですが、やさしい雰囲気を感じます。

元興寺は心が和む感じがあるお寺で、東大寺や興福寺とは境内の雰囲気がだいぶ違います。

権力者と関係が深く、大きくて華やかな建物が多い東大寺・興福寺に対し、元興寺は僧侶の生活エリアであったシンプルな建物しか残っていなくて、親しみやすいです。

元興寺はセンスが良くてカワイイお寺!

元興寺は、現在の住職さんやスタッフのセンスが素晴らしいのか、奈良で訪問したお寺の中で随一に「カワイイ」お寺でした。

元興寺

カメラ好きでもない私でも、つい写真を撮りたくなってしまうかわいらしさ!

スリランカとの友好で開眼供養されたという、「佛足石」の前に置かれたお花のセンスの良さ!

こちらは「無事かえる」「福かえる」などの縁起物として祀られている「かえる石」です。「かえる石」の前にもかわいらしく花が飾ってありました

私が奈良旅行したのは3月中旬で、桜はどこもまだ開花していませんでしたが、元興寺の本堂右脇の桜だけ満開でした!

鬼退治説話の鬼さんが境内に!?

元興寺の境内には、あちらこちらに小さな鬼さんオブジェがあり、これもまたかわいらしいんです。

ぽこ
ぽこ

なぜお寺に鬼さん?

…と思いましたが、おそらく元興寺には、怪力僧・道明法師が鐘楼に出た鬼を退治したという伝説が残っているからでしょうね。

鬼退治の現場となった鐘楼は残っていませんが、鐘だけは1.5㎞ほど東にある新薬師寺に移されて現存しています。

元興寺薬師如来像は残念ながら博物館

元興寺といえば「元興寺薬師如来像」もよく知られています。仏像好きの方はご存知かもしれませんね。

この薬師如来像は、残念ながら元興寺で拝観することはできず、奈良国立博物館に寄託されています。

ぽこ
ぽこ

「翻波式」と呼ばれる流れるような衣服の作りや、おだやかな表情がステキな仏像です。いつか実物を拝みたい!

まとめ

元興寺を初めて参拝したときも「素朴で素敵なお寺」という印象が残りましたが、再訪した今回も、とても可愛らしいお寺で心が和みました。

東大寺や法隆寺のような心が圧倒されるような大型寺院が多い奈良ですが、元興寺のような小さくて魅力的なお寺もたくさんあります。

元興寺をとりまく「ならまち」も風情ある町ですが、元興寺は「ならまち」にピッタリのお寺だと感じます。

奈良旅行に行ったら、ならまち散歩のついでにぜひ元興寺に立ち寄ってみてください!

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