PR

オーストリア鉄道(ÖBB)運休した切符の払い戻し成功談!

レイルジェット オーストリア旅行記
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

今回のチェコ・オーストリア鉄道は、ひどく電車に振り回されることとなりました。

チェコではこんな試練を味わいましたよ…。

チェコ鉄道で予約していた電車が突然運休になった話!
チェスケー・ブディェヨヴィツェを鉄道で発とうとしたら、予約していた電車が発車直前に運休になるというトラブルが発生!現地では泣きたくなるくらい不安になりましたが、乗り切りました。対応方法を書いておきます。
チェコ鉄道の遅延1時間!バスと電車4回乗り継ぎに!
チェスケー・ブディェヨヴィツェからリンツに行く電車は、20分遅れた上に、途中が電車→バス→バス→電車の4回乗り継ぎとなって、1時間半遅れた!…という修行のような旅行記です。

チェコからオーストリアに移動し、オーストリア鉄道(ÖBB)はチェコ鉄道(CD)より全体的に見た目もキレイだし、「頼りになるだろう」…と、最初は思っていました。

しかし、イタリアとの国境近くのインスブルックから、北イタリアに行った際、予約していたオーストリア鉄道(ÖBB)の電車が、当日に突如運休になるという事態に!!!

イタリアでの出来事だったので、その場で予約切符の払い戻し手続きができず、オーストリアに戻ってから、ウィーン中央駅で手続きを行いました。

時間はかかりましたが、手元に全額払い戻しされたので、その手順といきさつを書いておきます!

まずはメールを送ってみたけど軽くスルーされた件

インスブルック駅

オーストリア鉄道で予約した切符が運休になってしまった場合は、そのままその切符で、次の時間の同じ条件の電車か、バス便の振り替え輸送を利用できます。

ですが、私の場合は同じ区間を走るÖBBの電車が後の時間帯になかったため、イタリアの鉄道会社の切符を別途購入しました。

ぽこ
ぽこ

さすがにこんな条件なら、予約購入した切符の払い戻しはできるだろう。ていうか、できなきゃオカシイ!

イタリアでは駅の案内所の女性が、ÖBBのスタッフでもないのに大変親身になってくれて、「とりあえずÖBBに今回の件をメールしておくことをおすすめします」とアドバイスしてくれました。

そこで「予約した電車が運休したので払い戻し方法を教えてくれ」と、ÖBBの公式サイトにあった問い合わせ先に、脳みそを振りしぼって英文メールを書いて送ってみました。

結果は…2日間経っても、華麗にスルー。

ぽこ
ぽこ

いいよいいよ!どうせイタリアからオーストリアに戻るんだから、直接ÖBBの窓口に乗り込んでやるぜ!

何か急に、頭の中に中島みゆきの「闘う君の唄を~」というフレーズが流れてきて、泣き寝入りしないぞ!という気持ちが沸いてきた私!

「勝つか負けるか(=払い戻ししてもらえるか)それはわからない」けど、とにかくできることはやってみるぞ!

ウィーン中央駅のÖBBラウンジで事情を説明

さて、電車の運休があった日から3日後、ウィーンに戻ってきた私は、ウィーン中央駅のÖBBラウンジへと行きました。

このÖBBラウンジ内にあるカウンターで、ÖBBに関する諸手続きを行うことができます。

ÖBBラウンジは一等座席以上の電車を使った前後に利用できます。二等車両を利用した場合は、ラウンジでなくインフォメーションで手続きができます。

私の英語はプアなので、ÖBBに送信した(けど返事がもらえてない)メールを見せながら、

  • 3日前にÖBBの電車の運休に遭遇した
  • その電車の切符を予約購入してあった
  • 代替として乗車できるÖBBの交通機関がなかったため、イタリア鉄道の切符を新しく購入した

…と、説明しました。

カウンターの男性スタッフはのんびりとやさしい雰囲気で、日本のように平謝りってことはないですが、「オーケー!」と、慣れた感じで手続きに入りました。

ぽこ
ぽこ

おっ!これはスムーズに手続きができそうだぞ…?

書類の記入は面倒だけど5~10分で終わる!

ウィーンのÖBBラウンジ

で、このカウンターで、返金手続きの書類を記入することになりました。

全て英語で記入しますが、よくわからないところはスタッフさんが教えてくれたので、難しくはありませんでした。

住所や電話番号の記入もあり、英語での記入は戸惑いますが、今後のやりとりはメールで行われるので、ぶっちゃけメールアドレスを間違えなければ大丈夫です。

鉄道会社の都合で運休した切符を払い戻すのに、なんでこんな面倒な書類を書かせるんだろう…と思いましたが、記入自体は10分あれば書き終わりますので、ここで面倒と投げ出すなかれ!

ぽこ
ぽこ

闘う君の唄を~!

クレカ番号は原則切符を購入した時のものを記入する

クレジットカード

さて払い戻しですが、残念ながらその場で現金では戻ってきません

ÖBBの切符を購入したときに使用したクレジットカードを通じて、後日(スタッフさんが言うには3週間以上後)返金されるとのことです。

で、書類に、そのクレジットカードの番号を記入しなければならないのですが、私は切符購入に使ったクレジットカードを旅行に持ってこなかったため、番号がわかりませんでした。

するとスタッフさんのお答えは、

大丈夫、大丈夫~。他のクレジットカードの番号でもいいよ~。

と、のんきなお答え。

ぽこ
ぽこ

…だ・大丈夫だろうな?信用していいんだな?

いずれにせよ、他に方法もないので、他のクレジットカードの番号を書きました。

結果としては、大丈夫でした!もともと購入に利用したクレカの方に返金されました。

ただし、できれば切符購入につかったクレジットカードは、オーストリア旅行に携帯した方がよいと思いました。

払い戻しのために必要だったもの

ÖBBの切符払い戻しのために必要だったものをまとめておきます。

  1. 返金手続きのために記入する書類
  2. ÖBB予約のバウチャー
  3. 新しく購入した電車切符

1の書類は、上で説明している書類で、ÖBBのカウンターでもらえます。

2はÖBBの電車を予約した際に、メールで送られてくるバウチャーです。

このバウチャーはプリントアウトしなくても、スマホやタブレットで表示できれば電車に乗れるますが、私は念のため紙に印刷してありました。

ぽこ
ぽこ

こういう手続きの際には、紙のバウチャーがあった方が手続きがしやすいと感じました。

3は、私の場合はイタリアの鉄道会社Trenitaliaで購入した切符です。

新しく切符を買いなおした場合は、捨てずに取っておく必要がありますね。

2も3も、返金手続きの際に手渡すと、コピーを取って、手元に返されました。

戻ってくる金額は、新しく買いなおした切符の値段ではなく、もともと購入してあった予約切符の値段です。

2週間後にÖBBからメール!1か月半後に無事に返金!

レイルジェット

さて。オーストリアで私はずいぶん頑張りましたね。

この手続きに使った時間は、ÖBBカウンターでの手続きは10分程度でした。

でも、その前にÖBBに送った英文メール(スルーされたやつ)を作成するのに30分くらいかかったという…(笑)。

海外旅行中の貴重な時間を割いて頑張った払い戻し手続きですが、きちんと手元に払い戻し金額が届くかどうか、成功率は7~8割程度だろうなと考えていました。

ウィーンのÖBBラウンジで手続きをしたのは3月19日。

日本に帰国し、日々を過ごしていた4月5日。

手続きをしてから2週間ちょっと経ちましたが、払い戻し手続きに記入したメールアドレスに、ÖBBからメールが届きました!

OBBから来たメール

…ええと、ぶっちゃけ「アンタの要求を飲むぜ。次のクレジット支払いの時に満額返金してやるから待ってろよ」というメールですね!

そして、5月7日、ついに銀行口座に、クレジットカード会社から返金金額が振り込まれました!

こうして、私のまことに地味な戦いは、私の勝利でハッピーエンドを迎えたわけでした。ちゃんちゃん。

ÖBBの切符払い戻し手順に必要な情報をまとめておく!

以上のように、ÖBBで予約した電車が運休になった場合は、頑張って手続きすれば、切符代として支払った金額は手元に払い戻しされます。

海外旅行中の貴重な時間が、電車の運休のせいで奪われるのは痛いですが、支払った金額まで失ってしまわないように、面倒ですが手続きして払い戻してもらいましょう。

最後にÖBBの運休した電車の払い戻しについて、必要な情報を箇条書きでまとめておきます。

  • 切符の払い戻しはÖBBのインフォメーションかÖBBラウンジで手続きする
  • 10分程度で記入できる書類を書いて提出する
  • 書類には支払いに利用したクレカ番号を記入する欄がある
  • 返金は支払いに利用したクレカを通じて行われる
  • 手続きをして2~3週間くらいで、ÖBBから払い戻し書類を受領したというメールが届く
  • 手続きして1~2ヶ月くらいで返金手続きが行われる
タイトルとURLをコピーしました