草津で最も入りたかった温泉のひとつが「西の河原露天風呂」。
草津で宿泊するホテルには露天風呂がないので、この西の河原露天風呂で露天を楽しむことにしました!
このページでは、西の河原露天風呂に実際に足を運んで、現地で確認した細かい情報をまとめます。
西の河原露天風呂はどんな温泉?
「西の河原露天風呂」は、日本でも有数の大きさを誇る露天風呂です。
しかも湯舟がめちゃめちゃ大きいのに源泉かけ流しと、さすが自然湧出量日本一を誇る草津の温泉!
温泉内は撮影禁止なので、これはパンプレット画像です。池か何かに見えますが、この広さで温泉なんです!
草津の良質な温泉と、森林浴、夜は星空観賞までできちゃうゼイタク空間!
湯畑からのアクセスは?
西の河原露天風呂は、草津温泉街の西側に位置する「西の河原公園」の奥にあります。
湯畑から西の河原公園までは徒歩10分。
西の河原公園入口から露天風呂までは5分かからないくらいなので、湯畑から西の河原露天風呂までは徒歩15分弱といったところです。
観光地草津は案内板がたくさんあり、道に迷う心配もないです。
温泉があちこちに流れていて湯けむりが立ち上っている、西の河原公園の遊歩道のゆるやかな坂を上り、奥の方へ行くと、西の河原露天風呂が見えてきます。
使っている源泉と「熱さ」について
西の河原露天風呂に使われている源泉は、万代源泉です。
名称から間違えそうになりますが、西の河原源泉ではありません。
万代源泉の特徴は、酸性が強くて、入浴するとピリッとした感じがあること。
また、温度が高いことで知られる草津温泉の中でも高温な源泉です。
ですが西の河原露天風呂は広いため、湯出口からの距離によって、湯の温度がかなり違います。
私が入浴した女湯では、湯出口は脱衣所から遠い場所にあります。
そのため脱衣所から近いエリアは湯の温度が低いです。
脱衣所から遠ざかって湯出口の近くに行けば行くほど高温になります。
熱い湯に身体が慣れれば入りやすくなるので、最初は脱衣所から近いエリアに入り、少しずつ奥に移動していく入り方がおすすめです。
「西の河原露天風呂」コインロッカー情報
西の河原露天風呂には、コインロッカーが二種類あります。
ひとつは受付を通ってすぐ左手にある、貴重品入れの小型ロッカー。
この小型ロッカーは利用時に100円が必要ですが、荷物を取り出すときに100円が戻ってくる…実質無料の返却式です。
カギは手首にはめて入浴できる仕様になっています。
小型ロッカーには財布、スマホ、サコッシュ程度のショルダーバッグなどが入ります。
私のミニショルダーは23㎝×12㎝×3㎝程度ですが、余裕で入りました。
もうひとつのコインロッカーは、脱衣所内にある中型ロッカーです。こちらは有料100円です。
小型ロッカーに入らないものをコインロッカーにしまいたい場合は、脱衣所内の有料中型ロッカーを利用しましょう。
冬の「西の河原露天風呂」は寒い?
草津は標高が高く、見逃しがちなんですが東京よりも10℃程気温が低く、冬は普通に氷点下の世界です。
そのため、「冬の西の河原露天風呂は寒い」という口コミが結構あります。
私が入浴したのは1月。外の気温は余裕で氷点下。
西の河原露天風呂周辺は、見事なまでの雪景色!見ているだけで寒そう…。
西の河原露天風呂のお風呂内は、熱々の万代源泉が注がれているため、寒さは感じません。寒くなったらお湯に肩まで浸かればよいだけですしね。
ですが脱衣所は震えるレベルで寒かったです。
それから、脱衣所から露天風呂まで数メートル外を歩く数秒間もめっちゃ寒いです。
そのため湯冷めで風邪をひかないように対策するのがおすすめです。
脱衣所内にドライヤーはないので、なるべく髪の毛を濡らさないように入浴した方がよいです。
また、着替えも手早くできるような恰好で行くことをおすすめします。
もっと怖いのはヒートショックですね。
入浴時はしっかりかけ湯してから入り、上がる時も少しずつ湯温の低い脱衣所近くのエリアへと移動しながら、ゆっくりと上がるようにしました。
心臓や血管系に不安がある場合は、正直、真冬の西の河原露天風呂はおすすめしません。内湯のある施設でまったりする方が安心です。
「西の河原露天風呂」細かい情報や注意点
西の河原露天風呂の細かい情報や注意点をまとめておきます。
洗い場がない
西の河原露天風呂は、シャワーなどの洗い場がありません。
温泉に浸かるだけのシンプルな構造です。
露天風呂(女湯)の中に時計がある
西の河原露天風呂で地味に助かったのが、露天風呂内に時計があったことです。
露天風呂から脱衣所方向を見ると見つかります。
宿泊したホテルの夕食時間が決まっていたので、時間を見ながら入浴できて便利でした。
女湯の中にあるベンチが便利!
西の河原露天風呂は長居したくなります。
その長居に便利なのが、湯の中にあるベンチ。腰かけながらゆっくり湯に浸かることができます。
私が見つけられたベンチは、脱衣所から見て右手前と左奥にありました(女湯の情報です)。
無料の水飲み場がある
水分補給のための無料の水飲み場が、脱衣所に上がる前の身体を拭くエリアにあります。
身体を拭かなくても入れるエリアなので、入浴中に水分補給するのに便利です。
とはいえ西の河原露天風呂はかなり広いため、奥の方のお湯に浸かっていたら脱衣所まで戻るのは面倒かもしれません。
ペットボトルを露天風呂内に持ち込み、近くに置いている人もいました。
石に足をぶつけないように気をつけて!
露天風呂内は石がゴツゴツしていて、ワイルドな作りになっています。
私は露天風呂内を移動している時に、中央あたりに置いてある石の、湯舟の中にある部分に膝をぶつけてしまいました。
お風呂中で衣類のクッションがないため、大きな衝撃ではなかったのに流血する傷になりました。
お風呂内の石に足をぶつけてケガしないように気をつけてください。
金曜夜は混浴で女性が大きな男湯に入れる!
西の河原露天風呂は、女湯より男湯の方が面積が大きいです。
男性は、さらに大きな露天に入れていいなあ…。
と思ってしまいますが、女性でも男湯に入れるチャンスがあります。
毎週金曜日の夜(17:30~)は、男湯が混浴となり、女性も入れるのです。
混浴では男性も女性も着衣しての入浴になるので安心です。
男性は湯あみ着を無料で借りられるようですが、女性用の湯あみ着は有料レンタルになります。自分で水着を持参して入浴するのもOKです。
クレジット支払いは不可
西の河原露天風呂では、クレジットカードでの会計ができませんでした。
現金かpaypay払いになります。
まとめ
草津の「西の河原露天風呂」に入ってきて、現地で確認した情報をまとめました。
「西の河原露天風呂」は公式サイトがしっかりしていて、細かい質問はQ&A形式で簡潔にまとめられていて便利です→西の河原露天風呂
こんなに大きくて開放感のある露天風呂があるのは、温泉の湧出量が多い草津ならでは、ですね!
露天の大きさだけでなく、湯質も素晴らしく、入浴後は体がつるつるになりました。