飛騨高山観光の目玉といえば、古い町並!
「古い町並」ってかなりストレートな名称ですが、名前の通り時代劇のような古い和風の建物が立ち並ぶエリアです。
飛騨高山旅行で、じっくり時間をかけて歩いてきました。
高山の「古い町並」散策に必要な所要時間や、観光のポイントをまとめてみました。
高山古い町並みは3つのエリアに分かれている
高山の古い町並みは、高山駅から10分くらい歩き、橋を渡って宮川を超えた場所にあります。
ホテルで頂いた観光地図の画像です(左の方が北になります)。
宮川に平行する形で3本伸びている通りが古い建物が立ち並んでいて、古い町並と呼ばれています。
宮川沿いの通りは「古い町並み」に含まれず、川沿いから一本入った道からです。
高山の古い町並みは、大きく3つのエリアに分けることができます。
ガイド本で見る風景は上三之町に集中
高山の古い町並みで最も人気があり観光客でにぎわっているのが、南側の上一之町~上三之町のエリアです。
その中でも、宮川に一番近い上三之町の風景は特にレトロで、人気のメインストリートとなっています。
上三之町では、観光用の人力車が通る風景もよく目にします。
人気のテイクアウトグルメ店に行列ができていたり…
高山の酒屋さんの象徴である杉玉などが見られるのが、上三之町です。
飛騨高山の景色の代表として、ガイド本などによく載っているのはこの上三之町の風景です。
上三之町は高山陣屋からも近く、宮川にかかる赤い中橋を渡れば、すぐ高山陣屋です。
こちらが中橋。
宮川の水がめっちゃキレイ!
落ち着いた雰囲気の下一~下三之町
下一之町、下二之町、下三之町は、安川通りという車が通る大通りから江名子川まで3本の通りが並ぶエリアです。
下一之町~下三之町は、上一之町~上三之町のエリアとくらべると、観光色が薄く人々の生活感がある落ち着いたエリアです。
3つの通りのなかでは下二之町が一番雰囲気がよかったです。
江名子川にかかる小さな橋は、雰囲気がよくフォトジェニックです。
下一之町~下三之町のエリアからは、宮川朝市が近いです。
豪商の邸宅が多い大新町
高山古い町並みの一番北側エリアには、豪商の邸宅が立ち並ぶ大新町があります。
吉島家住宅。
日下部民藝館。
宮地家住宅。
ゴージャスな町家建築が立ち並ぶ風景は、まるで時代劇の世界のようです。
高山古い町並み散策に必要な所要時間は?
私は高山の古い町並みエリア、すべての通りを歩き尽くしました。
古い町並みは端から端まで1㎞程度で、サッと通り過ぎるだけなら20分くらいで歩けます。
ですが素敵な風景に足を止めたり、カフェで休憩したりしながら、1~2時間くらいの所要時間でゆったりと楽しむのがおすすめです。
古い町並みには、テイクアウトできるグルメや、古い建物を利用した雰囲気のよい素敵カフェがたくさんあります。
さらに高山陣屋や吉島家邸宅、日下部民藝館などに入場観光するなら、それぞれ30分程度の時間を加算しましょう。