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【平和公園~宮島】世界遺産航路の乗船記!船酔いに弱くても大丈夫?

広島・宮島旅行記
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広島旅行で、平和記念公園から宮島への移動に世界遺産航路を利用しました。

「世界遺産航路」とは

「世界遺産航路」は、平和記念公園の横を流れる川から瀬戸内海に出て、宮島へ向かう高速船です。2つの世界遺産をダイレクトに結ぶことから「世界遺産航路」と呼ばれます。

私は非常に大型船でない船が苦手でして…乗船前は「船酔いしたらどうしよう…」という不安が大きかったです。

実際に世界遺産航路を利用してみると、それほど船酔いの心配はしなくてよい船旅かなと感じました。

このページでは平和公園→宮島ルートの、乗船方法や船内の様子、船の揺れ具合などを詳しくレポします!

世界遺産航路の乗船方法

世界遺産航路は、平和公園の東側を流れる元安川にかかる元保橋もとやすばしのすぐ下から出航します。

世界遺産航路

チケット売場は建物の中にあります。クレジットカード決済OKでした。

便数は1時間に2便程度。購入可能かどうかは電光掲示板に表示されます。

出航する20分前くらいから、切符を持っている人が乗船のために並びはじめます。

まだ切符を買ってない場合は、行列の脇を抜けて建物内に入り先に切符を購入します。スタッフさんの案内があるので、それほど心配する必要はありません。

世界遺産航路

こちらの船で宮島へ向かいます。川を航行する際は橋の下をくぐるため、平べったい形です。

乗船する際は階段を下ります。長い階段ではないですが、大きなスーツケースがある場合はちょっと持ち上げる必要があります。

世界遺産航路船内の様子

世界遺産航路

船内はこんな感じ。

窓際の席は窓に向かう形で座れて景色を楽しめます。窓際には小さなテーブルもあります。窓際に座りたい場合は早めに並んだ方がよいです。

世界遺産航路

3月の平日9時半発の便でしたが満席でした。立ち乗りするスペースはなく、座席数以上の切符は販売しないので、必ず座れます。

大きな荷物を持っている人も何人かいましたが、45分の船旅で通路を歩く人はほとんどいないため、通路など空きスペースに荷物を置いていました。

世界遺産航路

船内にはトイレもあります

天気がよければデッキに出れる!

世界遺産航路は天候と波の条件がよければ、川を航行している間の一部区間で、デッキに出ることができます

デッキに出られるのは船内放送での案内があり、スタッフさんが先にデッキに出てからです。スタッフさんより先にデッキに出ると、頭上すれすれの橋の下を通ることもあって危険!

世界遺産航路

遠ざかっていく広島市の街並み。川の航行って斬新だな~!広島って大きな街だな~!

こちらは進行方向。デッキに一緒に出ていたスタッフさんが、「前方に見える三角の島はバームクーヘン発祥の地らしいですよ」と教えてくださったけど…バームクーヘンって和菓子じゃないよねっ!?

…と思い、調べてみたら、「日本で初めてバームクーヘンが焼かれた場所」で「似島にのしま」という島だそうです。

日本初のバームクーヘンを作ったのはユーハイムの前身である喫茶店を経営していたカール・ユーハイムさんです。

世界遺産航路

川の航行なので、途中で橋をくぐるのが楽しいです。

…このような感じで、天気が良い日はデッキに出れるくらいなので、河川航行中は船はあまり揺れません

私が乗船した日は、デッキに出た乗客は少なかったです。平日でシニアが多かったからかもしれません。

海に出ても波は穏やかで船酔いの心配は少ない

デッキに出れるのは河川航行中だけで、河口が近づくと船内に戻るように促されます。

世界遺産航路

河口から海に出ると少しだけ波による船の揺れを感じます

この日は天気が良かったこともあるのか、揺れはほんの少しだけで、船酔いは心配しすぎちゃったなと思いました。

ぽこ
ぽこ

私は鹿児島の種子島と屋久島へ行った時、高速船ですっごい気分悪くなっちゃったことがあるのですが、その時の船の揺れを10とすると、1か2くらいの揺れでした。

船内は誰も船酔いしている人はいない感じでした。それどころか、皆、スマホとかガイドブックを悠々と見てる…。

天候や波の状態にもよりますが、世界遺産航路はそれほど船酔いの心配はしなくてよです

それほど揺れないとはいえ海に出た後は高速運転になります。船酔いに弱い人は、帽子、マフラー、ショルダーバッグなど、体の負担になるものは外して、スマホや本などは見ずにリラックスした格好をしておきましょう。

世界遺産航路

瀬戸内海に出ると、いかにも瀬戸内海らしく小さな島がポツポツと見えます。

45分で宮島の3号桟橋に到着

30~40分くらいで宮島が見えてきます。

宮島は起伏があって遠くから見ても美しい島!

厳島神社の大鳥居は、世界遺産航路が到着する桟橋より先にあるため船からは見えません。途中で見える小さな赤い鳥居は、長浜神社の鳥居です。

宮島では3号桟橋に到着します。大型フェリーが到着する大きなターミナルの脇にある、小さな桟橋です。

45分の船旅でした!対岸に広島市が見えています。3号桟橋から厳島神社までは徒歩15分程度です。

世界遺産航路は大人気!予約がおすすめ

世界遺産航路は、電車や路面電車と大型フェリーを組み合わせて宮島にアクセスする方法にくらべて運賃が高額ですが、平日でも満席という人気でした。

私が利用した日は当日30分前でも目当ての便を購入できましたが、できれば前日までの予約が望ましいです。

広島旅行での広島市内→宮島への移動は、当初は電車+大型フェリーを予定していたのですが、同行していたシニア親族二人が「足が痛い…」ということだったので、当日に世界遺産航路の利用に変更しました。

ホテルから世界遺産航路乗り場までタクシー移動すれば、広島市内からほとんど歩かずに宮島に到着できます。

ぽこ
ぽこ

タクシー代も含めて運賃がかさみましたが、シニア親族が出したので…。その代わりに荷物持ちしたよ!

まとめ

平和公園→宮島の世界遺産航路のレビューでした!

川を船で航行するというのは斬新な体験で、デッキにも出れて楽しい思い出になりました。

心配していた船酔いも、川の航行中はほとんど揺れないですし、海に出てからリラックスした体勢を取れば大丈夫という感じでした。

運賃が他のアクセス方法にくらべて割高になりますが、「世界遺産航路に乗ること自体が観光」と考えればそれほど高くないかも。

広島をかけ足で観光する」「足腰に不安があって歩く距離を減らしたい」という場合は、おすすめの移動方法です。

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