海外旅行でよくある失敗が、「目的地でバスを降りそこねた」です。
海外旅行のバス乗車で、失敗しないための英語フレーズをまとめてみます。
運転手さんに「着いたら教えて」とお願いする英語表現
海外旅行のバスで、目的のバス停でしっかり降りるのに一番よい方法が、運転手さんに降りる場所に着いたら教えてもらうことです。
“Could you drop me off at ○○?”で「○○で降ろしてもらえますか?」という表現になりますが、このフレーズは、あまり海外旅行でバスに乗っている現場では、スムーズに言いにくいです。
バスに乗った時に、まず運転手さんに行き先を告げて、それからそこで降ろして欲しいと伝える言う方が自然です。
最初の切り出し方は、正しいバスに乗っているかを確かめる意味もこめて、“Excuse me,does this bus go to ○○?”=「このバスは○○へ行きますか?」でもよいでしょう。
また、tell meはlet me know、arriveはgetに言いかえることもできます。
そこに着いたら知らせていただけますか?
私は最初に紹介したフレーズの方が言いやすいので、上の言い方をしています。自分が口に出しやすいフレーズで覚えておきましょう。
近くの乗客に聞いたり、「降ります!」と叫んだりする表現
運転手さんに行き先を告げたり、バス停を教えてもらうようお願いできずにバスに乗り込んでしまった場合は、周囲の乗客さんの手を借りて、正しいバス停で降りましょう。
上で紹介した全く同じフレーズが使えますが、“Excuse me”や“Thank you”を忘れないようにしましょう。
また、「降りるのはここかな?」と迷ったときは、“Here is ○○?”=「ここは○○ですか?」と簡単な言い方でよいので、周囲の乗客に確認しましょう。
あせってきちんとした英語が出てこない場合は、目的地を語尾上げイントネーションで“○○?”と言うだけでも、教えてもらえます。
私も英語文法の正しさを気にしがちなのですが、海外旅行の英語は、正しい表現を使うことより、とにもかくにも言いたいことを伝えることが大切ですね。
また、降りるバス停かどうかを確認していると、急いで降りなければならなくなることもあります。
バスが発車してしまわないように、英語で「降りまーす!」と叫びましょう。
「降ります!」
バスが発車しかけている場合は、“Excuse me”を添えられるとよいですね。また、“getting off”だけでも通じます。
海外旅行は電車よりバスの方が難しいぞ…!
バスは電車と違って、バス停に止まる時間が短く、降りるべきかどうか迷っているうちにバスが発車してしまいます。
また、自分以外に同じバス停で降りる乗客がいなくて、降車ボタンが押されていないと、停車せずに素通りしてしまう可能性もあります。
バスの便数が少ない観光地だと、目的のバス停で降りそこなうと、引き返すバスを待つのに数時間も待たなければならない…なんて大失敗もあります。
バスでしっかり目的地まで行くための表現は、しっかり暗記しておきましょう!
Could you tell me when we arrive there?
こんにちは。私は○○へ行きたいのですが、着いたら教えていただけますか?