インスブルック観光の日は3月半ばでしたが、朝から雪が降っていました。
インスブルックの背後にそびえ立つ、ノルトケットの山々へと登るケーブルカー&ロープウェイは、標高860メートルのフンガーブルク駅までしか動いていませんでした。
せっかくだからフンガーブルクだけでも上ってみよう!
と、インスブルックの町とフンガーブルクを結ぶケーブルカーに乗ってみました。
フンガーブルクまでのケーブルカーに乗った旅行記はこちら→【インスブルック】コングレス駅からのケーブルカー乗車記
こちらの記事はケーブルカー乗車記の続きになります。
ケーブルカーに乗ってたどりついたフンガーブルクはどんな場所だったか、レポートします!
ケーブルカーのフンガーブルク駅
フンガーブルクのケーブルカーの駅は、こんな感じです。
インスブルック市街地のコングレス駅と同じで、キノコみたいな形をしています。
雪で視界が霞んでいます。これでは、さらに上に行くロープウェイが止まってしまうのも仕方ないか…。
ロープウェイ乗り場はケーブルカー駅とは別の場所!
さらに上のゼーグルーベやハーフェレカーへ行くロープウェイ乗り場は、インスブルック市街地から到着するケーブルカー駅とは違う乗り場です。
ケーブルカー駅を出て、そのまままっすぐ進み、徒歩1~2分です。
こちらがロープウェイ乗り場。この白い建物のお向かいに切符売り場があります。
このロープウェイ乗り場までたらたらと歩いているうちに、あっという間に視界が晴れました。
雪山の天気は変わりやすいんですね。晴れてきたので、
ロープウェイが動かないかな!?
と期待して、切符売り場で尋ねてみましたが、まだ運転開始の目途は立っていないとのこと。
私と同じケーブルカーに乗って、インスブルックのコングレス駅から、ここフンガーブルクまで来たウィンタースポーツの格好をした人たちは、
たぶん午後にはロープウェイが動くと思うから、僕たちはここで動くのを待つよ。
と、言っていました。
私は11時にはインスブルックを出発しなければならないから、さすがに待てないかな~。
さらに雪山の上の方に続いている、ケーブルカーのケーブルを見上げます。上まで行きたかったなあ…。
ロープウェイ乗り場には、ロープウェイが動いていなくても無料で使えるトイレがあり、便利でした。
結構清潔で、使いやすかったです!
フンガーブルクの雪景色
インスブルックのコングレス駅からのケーブルカーが到着するフンガーブルク駅は、駅を出るとすぐ目の前に展望台がありました。
しかし、キレイに雪が積もりまくっています!
ふもとのインスブルックでは、雪は降っていたけど全く積もってはいなかったので、やはり標高差を感じます。
私が歩いた後は、こんな足跡ができちゃうし!
南国育ちの私は、これだけのことではしゃいでしまいます!
展望台から見下ろす風景は、最初は雪雲で霞んでいて、ほとんど何も見えませんでした。
ですが、みるみるうちに天気がよくなっていきました。
雪山登山しているわけではなく、単にケーブルカーに乗っただけなのに、こんな景色が見られて満足です!
本当に、さっきまで雪景色だったものが、あっという間に晴れ渡るんだな~。確かに午後からは、上のロープウェイも動いたかのもしれません。
ちなみにフンガーブルクは、これだけ雪が積もっていたにも関わらず、犬の散歩をしている人たちがたくさんいました。
雪が日常の一部となっている人にとっては、こんな雪景色、なんてことないのですしょうね。
インスブルックまでまたケーブルカーで帰る
雪景色は楽しかったですが、インスブルック市街地に戻り、電車の時間までしぶとく町の観光をすることにしました。
ケーブルカーからの風景。イン川が近づいてきています。
私はフンガーブルクまでしか登れませんでしたが、フンガーブルクまででも、ロープウェイに乗ったり、アルプスの雪山景色を見たりと、結構楽しめました。
もしかしたら私が南国育ちなので、雪に慣れている地域の人が見ると「雪だね、それがどうした」って感じかもしれませんが(笑)。
インスブルックの一番の見どころは、やはり町の周囲にそびえ立つアルプスの山々だと思います。
フンガーブルクまで行くだけでも、ふもととは違う風景を楽しめるので、ぜひケーブルカーで上ってみてください!