シェーンブルン宮殿でグランドツアーを見学した感想!

シェーンブルン宮殿 オーストリア旅行記
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ウィーンのシェーンブルン宮殿は広大な敷地が広がっていますが、最大の見どころは宮殿そのものの見学です。

シェーンブルン宮殿内部の見学は、二つの見学ルートから選びます。

ひとつは現在一般開放している全ての部屋、40室を見て回るグランドツアー(Grand Tour)。

もうひとつはだいたい半分の22室を見て回る、インペリアルツアー(Imperial Tour)。

ぽこ
ぽこ

このページでは、私が選んだ見学ルート・グランドツアーをレポします

グランドツアーはオーディオガイドでの見学

シェーンブルン宮殿

これはインペリアルツアー・グランドツアーどちらも同じですが、オーディオガイドの貸し出しが入場券代に含まれます

日本語のオーディオガイドがあり、わかりやすい解説なので、ガイドブックなしで手ぶらで入っても問題ないくらいです。

ただしグランドツアーはオーディオガイドを聞きながら見学すると1時間ほどはかかり、ずっとオーディオガイドを耳に当てているとちょっと疲れます。

自前のイヤホンを持参して、オーディオガイドにさしこんで使っている人がいて、

ぽこ
ぽこ

なるほど!ナイスアイディア!

と、思いました。

また、シェーンブルン宮殿内はカメラ撮影禁止です。

そのため、当ページで使っている絵画の画像はシェーンブルン宮殿のものではなく他の美術館のものです。シェーンブルン宮殿にあるものではないことをご了承ください。

グランドツアーは途中までインペリアルツアーと同じルート

グランドツアーの前半は、インペリアルツアーと全く同じルートです。

前半に含まれる、インペリアルツアーでも見学できる主な部屋は

  • フランツ・ヨーゼフ皇帝の執務室
  • フランツ・ヨーゼフ皇帝の寝室
  • 皇后エリザベートの化粧室
  • 鏡の間
  • 大ギャラリー(ウィーン会議が開かれた場所)

などです。

フランツ・ヨーゼフ皇帝がとても真面目で仕事熱心だったエピソードが、心に残りました。

また、マリア・テレジアの娘たちの肖像画がたくさんあり、どうしてもマリー・アントワネットを探してしまう自分がいました。

マリー・アントワネット

美術史美術館の作品です

マリア・テレジアにはクリスティーナというお気に入りの娘さんがいて(聡明そうな肖像画だった)、この娘さんだけ政略結婚でなく好きな相手と結婚させてもらえたというエピソードが、マリー・アントワネットの運命を思うと、せつなく感じました。

また、マリア・テレジアの娘たちがデザインに参加した部屋もあり、何となくハプスブルク家に親しみを覚えました。

グランドツアーのみで見学できる主な部屋は?

見学をはじめて40分くらいで、大きな馬車行列の絵が描いてある部屋に到着します。

インペリアルツアーの見学者はこの部屋から出口へと向かい、グランドツアーの見学者は部屋の先に進みます。

ぽこ
ぽこ

この馬車行列の絵は圧巻でした。インペリアルツアーの参加者もこの絵までは見学できます。

同じ部屋にある大きな絵画に、幼い頃のモーツァルトが描かれていますが、このモーツァルトを近くで見ることができるのはグランドツアーの見学者のみです。

モーツァルト

プラハのロブコヴィツ宮殿より

この先からはグランドツアーのみのルートとなりますが、グランドツアーのみで見学できる主要な部屋は次の通り。

  • 青の中国サロン
  • 漆の間
  • ナポレオンの部屋
  • 百万の間
  • 寝室(マリア・テレジアが使用したベッドがある)

1918年に皇帝が統治権の放棄に署名しハプスブルク家が終焉を迎えた【青い中国のサロン】

→最愛の夫を亡くしたマリア・テレジアが喪に服すかのように黒い部屋に改装した【漆の間】

→歴史の犠牲者というような悲運な人生を送った、ナポレオンの息子ライヒシュタット公ゆかりの【ナポレオンの間】

…胸がグッとくるような部屋が立て続けに現れるこのあたりが、グランドツアーのハイライトです。

マリア・テレジア

アルベルティーナ絵画館にあるマリア・テレジアの肖像

お気に入りの娘がいたり、夫への愛があふれる部屋が残っていたりと、シェーンブルン宮殿を見学したことで、マリア・テレジアの意外な人間くささに触れることができました。

また、ナポレオンの息子ライヒシュタット公の悲運については、下知識なしでもオーディオガイドで解説されますが、もっとくわしく書いてある中野京子さんのハプスブルク家の本を読んでいたため、さらに切ない気持ちになりました。

グランドツアーを選ぶべきかどうか

シェーンブルン宮殿

さて、シェーンブルン宮殿の見学はインペリアルツアーでもよいか、グランドツアーを選ぶべきかという問題ですが…私はグランドツアーを推します

というのも、インペリアルツアーで見学できる部屋は、ウィーン中心部のホーフブルク宮殿の旧王宮で見学する部屋と似ているんですよね。

オーディオガイドの説明も、ホーフブルク宮殿のオーディオガイドと結構かぶっています。

ホーフブルク宮殿にも行く予定の場合は、ホーフブルク宮殿とインペリアルツアーではほとんど似たり寄ったりになってしまうので、特にグランドツアーを選択することをおすすめします。

トイレは見学前に済まそう!

シェーンブルン宮殿トイレ

シェーンブルン宮殿内には、ツアーに入る前の、無料でも入れるエリアにトイレがあります。

シェーンブルン宮殿のツアーに入ってしまうと、出口までトイレはありません

グランドツアーだと60分程度、インペリアルツアーでも40分程度はかかるので、ツアーに入る前にトイレを済ませておくと安心です。

まとめ

シェーンブルン宮殿のグランドツアーを体験したレポートでした。

世界史があまり得意でない私は、「楽しめるかどうか微妙だな」と思っていましたが、オーディオガイドでしっかり説明されたこともあり、予想以上に楽しめました。

ぜひグランドツアーに参加して、ハプスブルク家を身近に感じてみてください!

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