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【失敗談】プラハの天文時計の人形ショーの時間に注意!

プラハ天文時計 チェコ旅行記
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プラハの人気者のひとつが、旧市街広場にある天文時計

1時間に一度、からくり人形が動く仕掛け時計で、人形が動く時間には観光客が時計の前に集まります。

この天文時計のショーですが…私は一度見学に失敗しました!

天文時計が動く時間には気をつけよう!というお話です。

プラハの天文時計は…早朝と夜間は動かない!

プラハの天文時計

私は、天文時計の人形ショーを一度見学しました。

それがなかなか楽しくて、見学に集中して、ショーの写真を撮りませんでした。

旧市街広場の近くに宿泊していたので、またいつでも見に来れると、

ぽこ
ぽこ

写真は次に見学に来た時に撮ろう!動画に撮ってもいいかも!

…と考えていました。

天文時計が動くのは、1時間に一度の正時(9時ちょうどとか、10時ちょうど)。

プラハ観光はなかなか忙しく、次に天文時計の前に待機する機会を持てたのは、出発する日の早朝8時ごろ!

わざわざ天文時計のショーを見るために、朝食を急いで食べて、天文時計の前まで走っていきました。

で、8時ちょうどになったのですが…

プラハの天文時計

シーン…。

ぽこ
ぽこ

あ、あれ?確かに待っている人は少ないけど、早朝だからだよね?ちょっと時計が遅れているのかも…。

私と同じようにポカーンと天文時計を見上げている人たちは、5分経ち、10分経ち、一人また一人と諦めて去って行く…。

そうです。プラハの天文時計は24時間毎正時に鳴るわけではないんです!

よく考えればそうですよね…。

プラハの天文時計

からくり時計が動くときは、ニワトリが「コケコッコー!」と鳴いたり、鈴が鳴ったりするので、早朝や深夜に動くと迷惑ですよね…。

プラハの天文時計のショーが行われるのは朝9時から夜11時までです!

早起きも朝食を急いで食べたのも報われなかった私…。いいんです!こうやって旅の土産話になったから(失敗談だけど)!

プラハ天文時計の人形の意味を紹介

プラハの天文時計

さて、せっかくですから、天文時計に飾られている人形たちが何を意味しているのかをまとめておきます。

上の盤の人形たち

プラハの天文時計

まず上の段、時計の近くにいる人たち。

プラハの天文時計上の盤が表しているもの
  • 左端の鏡を見ている人は虚栄やナルシズムを表しています
  • 隣のお金の入った袋を持っている人は貪欲や守銭奴の寓意
  • 骸骨は死神でショーが始まる合図の鈴を鳴らします。おそらく「最後の審判」が始まることを予告しているのではないでしょうか。この列に集まっているのは罪人たちなので、死神に地獄に連れていかれるのかも
  • 死神の横で楽器を持っている人は享楽・色欲を表しています
  • 一番上に金色のニワトリがいて「時は来た!」と告げるかのように、「コケコッコー!」と鳴きます
  • ニワトリの下にある2つの窓から、2人一組で十二使徒が顔を出します。結構一瞬しか顔を見せません

下の盤の人形たち

次に下の盤を見てみましょう。

プラハ天文時計
下の盤の人形たちが表しているもの
  • 左端でペンを持っているのは哲学者
  • その隣は大天使ミカエル。最後の審判で地獄行きの人間と天国行きの人間を裁く役割を果たします
  • 右の2人のうち、望遠鏡を持つ左側は天文学者
  • 一番右端の本を持っているのは歴史学者
  • この段にいる人たちは、大天使ミカエルに導かれて最後の審判で天国へ行くクループだと推察されます

プラハ天文時計のショーが送るメッセージは?

さて以上のようにショーの内容や、人形が意味するところを見ていくと、プラハの天文時計のテーマは「最後の審判」だと思われます。

1時間に一度、窓から12使徒が顔を出して、旧市街広場を歩く人々に「最後の審判が来ることを忘れずに聖書の教えに沿った生き方をしなさい」と教え諭しているのでしょうね。

ぽこ
ぽこ

でも早朝・深夜の騒音にはならないように配慮しているところが、さすが12使徒!

まとめ

プラハ天文時計での私の失敗談を語るだけのつもりが、長々と天文時計の人形たちの説明までしてしまいました。

仕掛け時計が動く様子は、おとぎの国のようなプラハに非常に似合っています。

プラハ滞在中は、一度は正時に天文時計前に待機して、かわいらしい(でも内容は結構深い)ショーを見学してみてください!

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