プラハで一番頭を悩ませたのが、宿泊した旧市街のホテルから鉄道駅への移動でした。
タクシーを使えば一番楽なのですが、プラハはタクシーの評判が非常によろしくありません。
次なる選択肢としては地下鉄なのですが、私の友人がプラハの地下鉄で、
革製のバッグをカッターで切られて9万円入った財布を盗まれた!
という体験談を語っていたので、全然使う気にならない…。
そういうわけで、行きはプラハ本駅から旧市街までスーツケースを引いて歩きました。
ですが荷物があったせいか、かなり遠く感じて30分ほどかかりました!
もう一度あの道のりを、スーツケースを持って歩くのはやだなあ…。
という思いがあり、プラハを去る際のホテルから駅への移動は、思い切って地下鉄を使うことにしました。
プラハの地下鉄の乗り方
プラハの地下鉄の乗り方は、それほど難しくありませんでした。
地下鉄の切符は、改札の近くにある自動券売機で購入できます。
自動券売機は、右上のイギリス国旗をタッチすると、英語画面で操作できます。
地下鉄に乗る際は、改札を通ります。
この黄色い小さなマシーンが刻印機です。切符を、緑色に光っている逆三角形の下に差し込みんで刻印します。
こちらが実際に刻印した切符です。購入したのは30分有効の24czk(約120円)の切符。オレンジ色の矢印が指している方向(画面では右側)を刻印機に差し込みます。
プラハの地下鉄で感じた治安は?
私はMustekから地下鉄A線(緑)に乗り、一駅先のMuseumでC線(赤)に乗り換えて、一駅先のプラハ本駅(Hlavní Nádraží)まで行きました。
乗り換えは1回ありましたが、実質2駅先まで行っただけで、10分もかからなかったです。
上にも書いたとおり、友人がプラハの地下鉄で痛い目に遭っているので、かなり警戒しました。
「スラれるようなものを持ってなきゃいいのでは?」と考え、貴重品も全部スーツケースに入れて、ショルダーバッグを持たずに地下鉄に乗るという作戦に出ました。
地下鉄切符を購入するための少額チェココルナだけポケットに入れておきました。
ですが、実際に地下鉄に乗車してみると、移動はたった二駅だけで、車内があまり混んでいなかったこともありますが、拍子抜けするほど何ともなかったです。
でも、これは運ですよね。
プラハのような大きな都市の地下鉄では、スリ被害がまったくのゼロということはないでしょうし、スリと同じ車両に乗りあわせるかどうかは運でしかありません。
プラハの地下鉄に乗ってみて、治安への不安は全然感じませんでしたが、万が一に備えたスリ対策はしっかり取りましょう。
私のように取られる荷物そのものを持たないという方法もありますし、荷物をしっかり身体にひきつけてガードしておくだけでも対策になります。
プラハの地下鉄はエスカレーターがあって楽!
プラハの地下鉄駅では、私が利用したMustek、Museum、中央駅ではエスカレーターがしっかり完備されていました。
日本の感覚では普通のことかもしれませんが、ヨーロッパではエスカレーターがない駅も結構見かけます。
スーツケースを持って移動していた私は、エスカレーターを見つけたときは結構嬉しかったです!
まとめ
以上、プラハの地下鉄を利用した感想でした!
友人の体験談を聞いていたので非常に怖かったプラハの地下鉄ですが、プラハ市民は普通に生活の足として使っているので、利用をためらうほど治安が悪いわけではないと感じました。
それでも、やはりスリ被害が出ないわけではありませんので、利用する際はじゅうぶんに注意しましょう。