2泊3日の日光・奥日光旅行で、心に残った風景のひとつが「竜頭の滝」。
バスでのアクセス方法や、駐車場やトイレ情報など、「竜頭の滝」を現地で見てきたレポートです!
「竜頭の滝」の名前の由来は?
奥日光の滝は、有名な「華厳の滝」もそうですが、滝の名前がカッコイイですよね。
「竜頭」の読み方は「りゅうず」です。
「竜頭の滝」は、なぜ「竜頭」と呼ばれているかですが、そのまま見た目が竜の頭部に似ていることから名付けられたそうです。
「竜頭の滝」は、流れの途中に、大きな岩があるため、岩を迂回する形で、二つに分かれて流れ落ちるのが特徴です。
私は、この二つに分かれて流れる形を、上から見たら、竜が口を開けている横顔に見えるから「竜頭の滝」なのかと思っていたのですが、違いました。
滝の流れを二つに分けている大きな岩を、正面を見ている竜の頭と見なすそうです。
あの大きな岩、そんなに竜に似ているとは思わなかったけどなあ…。
しかもそれなら「竜頭の滝」ではなく「竜頭の岩」なのでは…とか思いますが、細かいことはツッコまない!
竜頭の滝へのアクセス
東武バスで「竜頭の滝」バス停下車
「竜頭の滝」へは、湯元温泉方面に行くバスで行くことができます。
「竜頭の滝」というバス停で下車し、滝へ行くには、少し進行方向へ戻り、表示に従っていけば、すぐです。
バス停から、すぐこの表示が見えます。バス停から滝までは1~2分程度。
次の「滝上」というバス停は、竜頭の滝の上流近くになり、「滝上」で降りて、川沿いに階段を下っていくという行き方もできます。
「滝上」からは滝までは、滝へ続く流れに沿った、下りの階段を歩いて2~3分です。
華厳の滝から竜頭の滝に行くには?
滝めぐりで、「華厳の滝」から「竜頭の滝」に行く場合は、中禅寺温泉バスターミナルから、東武バスで10分程度です。
「華厳の滝」から「竜頭の滝」までは、地図で見ると、中禅寺湖のほとりを7㎞ほど歩く距離なので、歩けそうなだと感じます。
ですが、最後は上り坂になり、歩くと1時間半程度はかかるため、バスで行くのが一般的です。
「竜頭の滝」近くに無料駐車場はある?
「竜頭の滝」は、滝のすぐ手前に無料駐車場がありますが、この駐車場はスペースが狭いです。
滝の上流にも無料駐車場があり、そこを利用していた人が多かったです。
この上流の駐車場は、上の方にも書いた「滝上」というバス停の近くです。車を駐車場に停めたら、川沿いの階段を下って滝まで行きます。
滝上にある駐車場近くの橋から、滝に続いて行く流れを見おろすことができます。遠くには中禅寺湖もちらっと見えて、素敵な眺めでした。
「竜頭の滝」近くに公衆トイレはあるの?
滝の前にある茶屋から、道路を挟んだ所に、公衆トイレの設置があります。
茶屋の中にトイレはないので、茶屋を利用する場合でも、この公衆トイレを利用します。
「竜頭の滝」の展望台は茶屋の裏側!
「竜頭の滝」の前には、小さな神社や、茶屋があり、非常に雰囲気がよいです。
「竜頭の滝」は、この茶屋の裏側のスペースから観賞します。「龍頭之茶屋」と書いてある木製の看板の下をくぐって行きます。
最初、茶屋の裏側から滝を見るとは思わずに、右の階段を川沿いに上って行って、滝上バス停まで行ってしまいました(笑)。
このような道案内もあったのに、見事に迷子になった私…
滝を見る展望台は、完全に茶屋の一部って感じの見学スペースですが、茶屋で注文をしなくても、ここで滝を見学することができます。
見学するスペースはやや狭いので、紅葉の季節にはさぞかし混雑するんだろうなあ…。
冬(3月)の「竜頭の滝」はこんな感じでした
私は3月半ばに「竜頭の滝」を見に行きました。
雪はあまり残っていなくて、部分的に凍っている場所があるかな、という感じでした。
観光のオフシーズンということで、見学者が少なく、ゆっくりと観賞できたのがよかったです。
オフシーズンでも「華厳の滝」はそれなりに観光客でにぎわっていましたが、こちら「竜頭の滝」は、見学者は常に10人未満という感じでした。
1時間弱くらい、ぼーっと滝を眺めたり、脇道を歩いたりして楽しみました。