岐阜・富山旅行2日目は高山から世界遺産の白川郷へ行ってきました。白川郷で1泊です。
高山から白川郷へ公共交通機関でアクセスするには、高速バスを使うのがポピュラーな行き方です。
高山⇔白川郷のバスについて、現地での経験から詳しく解説します!
高山から白川郷へのバスは駅近くのバスターミナルから!
高山から白川郷へ行くバスは、高山駅近くのバスターミナルから出ます。
バスターミナルの正式名称は高山濃飛バスセンターです。濃飛は「のうひ」と読みます。
JR高山駅に隣接しています。
高山濃飛バスセンターには有人のカウンターがあり、切符を購入したり時刻表をもらったりできます。
トイレは待合室の外にあります。キレイです。
お土産屋さん・売店・コインロッカーも併設されています。
白川郷行きのバスは4番乗り場から出ます。
スーツケースなどの大きな荷物がある場合は、車体下の荷物入れトランクに入れます。
予約なしと予約制のバスの違いは?
白川郷行きのバスは予約制の便と予約なしの便があります。
予約制でも予約なしでも運賃は同じです。
では何が違うのかというと…
予約制の便は、バスが予約で満席になったら利用できません。予約なしの便は、もし利用者が多く満席になりそうだったら、バスが追加されて複数台での運行になります。
予約制のバスは白川郷までノンストップです。予約なしのバスは途中で停車する便があり、所要時間が10分ほど長くかかることがあります。
予約制のバスは3列独立シートで、予約なしのバスより快適でした(濃飛バスの場合)。
白川郷・五箇山がセットになった切符や、お得なツアー切符が販売されることがありますが、こういったお得な切符では予約制のバスには乗れないことがあります。
白川郷行きのバスは予約制・予約なしどちらがおすすめ?
私は高山から白川郷へ行くのに、行きは予約なしのバス、帰りは予約制のバスを使いました。
どちらも濃飛バスによる運行で、私が使った予約なしバスはノンストップ便で、予約制のバスと所要時間は同じでした。
違いがあったのは座席です。
まずは往路で使った予約なしのバスをご紹介します。
座席は通路をはさんで2列ずつあり、4列シートです。
リクライニングができます。
電源コンセントが壁側にあり、2席につき1つ使える計算になります。
車内の空気清浄もバッチリで、白川郷への1時間弱のバス旅にはじゅうぶん快適です。
次に復路の予約制バスの座席をご紹介します。
座席は独立シートで3列。予約制ということで、すべての座席に番号がついています。
リクライニングはかなりの角度で倒すことができます。頭についているクッションも気持ちいい!
フットレストを引き出すことができて、かなり快適に過ごすことができます。電源コンセントは足元にあります(真ん中座席にコンセントがあるかどうかは未確認)。
白川郷行きの予約制バスは、50分のバス旅にしては豪華すぎです!かなり快適に過ごしました。
高山⇔白川郷のバスは、観光路線ということもあり運賃が高いです。
予約制も予約なしも運賃は変わらないので、同じ運賃を払うなら、より豪華な予約制バスを利用した方がコスパ的に満足できるのではないかと思います。
また次に白川郷へ行く機会があれば、予約制バスを使いたい!
白川郷行きバスを予約する方法は?
白川郷行きのバスは、オンライン予約、電話予約、切符売場での直接予約など、いろいろな方法で予約ができます。
私は観光客の少ない時期に旅行したため、バスの出発直前にバスターミナルの窓口で直接予約しました。
同じバスに乗った乗客さんたちは、オンライン予約して、スマホで電子バウチャーのようなものを見せて乗車していた人が多かったです。
所要時間やバスの本数など基本情報
高山から白川郷へ行くバスの基本情報をまとめておきます。
所要時間 | 50分~1時間 |
運賃 | 片道2600円 往復4600円 |
本数 | 1日20本程度 ※2021年現在約半数のバスが運休中 |
時刻表のURL | 濃飛バス公式サイト |
高山から白川郷までは高速道路を走る時間が長く、バスもクオリティの高い観光バスであるため、揺れはほとんど感じず、バス酔いの心配は少ないです。
私はバスが苦手なのですが、問題なしでした!
白川郷が近づくと雪山が見えて、山深い雪国に来たなあ…と実感します。
まとめ
高山⇔白川郷のバスについてまとめてみました。
バスの運賃は、「片道1時間弱が2000円以上なのは高いなあ…」と感じますが、その分サービスがよいので、観光代金だと割り切りましょう!
高山⇔白川郷を往復する場合は、往復切符を購入して少しでもバス代を節約しましょう。
観光客が少ないシーズンはお得な切符が発売されることもあるので、濃飛バスの公式サイトをチェックしてみてください。