オーストリアのウィーンに、観光で4泊滞在しました。
オーストリアの公用語はドイツ語ですが、私は簡単な英語を少し話せるだけの低スペック旅行者!
そんな私のウィーン観光は、「コミュニケーション面で苦労はあったのか」「(下手な)英語が通じたのか」などをまとめてみました!
ウィーン中心部では英語は通じる!
オーストリアの公用語はドイツ語ということで、「グーテンタグ(こんにちは)」「ダンケ(ありがとう)」など、ウィーンに旅立つ前に簡単なドイツは覚えておいた私。
他にも切符を買う時のフレーズや、道を尋ねるときのフレーズなどをドイツ語で覚えようとしましたが…
ドイツ語、単語が長くて覚えられないっ…!
結局「グーテンタグ」「ダンケ」程度の、軽すぎるドイツ語装備でウィーン入りした私ですが、ドイツ語の装備はほとんど必要ありませんでした。
ウィーンでは英語がかなり通じます。
ホテル、駅、観光名所の切符売り場、美術館の案内人、レストラン、カフェ、屋台、スーパーマーケット、道端で道を尋ねた相手…ほとんど問題なく英語が通じました!
しかも英語が通じるどころか、英語が堪能な方が多く、私のつたない英語を微笑んで聞き取ってくださいました!
ウィーンに観光で行くなら、言語の装備は旅行英会話で全く問題ありません。
ウィーンの人々は話しやすい?話しかけにくい?
ほとんど英語が通じたウィーンですが、英語が通じなかったケースが一度だけありました。
それは地下鉄で清掃をしていたシニア男性に、ホテルに一番近い出口を尋ねたときで、身振り手振りでも通じませんでした。
ですが、とても親切な方で、英語が話せる仲間をすぐに呼んできてくださいました。
ウィーンの人々は、ドイツ語圏だから気難しいのではないかな?
…というイメージがあったのですが、他にも道端で地図を見ていると、ランニング中の女性がわざわざ立ち止まってくれたこともありました。
他にも駅のホームで「Can I help you?」と話しかけられたり、シェーンブルン宮殿への近道を通りがかりの地元の人が教えてくれたり。
ウィーンの人々は外国人観光客に親切で、英語で積極的に助け船を出してくれるという印象が強く残りました。
「ドイツ語圏はサービス砂漠」と言われることもありますが、お店のスタッフや駅員さんなども、親切な人が多かったです。
オーストリアで駅員さんや係員さんの態度に「ん?」と思ったことはありましたが、それはウィーン以外の町の出来事。ウィーンでは一度も不快な経験はなかったです。
ドイツ語で挨拶するときに気をつけたいこと
ウィーンでは英語が通じるので、ドイツ語は必要ありませんが、
せっかくだから簡単な挨拶くらいはドイツ語で話したいなあ…。
と、思いますよね。
ドイツ語の「こんにちは」は「グーテンタグ(Guten tag)」が一番有名ですが、実はこの挨拶はオーストリアではあまり使いません。
オーストリアの「こんにちは」は、南ドイツでよく使われる「グリュースゴット(Grüß Gott)」です。
ちなみに朝は、「おはようございます」の「グーテンモルゲン(Guten Morgen)」を省略した感じで、「モルゲン!」「モルゲン!」と声をかけあっているのをよく見ました。
ウィーンは英語では「ウィーン」じゃない件!
今回ウィーンに行って始めた知ったことなのですが、英語でウィーンは「ウィーン(Wien)」ではありません。
「Wien」はドイツ語で、正確な読み方は「ヴィーン」と、最初のウが英語のVの音になります。
では、英語でウィーンは何と言うかというと…「ヴィエンナ(Vienna)」です。
ウィーンとヴィエンナ…ずいぶん違いますね!
ですが、私は英語で話しているときも「ウィーン」と言っていましたが、じゅうぶん通じていました。
英語で話しているからと言って、ウィーンをヴィエンナと言わなければ通じないということは、少なくともウィーン現地ではなかったです。
まとめ
ウィーン観光は英語ができれば十分だよ!
というお話でした。
ですが、私の場合は英語もじゅうぶんにはしゃべれないので、それ以前の問題でした!
ウィーンは英語ペラペラの方が多いので、「ウィーンの人と同じくらい堪能な英語で話すぞ!」という志の高い方は、ウィーンに行く前に英語力を鍛えておきましょう!