3月のヨーロッパ旅行を直前キャンセルして、当初は7万円以上の出費となる予定でした。
ですが、新型感染症の拡大というこれまでにない非常事態を受けて、航空会社や鉄道会社が無償での払い戻しやバウチャー発行に応じています。
こんな状況で交通機関の会社は大変でしょうに、良心的な対応に頭が下がる思いです。
そんな中、ギリシャからイタリアに飛ぶ予定だったアリタリア航空のフライトは、私がヨーロッパ旅行を取りやめた後にフライト自体が欠航となりました。
アリタリア航空は、乗客都合でのキャンセルは1年間有効のバウチャー発行での対応ですが、搭乗予定のフライト自体が欠航した場合は全額払い戻してもらえるとのこと。
払い戻し手続きを電話で完了させたので、手順を書き留めておきます。
アリタリア航空に3月以降ずっと電話がつながらない!
アリタリア航空の払い戻し手続きは電話で行います。
ありがたいことに日本語で対応してもらえるコールセンターがあり、電話番号がアリタリア航空公式サイト日本版の下の方に書いてあります。
フライトの欠航が決まった3月中旬から、何度かこの電話番号に電話をかけてみましたが、全くつながらない。
そうだよな~。フライトスケジュールもだいぶ変更になっているし、電話が殺到しているに決まってるよなあ…。
最初は「なるべく早いうちに手続きした方がいいかな?」と思っていましたが、アリタリア航空の公式サイトが電話がつながりにくい状況を受けて、「8月31日まで払い戻し手続きを受け付ける」となったので、しばらく電話を控えることにしました。
4月末にようやく電話がつながった!
3月はまったく電話がつながらなかったアリタリア航空ですが、4月29日のお昼ごろに電話をかけてみると1回でつながりました!
最初、言語や要件を選んでからかけますが、「払い戻し」に該当する番号がありません。
私は「予約の確認」が一番近いかな?と思い、その番号を選びました。
「日本語」を選ぶと、電話に出たスタッフは日本語を話せましたが、日本語ネイティブではないのかな?という感じでした。
ですが、こちらの要件はしっかり伝わりましたし、特に不便はなかったです。
払い戻し手続きに必要な情報は?
払い戻し手続きの際に尋ねられたのは情報は2つです。
どちらもEチケットに記載されているので、確認しておきましょう。
航空券番号は搭乗者ごとに番号が割り当てられています。
「予約番号」「航空券番号」を答えると、予約者の名前と、フライトの発着空港の確認があります。
「返金」には約1年ほどかかるらしい!
予約した航空券を確認した後、「同額バウチャーの発行」と「返金」のどちらを希望するか尋ねられました。
返金対応だと、現在手続きが殺到していて12か月かかると言われました。
12か月って…1年ですね!
おそらくバウチャーの方が早く発行されるのだと思いますが、アリタリア航空の公式サイトを見るとバウチャーは1年の有効期限のようです。
1年以内にアリタリア航空を利用するかどうかわからないので、時間がかかってもよいので返金でお願いすることにしました。
航空券を購入したクレジットカードを通じて返金されるそうです。
あとは、特に手続き番号などを控えることもなく、ひたすら待つだけです。
最後に、今後この件でお問い合わせがある場合は「予約番号」「航空券番号」が必要になるので、この2つの情報を保管しておくように言われました。
まとめ
アリタリア航空の、新型コロナウィルスの拡大による旅行中止・欠航の特別払い戻しを電話で手続きした体験談でした。
感染症拡大という非常事態で、自分都合での旅行キャンセルであっても、フライト自体が欠航になっている可能性があります。
たとえフライトは欠航になっていなくても、自分都合キャンセルでも同額バウチャーを発行してもらえるようです。
アリタリア航空の日本語コールセンターは3月に比べてつながりやすくなっています。
アリタリア航空の航空券がキャンセルになってしまい、まだ何も手続きをしていないという場合は、ぜひコールセンターに問い合わせてみてください。