新型コロナウィルス感染症が世界的に広がっていることを受けて、直前で取りやめになったヨーロッパ旅行。
払い戻し手数料や、キャンセル不可の航空券、鉄道切符、ホテル代を合わせて7万5千円が出費となるところだったのですが、ANAの航空券払い戻し手数料3万円が返ってくることになりました!
3/2搭乗のANA国際航空券を前日にオンライン解約
今回の新型コロナ感染症を受けて、ANAの国内線は2月末には全路線無料でのキャンセルが行われていましたが、国際線の無料キャンセルは中国に関する路線のみでした。
私が搭乗予定だったのは、3月2日発のドイツ経由アテネ行き航空券。
もしかしたら国際線も全路線がキャンセル無料の対象になるかもしれない…。
と考え、航空券のキャンセルはギリギリまで待っていました。
しかし出発1日前の3月1日になっても、国際線全路線無料キャンセルの発表はありませんでした。
フライト出発前には搭乗しないことを伝えたほうがいいよね…。
搭乗キャンセルや変更が相次いでいたためか、ANAのカスタマーセンターには電話が全然つながりません。
オンラインでもキャンセル手続きはできますが、オンラインでの解約手続きができるのはフライト24時間前まで。
本当はフライトギリギリまでANAの発表を待ちたかったのですが、電話がつながらないリスクを考え、フライト前日の3月1日にオンラインで解約手続きして、解約手数料3万円がかかることを確認しました。
オンライン解約した翌日にANAから発表が!
ヨーロッパ旅行がなくなり、何となく「行くか行かないか」を迷った疲れもあり、ぼんやりと過ごしていた私。
マイレージを貯めるため、ANAのマイレージページから通販サイトに行くようにしている日課があるため、ANAのサイトに行ってみると…
えっ!?ANAの国際線も全路線が無料キャンセルになっているよ!いつから!?
調べてみると、国際線の無料キャンセルの告知が行われたのは3/2とのこと。
私が航空券を解約したのが3/1だから、1日違い!!!
電話がつながりにくいからと24時間前期限のオンライン解約をせずに、そのまま待っていた方が良かったってこと…?
このサービスはANAの善意なので過剰なサービスを要求はしたくないけど、やはり解約料3万円は惜しいし、これは交渉の余地があるのではないか…。
ANAには電話がつながらずメールを送信してみる
とりあえずANAに電話をかけてみましたが、やはり全くつながらない。そりゃ、そうですよね~。
私はANAカードを持っているので、ANAカードデスクの方にもかけてみましたが、こちらもどれほど待ってもつながらない。
そこで「メール窓口も混雑していて返信は遅い」と注意書きがありましたが、メールを送信してみることにしました。
航空券をキャンセルした経緯を説明し、無料キャンセルの対象にして頂けないか、メールで伺ってみました。
5日後にANAから嬉しい内容のメールが返ってきた!
3/4にANAにメールを送信し、返信が3/9に来ました。
「返事は1週間くらいかかるかな」と考えていたのですが、この問い合わせの多い状況で、できる限り迅速に丁寧に返信してくださったANAに頭が下がる思いでした。
返答は…
今般お知らせいただきました航空券はコロナウイルスの影響による特別解約の対象であることを確認いたしました。 後日手数料の払い戻しが可能のため、お日にちをあけて以下弊社予約窓口へお電話にてお問い合わせくださいますようお願いいたします。
解約手数料3万円は返ってくることになりました!
ANAさん、ありがとう!!!
電話は相変わらず混雑しているようなので、少し日をあけてから電話すればいいということですね。
2週間後くらいに、一度電話をかけてみようと思います。
まとめ
以上、ANAの無料キャンセル対応発表前に解約してしまった国際航空券について、解約手数料が返ってくることになったという報告でした。
ANAの公式サイトによると「2020年2月28日から2020年4月5日搭乗分まで」の航空券が無料キャンセルの対象。
この期間内のチケットであれば、無料キャンセル対応前に解約してしまった場合は、解約手数料を返却してくれるようです。
ただ、こちらから何もアクションを起こさないと、解約手数料は返金されないかもしれないので、メールか電話で問い合わせした方がよいでしょう。
電話の場合はつながりにくいです。ANAの公式サイトには「お急ぎでないお客さまは、3月後半以降をめどにお問い合わせください」とあるので、参考にしてください。
それにしても航空会社も大変である中、ANAの神対応には本当に助かりました。
今回取りやめになったヨーロッパ旅行には来年リベンジする予定なので、次もANAで航空券手配します!