白川郷の有名な撮影スポットのひとつが「三つ子の合掌造り」です。
ガイドブックやポスターでよく目にする風景ですね。
この「三つ子の合掌造り」は、意外とわかりづらい場所にありました。
展望台行きシャトルバスの運転手さんに、「三つ子の合掌造り」を見逃さない方法を教えてもらったのでご紹介します!
「かん町」はバスターミナルから一番遠い地区
「三つ子の合掌造り」は、白川郷の合掌造り集落の中のかん町と呼ばれるエリアにあります。
かん町エリアは、バスターミナルから一番遠い場所にあります(星印をつけているあたり)。
三つ子の合掌造りは、このかん町エリアの中でも、さらに端の方にあります。
観光地図の一番左端、集落の南端に最後に見える合掌造りから数えて3つが、「三つ子の合掌造り」と呼ばれる3棟です。
「三つ子」の合掌造りは実は横並びではない!
白川郷現地で驚いたのですが、実は「三つ子の合掌造り」は3つに横に並んでいるわけではありません。
あるポイントから見ると3つに並んでいるように見える配置になっているんですね。
三つ子の合掌造りは横並びではなく、通りに沿って3つに縦並びという感じになっています。
画像の真ん中と、手前に映っているのが三つ子の合掌造りのうちの2つです。こんな風に縦並びになっています。
で、3つの合掌造りを全部通り過ぎたところで振り向くと…
3つの合掌造りが並んで立っているように見える…というカラクリなんです。
「三つ子の合掌造り」を見るために振り返るポイントは?
「三つ子の合掌造り」を見逃さないためには、どこのポイントで立ち止まって振り返ればいいの?
「三つ子の合掌造り」は、合掌造り集落の端っこにあるというのがポイントです。
「三つ子の合掌造り」があるかん町エリアに行くには、メインストリートとなっている車道をバスターミナルからずっと直進します。
その間、車道の左右には合掌造りが点在しています。
お食事処「基太の庄」を通り過ぎると、ものすごく小さな橋があります。
言われなければ橋だとわからないような小さな橋です。この橋を渡ると、3つ後の合掌造りが始まります。
と言っても、この橋を渡ってすぐの場所では、まだ三つ子は縦に並んで見えるだけです。
車道をそのまままっすぐ行くと、車道の両脇に合掌造りが現れなくなってきて「あ、合掌造り集落はここまでだな」と実感できるポイントがあります。
庄川が右にあり、合掌造りのミニバージョンのような小屋が見えてくる場所です。
このあたりで振り向くと…
あら不思議、横から見ると三つ子に見えない合掌造り3棟が、仲良し3兄弟のようにかわいらしく並んで見えるんです!
私が行った時は雨の日で、雨が強い時間帯は三つ子の合掌造りが霞んで見えました。
かん町には三つ子以外にも素敵な風景が広がる
かん町エリアは合掌造り集落の端にあるためか、バスターミナル周辺のエリアより、やや素朴な印象を受けます。
合掌造り集落の背後にそびえる雪山が美しいです。
自然に溶け込んだ感じの合掌造りが何とも素敵です。
バスターミナルから遠いかん町エリアですが、遠いと言っても徒歩20分くらいの距離なので、白川郷観光ではぜひ足を運ぶことをおすすめします!
まとめ
白川郷かん町の「三つ子の合掌造り」についてまとめてみました。
私は3つの合掌造りは横並びになっていて、普通に近くに行けば見つかると思っていたため、実は3つ横に並んでいるわけではないと知って驚きました。
「合掌造り集落が終わったあたりで振り返る」のがポイントです。
漫然と町歩きしていると「三つ子の合掌造りは見つからなかった」なんてこともありそうですので、見逃さないようにしてくださいね!
白川郷のホテルは天然温泉とおいしいお食事の「結の庄」がおすすめです!