チェコ鉄道の運休+遅延+途中バス輸送の連続攻撃で、オーストリアのリンツに到着したのは、予定より3時間遅れた午後1時15分!
リンツ到着が3時間以上遅れてしまい、10時46分のレイルジェットエクスプレス(RJX)に乗るはずだったのが、3時間遅れの13時46分の電車になるハメに。
本当は13時45分頃には目的地インスブルックに着いている予定だったのに…!
とにかく…お腹がすきました!!!3時間以上もほとんど飲まず食わずで電車とバスを乗り継ぎまくりましたからね!
13時46分の電車も、レイルジェットエクスプレス(RJX)。
オーストリア鉄道(ÖBB)のレイルジェットには、食堂車がついているので、乗車したらすぐにランチを食べることにしました。
ÖBBレイルジェットは食堂車が人気!
オーストリア鉄道(ÖBB)は、旅情たっぷりの食堂車が連結しています!
こちらが、オーストリア鉄道の食堂車(Restaurant)。
食堂車は小ぎれいで居心地よさそうなのですが、ご覧の通り、レジは混んでいて、座席も埋まっていることが多かったです。
何でそんなこと知っているかと言うと、私は食堂車のすぐ近くの車両に座ったので、よく食堂車まで散歩に行ったんです!
食堂車が混んでいたなら、腹ペコで乗車した私は、食事にありつけるまで時間がかかったんじゃないか?と思われるかもしれませんが、その件に関しては何も困りませんでした。
その秘密は…
1等は座席でオーダー&食事を運んでもらえる!
ÖBBレイルジェットでは、1等・ビジネス座席では、座席まで食事を運んでもらうことができるのです!
私は今回、リンツからインスブルックまでの3時間旅だったので、疲れないように、フンパツして1等車を予約してありました。
事前オンライン予約であれば、1等座席も定価よりかなり安く買えることがありますよ!
おかげで食堂車の列に並ぶ必要もなく、座席でゆっくりとメニューを選びました。
1等車やビジネス車両には、食堂車のウェイターさんが頻繁に回ってくるので、そのウェイターさんにオーダーすればOK!
すぐにグリーンカレーを食べることができました!
ÖBBの食堂車メニューはどんな感じ?
私が乗車したのは3月半ばでしたが、メニューは冬季用の「Winter Menu」でした。
ドイツ語、英語、イタリア語…まではわかりますが、あとはハンガリー語、チェコ語、スロヴァキア語、ポーランド語あたり…?
ま、英語があるから大丈夫!(私の英語力でよく言うよ…)
おそらくですが、夏季用のメニューの方がずっと豊富なのではないかと思います。
私がオーダーしたのは、一番下の野菜カレー€9.9です。
野菜たっぷりで、ライスにもハーブが入っていて、カフェのカレーみたいで美味しかったです!
同行者は€8.9のトマトソースのフジッリ(?)というよくわからないものをオーダーしてみたら…
トマトパスタが来ました。
メニューには「チーズがついてくるよ」と書いてあったのですが、どこにもチーズがないので聞いてみたら、
カトラリーをくるんでいるナフキンに、器用に挟み込まれていました!
こちらのパスタは、もう少し野菜が入っていれば嬉しかったですが、味は美味しかったです。
飲み物メニューはこんな感じです。
エスプレッソが€2.2、メランジェ(カプチーノのようなミルクコーヒー)が€3.1、ハーブティや紅茶が€2.9という良心的なお値段です。
スナック類やおやつも充実していました。面白そうなのは€1の「りんご」。オーストリアはリンゴのお菓子が有名ですもんね。
甘いもの大好きな私は何か食べたい気持ちがヤマヤマだったんですが、遅いランチになってしまったので、おやつまで食べると、インスブルックで夕食が食べられなくなっちゃうと思い、断腸の思いで諦めました。
ていうかアナタ、おやつはリンツ駅のラウンジでパクパク食べてたじゃないの。
支払いにはクレジットも使える!
ÖBBのレイルジェットで、座席でオーダーした分の支払いは、こちらから声をかけない限り、ウェイターさんの方から伝票を持ってくることはありませんでした。
結構私の周りの乗客は、次から次へとオーダーしている人が多かったです。
その都度払わずに、電車を降りる前にまとめて支払っていました。
降車するギリギリに支払いをお願いして、焦っていた乗客さんもいました。
ウェイターさんには、降りる駅が近づきすぎないうちに、早めに声をかけた方が安心ですね。
支払いにはクレジットカードも使えました。ウェイターさんがおつりを用意する必要がないので、クレジットで支払った方が喜ばれます。
まとめ
以上、ÖBBレイルジェットの食堂車メニューのレポでした!
食堂車は混雑していて、座席もなかなか空かないので、ÖBBレイルジェット内で食堂車メニューを食べると決めているなら、座席でオーダー&食事を運んできてもらえる1等車かビジネス車両の利用がおすすめです。
1等車両、ビジネス車両にウェイターさんは頻繁に回ってきますが、ウェイターさんの数が多くはないので、なるべく食堂車に近い車両の座席にした方が、ウェイターさんに会える確率が高まります。
私は食堂車のすぐ横の1等車両に座ったおかげで、メニューのオーダーも支払いも、すぐにウェイターさんがつかまって楽々でした。