地下鉄を使うと、旧市街からプラハ本駅まではあっという間でした。
チェスケー・ブディェヨヴィツェへ行く、電車の時間まで20分ほど余裕があったので、プラハ本駅をぐるっと見て回りました。
プラハ本駅は明るくて電光掲示板も見やすい
プラハ本駅は、駅の構内にショップやカフェが建ち並び、明るくて近代的な雰囲気です。
電車の発車状況を知らせる大きな電光掲示板がすぐに見つかります。
私が乗車予定なのは、下から2番目の10時1分発のEx7(急行電車)、オーストリアのリンツ行きです。
時刻の後ろの欄にホーム(Nást)の番号が示されますが、私が乗る電車はまだ決まっていません。
ちなみにチェコ人は、心配そうにこの電光掲示板をじーっと見つめている人が多かったです。
どこか座れる場所でゆっくり待てばいいのに、不思議なチェコ人の習性だな~。
と、この時の私は思ったのですが、後に(といっても4日後)、なぜチェコ人が電光掲示板を見守り続けるのか身をもって思い知らされます。
チェコの電車は発車直前に急に運休になることがあるんです!!!
まあ、この話はチェスケー・ブディェヨヴィツェを発つ頃の旅行記でじっくりと…。
アールヌーヴォー建築は想像以上に美しい!
そんなわけで、まだこの頃はチェコの電車に余裕をかましていた私は、電車の時間まであと20分もあったので、プラハ本駅を飾るアールヌーヴォー建築を見に行くことにしました。
といっても、どこにあるのかわからなくて、大きな電光掲示板がある場所から、ホームの方向に歩いてみました。
で、ふっと上を見上げると、それっぽいものが見える!
電光掲示板の近くに上り階段があったので、引き返して上に上ると…
素晴らしいアールヌーヴォー空間!
駅内の装飾と聞いていたので、それほど期待していなかったのですが、想像していたより美しい!
窓の装飾も凝っています。
レトロな雰囲気の時計もかわいらしかったです。
このアールヌーヴォー空間を鑑賞している観光客は少なかったですが、プラハ旧市街にあるアールヌーヴォー建築と遜色ないほど美しかったです。
プラハ本駅で少しでも時間ができたら、ぜひ鑑賞することをおすすめします!
プラハ本駅のプラットホーム
プラハ本駅のホームは、表示が見やすく、チェコ語がわからなくても戸惑うことはありませんでした。
エスカレーターもあり、スーツケースがある旅行者にとっては助かりました。
以上のように、プラハ本駅自体は素晴らしい駅だったのですが、チェコの鉄道は「まさか」の連続でありました。
チェコの鉄道の「まさか」については、今後の旅行記で書いていきたいと思います…。