プラハ城見学の途中で、城門を出てVegan’s Pragueというレストランでランチしました。
その後、プラハ城に戻ってもよかったのですが、プラハ城で他に入りたい施設は17時まで…と勘違いしていて(冬季に当たる3月は16時まで)、先にレストランからそこそこ近いストラホフ修道院に行くことにしました。
ストラホフ修道院はウーヴォス通りからの眺めが美しい!
ストラホフ修道院は、プラハ城があるフラッチャニ地区の西端にある修道院です。
プラハ城からはロレタンスカー通りから行くのが一般的ですが、私はレストランがあったネルドヴァ通りからまっすぐ続くウーヴォス通りから行きました。
途中からゆるやかな坂道を上ります。それほど激しい傾斜ではありません。
ウーヴォス通りを行くと、左手の方にストラホフ修道院の美しい姿が見えてきます。
左側は斜面になっています。フラッチャニ地区より低い位置にあるマラー・ストラナ地区に続いていきます。遠くにシスターがぽつんと佇んでいました。修道院のシスターかな?
ストラホフ修道院前からマラー・ストラナ地区のパノラマ!
ストラホフ修道院の近くまで来ました。
ヨーロッパで見る教会と修道院の建物の違いは、すごくザックリですが「縦に伸びているのが教会、横に広がるのが修道院」という感じがします。
すごいザックリ…
さて、ストラホフ修道院、修道院自体の外観も美しいのですが…
修道院手前の道路から見える、マラー・ストラナ地区のパノラマには感動しました!お天気がよければ、もっと素敵だったのでしょうが、曇り空でもじゅうぶん美しかったです。
このパノラマが見える道は、ウーヴォス通りから左へ入る、修道院へ続く脇道です。
ストラホフ修道院図書館の鑑賞はやや残念…
私はプラハ滞在中の訪問場所で、ストラホフ修道院は「美しい図書館がある」とのことで、楽しみにしていた上位でした。
ですが、実際に行ってみるといろいろ残念なことが…。
チケット購入にクレジットカードが使えない
まず、注意したいのが、ストラホフ修道院のチケット購入にクレジットカードが使えません。現金のチェココルナが必要です。
で、そのことはいいんですが、チケット売り場のスタッフさんの感じが…。
顔も上げない、言葉も発さない…。クレジットカードを「ノー!」とはじくように突き返してきただけ…。
チェコは「サービス砂漠」と言われるドイツの隣国ということもあってか、「あまりサービスはよくない」と言われます。
実際のチェコ旅行では、やさしいスタッフさんが多く「チェコはサービスが悪い国」とは思わなかったのですが、ここはちょっとなあ…という感じでした。
カメラ料金が追加で取られる上に図書館には入れない
また、館内は追加料金(50ckz=約250円)を払わないと撮影できません。
神聖な場所だから撮影ダメというならわかりますが、撮影に料金って…スゴイ商売ですよね(元手ゼロの美味しい商売)。
私は「ぼったくられ観光客になるのはヤダなあ…」と思い、撮影する価値がありそうだったらカメラ料金を払おうかなと思い、先に鑑賞してみました。すると…
図書館は中に入れず、天井のフレスコ画は遠目に、しかも半分くらいしか見えない!
さらに、図書館は入り口から見るのですが、この入り口が狭く、他の入場客と譲り合うので短時間しか見学できません。
えー…これで入場料120czk(約600円)も取るの?しかも撮影までしたら120+50=170czk(約850円)?
何だか入場したこと自体後悔しましたし、半分くらいしか見えない天井画を急いで撮影しても仕方がない…。
てなわけで、カメラ料金までは払いませんでした。最初に購入しなくてよかった~。
この画像は、外に掲示されているパンフレットを撮影したものです。パンフで見ないと図書館のフレスコ画の全体は見えません。
ストラホフ修道院は観光客が使えるトイレがない
残念観光であっても、入場した施設内でトイレが使えるのであれば、最低限の役割(?)を果たしてくれるのですが、ストラホフ修道院はトイレがありませんでした。
有料公衆トイレを使えってことね。
プラハ城もそうだったんですが、チケットを購入しても「カメラ代は別」「トイレ代は別」って、ちょっと観光客フレンドリーとは言い難いですよねえ…。
まとめ
そんなわけで、ストラホフ修道院は私の中では「行かなくてもよかったかなあ…」という感じでした。
肯定的な記事にならずにゴメンナサイ。でも、個人ブログだからこそ、個人的感想を正直に書いてみました。
私の感想はこんなですが、外観は美しいですし、「図書館の美しさに感動した!」という人も多いです。
もし図書館の内部に入れるようになれば、鑑賞する価値はじゅうぶんにあると思います。