仏像好きの私が、京都旅行でぜひ訪ねたかったのが東寺(教王護国寺)です。
勇ましい不動明王や、イケメンの帝釈天などの仏像を拝見できます。
東寺の観光ポイントをざっくりと!
東寺は平安時代に建てられた古寺で、弘法大師の呼び名で知られる空海とゆかりの深いお寺です。
別名、教王護国寺ともいいます。
高校時代の日本史では「教王護国寺」と習った記憶があるなあ。
東寺の有料エリアで拝観できる建物は3つです。
国宝・重要文化財級の仏像が立体曼荼羅を形成している、仏像拝観ざんまいの講堂。
本尊である薬師如来像を安置し、建物自体が国宝である金堂。
こちらも建物自体国宝の五重塔。塔の内部に入場はできませんが、扉から内部をのぞいて、壁に描かれた空海の絵や心柱を囲む四仏坐像を拝観できます。
イケメン仏像がいるのは
私が東寺でお目当てにしていたのは、イケメン仏像として名高い帝釈天像と、神秘的な不動明王像。
この2つの仏像にお目にかかれるのが講堂で、切符売り場からの順路で一番最初にあります。
講堂の中には16の国宝仏像と、5つの重要文化財仏像が並べてあり、非常にゼイタクな仏像空間です。
しかもただ並べてあるのではなく、立体曼荼羅になっています。
曼荼羅とは私が日本史で習った記憶によれば「仏の世界を構図で示したもの」。野球の守備位置みたいなもの?
よくわからないので深入りしませんが、要するに聖闘士星矢でシャカが技を繰り出す時に後ろに出てくる、仏が幾何学模様的に並んでいる絵が曼荼羅ですね!(アラフォーしかわからないネタ…)
で、立体曼荼羅は「立体」なので、仏像が幾何学的に配置されていて、実に壮観です。
不動明王は左側のクループの真ん中、帝釈天は左端の前から2番目に位置しています。
ゾウに乗っている帝釈天は、男らしくて知的な雰囲気が本当にカッコよかったです!
写真撮影は禁止なので、イケメン仏像には実際に会いに行きましょう!
東寺の観光に必要な所要時間
東寺観光は、それほどたくさんの仏像があるわけではない金堂、外から内部の絵や仏像をのぞいて拝観する五重塔は、それほど所要時間はかかりません。
立体曼荼羅としてかなり多くの仏像が安置されている講堂の拝観は、じっくり見たい場合は結構時間がかかります。
急ぎ足で見て30分、じっくり見て60分というところが東寺の見学時間の目安になります。
東寺のトイレ情報
東寺のトイレはかなり多くあり、切符を購入して入場するエリアに一つ、無料で歩ける敷地内に二つありました。
どこのトイレも非常に清潔で綺麗でした。
京都のお寺ではトイレがあまり充実していないこともありますが、東寺ではトイレの心配はありません。
まとめ
東寺(教王護国寺)観光の旅行記でした!
イケメン仏像として名高い帝釈天像は本当にカッコよくて、私は15分以上は見とれていた気がします…。
美しい広隆寺の半跏思惟像とはまた違う、力強い魅力がありました。
東寺は京都駅から近く、アクセスしやすい場所にあります。
京都では珍しくたくさんの仏像に会えるお寺ですので、仏像ファンは必見です!