チェスケー・ブディェヨヴィツェからトジェボン(Třeboň)という町に日帰り遠足してきました!
トジェボンはあまりガイドブックに載っていない町なので、見どころを旅行記の形で紹介してみます!
チェスケー・ブディェヨヴィツェからトジェボンへの行き方についてはこちら→トジェボンへの行き方!
中心の広場の景色を楽しもう!
トジェボンの中心部には、カラフルなお家が立ち並ぶ広場(Masaryk Squere)があります。
ちょっとだけ世界遺産の町テルチに似ている感じですね。
私は悪天候の日に行きましたが、晴天だと、青空にもっと映える広場なのではないかと思いました。
この中心の広場に観光インフォメーションがあります。
私が足を運んだ日曜日は閉まっていましたが、観光地図は案内所が閉まっていても、自由に持っていけるようになっていました。
トジェボン城で孔雀に会えるかも!
この中心の広場の奥から、トジェボン城の敷地に入れます。
トジェボン城は、控えめで小さなお城ですが、どことなく品のある佇まいです。
内部は公開していませんでしたが、敷地内をのんびりと見学しました。
入口には可愛らしいだまし絵が描かれていました。赤いお花の紋章が印象的です。
紋章に描かれている赤いお花は、城のあちこちにモチーフとして飾られていました。
お庭の真ん中には、こういうイマイチ良さが理解しづらいオブジェもありました。鳥が髪の毛をまとめて引っ張っているのは何故…?
トジェボン城で一番驚いたのは…
孔雀をつがいで放し飼いしていたこと!観光客に寄って来ることはありませんでしたが、人慣れしていて逃げはしませんでした。
最初はキジか何かかと思いましたが、オスの豪華な尻尾を見つけて「孔雀だ~!」と興奮したワタクシ。
可愛らしい町並みを楽しむ!
中心の広場以外の場所も、トジェボンの町並みは可愛らしいです。
チェコ特有のパステルカラーの可愛いお家が並びます。
このカフェもとっても可愛らしい!時間があったら入ってみようと思っていたのですが、町歩きを楽しみすぎて、時間がなくなってしまいました。
トジェボンの中心部は小さく、中心の広場からすぐ、町を出る門が見えます。この門が非常に可愛らしかったです!
門には衛兵さん?の可愛い人形が置かれています。
こちらは門の反対側、町の外からの眺めです。側面にはスグラフィット装飾(幾何学模様が薄く彫り込んである)が美しいです。
外側の方には、聖母子像が置かれていました。
鯉料理とビールが名物!
海がない内陸国チェコでは、魚を食べるために養鯉業がさかんに行われてきました。
その中でもトジェボンは鯉料理でよく知られています。
地元の鯉料理を食べられるレストランが、町の中心部にはいくつか並んでいます。
真ん中には、トジェボン城で見た紋章と同じ赤い花があしらわれていました。
また、大きなビール工場もあります。
入口から中をのぞくことができました。トジェボンの「Regent」というブランドだそうです。
大きくて結構立派な工場でした。
工場のすぐ近くには、「Regent」の直営店だと思われる、気軽にビールを飲めそうなレストランがありました。
湖のほとりを歩こう!
ビール工場のすぐ近くには、湖があります。
湖を一周するのは大変そうでしたが、美しい教会が2つあるので、時間があれば教会の所まで歩いてみることをおすすめします。
教会までは湖の周りを1㎞半ほど歩きます。所要時間は20分くらいです。
湖の左手の方には、養鯉場も見えてきます。遠目だったので、鯉の姿までは見えませんでしたが。
町から遠ざかると、湖越しにトジェボンの町が見えました。晴れてたらもっと綺麗な風景なんだろうなー。
湖の周囲を15分ほど歩くと、1つ目の教会が見えてきます。
正しくは教会ではなく、ゴシック式の霊廟です。Schwarzenberg Tombと呼ばれています。
湖のほとりの木立にひっそりと建つ霊廟で、非常に美しかったです。
さらに5分ほど歩くと、2つ目の教会が。Kostel svatého Jiljíという教会です。
敷地内にはお墓がたくさんあり、地元の人たちがお墓参りにきていました。
私はこの教会まで歩いて、Uターンしてトジェボンの旧市街へ戻りました。
まとめ
トジェボンの町歩き紹介でした!
広場+お城+湖の周囲散策で、だいたい2~3時間あれば観光できる大きさです。
ただ鯉料理やビールも美味しいので、急ぎ歩きせず、ランチを挟んでゆったり滞在するのが楽しい町かなと感じました。