横浜駅近くのカプセルホテル「カプセルプラス横浜 サウナ&カプセル」の女性専用エリアに宿泊しました。
初めてのカプセルホテル、しかも女性一人での利用だったのでドキドキでしたが、施設がキレイ&設備が整っていて安心して宿泊できました。
カプセルプラス横浜の宿泊体験レポです!
「カプセルプラス横浜」女性専用エリアは2階
カプセルプラスの女性専用エリアは2階にあります。エレベーターか階段で移動します。
2階に鍵付きのロッカー室、脱衣所や洗面所が併設されているシャワー室、寝室となるカプセル室、女性トイレ、ロッカーに入りきらないスーツケース等を置く荷物置き場があります。
ロッカー室、シャワー室、カプセル室は入る時に女性専用のQRコードが必要です。
2階自体にはQRコードがなくても入れて、トイレと荷物置き場には男性でも入れる作りになっているのはマイナス要素かなあ…と思いますが、男性が2階に入り込める雰囲気はなく安心感はありました。
カプセル室は静かで落ち着いた雰囲気
女性用カプセルのほとんどは、階段をのぼってすぐ目の前のカプセル室にあります。数は少ないですが、シャワールームの奥にもあります。
カプセル室に入る扉はかなり頑丈で安心!左側のQRコード読み取り機に、受付でもらうリストバンドについているQRコードを読ませて入ります。
カプセルは上下式です。上の段もそれほど高さはなく、出入りが大変な感じはなかったです。
私は今回下の段を利用しました。上の段に宿泊客がいましたが、「本当に上に人がいる?」ってくらい物音は聞こえませんでした。
宿泊客はそれなりに多く、さまざまな国の外国人観光客がいました。この日の宿泊客は皆マナーが良く、カプセル室では話し声ひとつ聞こえませんでした。
カプセル室自体がクリーンで落ち着いた雰囲気で、さらに非常に静かだったため、とても落ち着いて過ごせました。
カプセル内の設備や広さについて
カプセル内は眠るだけのスペースですが、キレイで居心地が良いです。
テレビがあって驚きました。眠るだけだったので使いませんでしたが、ヘッドホンを使って楽しむことができます。
枕と掛布団が1つずつあります。
7月下旬の真夏に宿泊しましたが、カプセル室はクーラーが良く効いていて、掛布団をかぶってちょうどよい体感温度でした。
カプセル個室の施錠はできません。
プライバシーを確保したい場合はブラインドカーテンを下ろします。遮光性が高いカーテンで、電気を消すとカプセル内は真っ暗になりました。
枕元左側には照明、アラーム、空調ファンを調整できるボードがあります。このボードにテレビと接続しているイヤホンもついています。
照明はON/OFFだけでなく、明るさ調整もできます。
カプセル室では静かに過ごすことが求められているので、アラームはスマホの機能を使うより、こちらの設備のアラームを使う方がトラブルになりにくいかなと思います。
アラームの設定方法はカプセル内に書いてあるので心配ありません。
枕元の右側にはテレビのリモコンとコンセント、充電専用のUSBポートがあります。
ここでスマホ等を充電するにはリモコンが邪魔で、私はリモコンをカプセル内に持ち込んだバッグにしまいました。
私みたいにバッグに入れる場合は持ち帰らないように気を付けて!
カプセル内にセキュリティボックスはありません。貴重品はロッカー室のカギ室ロッカーに入れるか、肌身離さずつけておくかですね。
カプセル内は眠るだけのスペースですが、155㎝前後の私で左右にゴロゴロするくらいの広さはありました。また、カプセル内での着替えも普通にできました。
個人的には、ホテルでツインルームに誰かと泊まるより、カプセル内に閉じこもる方が眠りやすいと感じました。
私せまい場所好きなんですよね。逆にMRIとか入れない閉所嫌いの方には、あまりおすすめできないかも。
ロッカールームには縦長の鍵付きロッカーあり
カプセルプラス横浜に宿泊すると、カプセルと同じ番号のロッカーを利用できます。
ロッカーはカプセルがある部屋とは別の部屋にあります(女性の場合は同じフロアのそれほど遠くない場所)。入室にはQRコードが必要です。
女性用ロッカールームには、縦長のロッカーが並んでいます。洗面台もあります。
ロッカー内にはアメニティ入りバッグ、ハンガー2本、S字フック。ロッカーの扉の裏側には小さな鏡がついています。ロッカーは施錠できます。
ロッカーは縦には長いですが、横幅は狭いです(幅22cm 奥行49cm 高さ169cm)。
中型のバックパックやトートバッグは入りますが、スーツケースやボストンバッグは入らない可能性が高いかも。
最初、一番上は小さな荷物を置く場所かな?と思いましたが、おそらく靴置き場です。この上のトレーに靴を置くと、ロッカーを効率よく使えます。
カプセル室にゴミ箱はありませんが(おかげでカプセル室は清潔)、こちらのロッカー室には大きなゴミ箱があります。
難点は、荷物を整理するスペースが少ないことでしょうか。
アメニティバッグに入っている内容
これらのアメニティは宿泊料金に含まれていて、レンタル料金は発生しないのが嬉しい!
特に室内着は上下分かれたタイプで、浴衣やワンピースタイプの室内着しかないビジネスホテルにくらべて快適でした!
シャワー室は清潔で使いやすい!
女性は個室シャワーが5~6室用意されています。シャワールームに入るのにもQRコードが必要です。シャワー室も土足禁止です。
便利だと感じたのは、シャワーを浴びる手前に脱衣所があり、この脱衣所から個室で施錠できる仕様になっていること!
脱衣所には荷物置き場もあり、リラックスして着替えができます。
シャワー室は皆さんキレイに利用されていて、清潔で使いやすかったです。
個室シャワー内にはメイク落としできる洗顔、シャンプー、コンディショナー、ボディソープが備えてあります。
ドライヤーは少しわかりにくいですが、個室を出た場所、部屋の真ん中にある鏡台のドライヤーマークがついている引き出し内にあります。
ドライヤーエリアとは別に洗面台と、洗面台のないメイク台があります。
ドライヤーかける人、洗面台を使う人、メイク台を使う人と場所が分けられているため、どこを使う場合も待ち時間がほとんどありません。普通のホテルの大浴場より便利!
洗面台には化粧水と保湿乳液があります。最低限の女性用アメニティがそろっていて手ぶらで宿泊できます!
少しだけシーティングエリアもあります。女性フロアにあるシーティングエリアはここだけです。
私が利用した7月の平日は、個室シャワーが満室だったことはありませんでした。
男女共用エリアにある設備
フロントのすぐ脇に男女共用のラウンジがあります。館内で飲食できる場所はここだけです。
ラウンジの横に電子レンジ、電気ポット、かんたんな洗い場があります。
電子レンジのあるスペースには飲み物の自動販売機があります。アルコール類も置いてありました。
カプセルプラス横浜の立地
カプセルプラス横浜は、横浜駅の西口から徒歩5分くらいの位置にあります。横浜駅から結構近かったです!
すぐ近くにはローソンがあります。このローソンを目指して歩くとわかりやすいかも。
大きな通りから少し入った場所にありますが、駅に近いため人通りが多く、夜遅くに通っても不安を感じないエリアです。
カプセルプラス横浜宿泊の流れ
カプセルプラス横浜に宿泊する場合の流れを簡単にまとめておきます。
- 中に入ったらフロントでまずチェックイン
- カプセルプラス横浜での宿泊が初めての場合は簡単に説明を受ける
- ロッカーキーと宿泊エリアに入るQRコード、2つが一体になっているリストバンドを受け取る
- 最初にロッカーへ行く(他の場所は土足厳禁のため)
- ロッカー内に入っているスリッパに履き替える
- 自分のカプセルの場所を確認
- カプセル利用時にはカプセルの外についている電源をオンにする(オフのままだとカプセル内の電気が使えない)
- タオル類や室内着は不要になった時点でロッカー内の返却ボックスに入れる。チェックアウト時にフロント前の返却ボックスに入れてもOK
- アメニティ入りのバッグは最後にフロント前の返却エリアに返す
- リストバンドをフロントで返却するだけでチェックアウト完了
外出する際は、リストバンドをカウンターに預け、カプセル番号がついたカードを受け取ります。
外出から戻った時にこのカードをフロントで渡して、リストバンドを受け取ります。
外出先でリストバンドを紛失するリスクがなくて安心ですね
フロントは24時間体制で開いています。女性一人での宿泊でも安心できました!
カプセルプラス横浜の良かった点と残念だった点
まとめ
カプセルプラスの長所と欠点をまとめましたが、長所が圧倒的に多く、満足度の高い宿泊となりました。
何といっても宿泊料金が安い!少々の欠点があっても「この値段だから問題ない」と思えました。
むしろこの安さで室内着が借りられたりアメニティが充実していたり、コスパが高い!
女性はサウナが使えませんが、その分宿泊料金が安いです。サウナ付きがよい場合は女性でも入れるサウナ付きのカプセルホテルスカイスパYOKOHAMAがあります。
コスパ重視派はカプセルプラス横浜 サウナ&カプセル、サウナ重視派はスカイスパYOKOHAMAと、横浜駅周辺はカプセルホテルに選択肢があるのがウレシイ!
私はコスパ重視なので、また一人で横浜に宿泊する機会があればカプセルプラス横浜 サウナ&カプセルを利用すると思います!
初めてのカプセルホテル宿泊でしたが安心・快適に過ごせました!今後カプセル宿泊利用する勇気をもらえた!