チェスケー・ブディェヨヴィツェは南ボヘミアの中心都市。
チェスキー・クルムロフやフルボカー城など、南ボヘミアの人気観光地を周遊する際に拠点にすると便利な町です。
周囲の華やかな観光地に隠れて、チェスケー・ブディェヨヴィツェ自体の観光は、つい簡単に済ませてしまいそうになりますが、チェスケー・ブディェヨヴィツェは派手さはないながらも、見どころのある町です。
このページではチェスケー・ブディェヨヴィツェ観光で、ぜひポイントとして尋ねたい観光名所や、おすすめグルメをご紹介します。
プシェミスル・オタカル2世広場
チェスケー・ブディェヨヴィツェの中心にあるのが、プシェミスル・オタカル2世広場。観光案内所もこの広場にあります。
中心にはサムソンの噴水があり、正方形に近い形で、色とりどりの建物が広場を取り囲んでいます。
夜はライトアップされて、エレガントです。
チェスケー・ブディェヨヴィツェは穏やかな雰囲気の町です。人通りがある時間なら、夜景を見て歩いても治安への不安は感じませんでした。
聖ミクラーシュ大聖堂(セント・ニコラス大聖堂)
チェスケー・ブディェヨヴィツェで一番大きな教会が、聖ミクラーシュ大聖堂です。英語読みでは聖ニコラス大聖堂となります。
私が行ったときは、土日だったためか、閉まっていて中に入れませんでした。
敷地内に建つ黒塔は、3月は閉まっていましたが、外から見学してもかわいらしい塔でした。ライトアップも綺麗でした!
ドミニコ修道院
町の奥の方には、ドミニコ修道院の塔が見えます。このあたりは町並みもかわいらしいです。
修道院も中には入れなかったので、外観だけ楽しみました。
塩の家
チェスケー・ブディェヨヴィツェで一番好きだった建物が、修道院の敷地内にある「塩の家(Salt house)」と呼ばれる建物です。
塩の貯蔵庫として使われていたため、「塩の家」と呼ばれています。
建物の形そのものがユニークですが、上の方に微妙な表情をした人間の顔がつけられています。目を凝らして見てみてください。
ラベンシュタイン塔
チェスケー・ブディェヨヴィツェの北東端に、ラベンシュタイン塔(Ravenstein Tower)と呼ばれる小さな塔があります。
この塔に入場はできませんが、塔周辺はアーティスティックな建物が多く、歩いていて楽しい界隈です。
カラフルな町並み
チェスケー・ブディェヨヴィツェの旧市街には、カラフルでラブリーな家が立ち並ぶ通りがいくつかあります。
特に旧市街の西側や北側の通りでは、おとぎの国チェコらしい風景にたくさん出会えます。
こういう茶目っ気たっぷりの建物にも出会えます。この建物は、小さなギャラリーになっていました。
ヴルタヴァ(モルダウ)川の風景
チェスケー・ブディェヨヴィツェにもヴルタヴァ川が流れています。
町の西端から城門を出ると、ヴルタヴァ川に出ます。
城壁とヴルタヴァ川に挟まれた通りは、静かで雰囲気がよい散歩道です。
Iron Virgin
チェスケー・ブディェヨヴィツェの城壁沿い、西南の方に「Iron Virgin(鉄の乙女?)」と呼ばれる塔があります。
この塔は、内部に自由に入れるようになっていました。
なぜ「Iron Virgin」と呼ばれるのかわからなかったのですが、中世ヨーロッパにはそう呼ばれる拷問器具があったようなので、もとは監獄だったのかもしれません。
何と言ってもブドヴァイザーのビール!
チェスケー・ブディェヨヴィツェで一番おすすめなのは、町歩きよりも、地元のブドヴァイザー社が作るビールを味わうことかもしれません。
チェスケー・ブディェヨヴィツェのレストランでは、ブドヴァイザーのビールが飲めることを示す、赤いブドヴァイザーの看板がよく見られます。
私はビールが苦手なのですが、ブドヴァイザーのビールは生まれて初めて「美味しい」と思ったビールでした!
ブドヴァイザーのビールを飲むのにおすすめなのは、ブドヴァイザー社が直営しているレストラン。
タンクから直接取るビールを飲むことができます。
ブドヴァイザー直営レストランで、ビールを飲んだ詳しい記事はこちら→チェスケー・ブディェヨヴィツェで絶品ビールが飲める工場直営店!