カーブしたヴルタヴァ川に包まれた町・チェスキー・クルムロフは、チェコで最も美しい町と言われ、チェコに行く日本人観光客のほとんどが足を運ぶ町です。
チェスキー・クルムロフにはバスでアクセスする人が多いですが、チェスキー・クルムロフにはバス停が2つあります。
1つは町の北側にある「Špičák」というバス停。
もうひとつがチェスキー・クルムロフまで行くバスの終点になる、町の東側にあるバスターミナルです。
私は行きに「Špičák」、帰りにバスターミナルを使いました。
チェスキー・クルムロフに行く場合、どちらのバス停を使うのがよいか、私の経験から考えてみました。
Špičákで下りると城門から町に入れる
Špičákのバス停は、チェスキー・クルムロフの北側の城門の外にあります。
バス停から大通りに出て、少し坂になっている歩道を上ると、ブディェヨヴィツェ門へ続く道に出ます。
バス停からこのブディェヨヴィツェ門までは歩いて2~3分です。
Špičákのバス停にはコイントイレがあり5czkです。バスターミナルのコイントイレは10czkだったので、Špičákのトイレの方が安かった!
しかも明るく清潔で、キレイでした!
そんなわけでŠpičákバス停を使うメリットは…
- ブディェヨヴィツェ門からチェスキー・クルムロフに入れる
- コイントイレがバスターミナルより安くてキレイ
こんなところです!
Špičákバス停は終点となるバスターミナルの一つ手前のバス停で、自力で気づいて降車するのは難しいです。
運転手さんに、Špičákに着いたら教えてもらうようにお願いしておくことをおすすめします。
バスターミナルと町の途中には絶景スポットがある
チェスキー・クルムロフへ来るバスの終点となるバスターミナルは、チェスキー・クルムロフの歴史地区を出た東側にあります。
中心部からの所要時間は、町を出てから2~3分ほどで、Špičákバス停とほぼ同じくらいです。
西側に谷にかかった橋があり、その橋をまっすぐ進むと車道に出ます。
車道に出たら横断歩道を渡り、正面の坂道を上ります。
途中で分かれ道がありますが、「BUS」と書かれた矢印の方へ進みます。
すると途中で見える、このパノラマ!!!
チェスキー・クルムロフの町中にもパノラマスポットはありますが、観光客多すぎで押し合いへし合いするため、ゆっくりと景色を楽しめません。
こちらのバス停方向には、集団ツアーの観光客はあまり来ないため、町中のパノラマスポットよりもじっくりと景色を眺めることができます。
チェスキー・クルムロフのバスターミナルは大きいです。
電光掲示板があり、行き先、出発時刻、出発するバス停が表示されています。
私はチェスケー・ブディェヨヴィツェに帰るので、7番バス停です。
こういった電光掲示板での案内がくわしいのと、このバスターミナルは始発で、座席を確保しやすいので、帰りはこのバスターミナルからバスに乗るのがよいです。
トイレはバスターミナルに併設している建物内にあります。
有料トイレで、係員さんがいて10czkを直接渡します。
トイレはŠpičákバス停の方が、安くてキレイだったかな~。
チェスキー・クルムロフのバスターミナルを利用するメリットは次の通りです。
- 途中で絶景が見える
- 電光掲示板の案内がわかりやすい
- 帰りは始発となるため座席を確保しやすい
結論!行きはŠpičák、帰りはターミナル!
さて、以上のような事情をふまえると、チェスキー・クルムロフに行くときはŠpičákで降りて、帰りはバスターミナルから乗るのが正解ですね!
チェスキー・クルムロフのような、中世の町は城門から入るのが素敵ですから、まずはŠpičákで降りて、城門からチェスキー・クルムロフに入る、と。
帰りは、バスターミナルまで行き、途中で絶景も楽しみながら、バスの座席をちゃんと確保して帰路につく。
この方法だと、ひとつだけ問題があります。
私がこの方法でバスに乗ったのですが、行きはŠpičákで降車したため、バスターミナルの場所がわからなくて、ちょっとウロウロしました。
ただし、私は結構方向音痴なので、グーグルマップなどを見ながら歩けば、普通の方向感覚をお持ちの方なら心配ないと思います!