週1程度でがんばっておりまする、「旅行英会話」コーナー。
本日は国際線の機内で、ドリンクサービスの際に役立つ英語表現をマスターしますっ!
機内ドリンクサービスは簡単に「○○+プリーズ」でOK!
英語でドリンク、フードをオーダーする際は、定番の表現として、Can I have~?というフレーズがあります。
たとえば「お水を1杯いただけますか?」は”Can I have a glass of water?”です。
英語の学習テキストで、日本人は
Water, please.
のように、「欲しいもの+プリーズ」という、簡略な表現を使いすぎる傾向があり、しっかりと文の形になっているCan I have~?の方を使う方がよいと書かれていることがあります。
ただし機内サービスでは、CAさんは大勢の乗客に、なるべく早く機械的にドリンクを配りたいので、ていねいで長い表現を使うより、シンプルな表現を使う方がよいです。
国際線に搭乗した際、周囲に座っていたネイティブの人たちも、かんたんな表現でオーダーしていることが多いかったです。
機内サービスの定番表現としては、
で、じゅうぶんでしょう。
ただし、受け取る際にThank you、Thanksなどを必ず言うようにしましょう。
サービスを受け取る側の方が立場が上だという考え方は、日本独自のものなので、無言で飲み物を受け取ると、
感じが悪い客だなあ…
と思われてしまいます。
機内ドリンクで選べる飲み物を英語で覚えておこう!
国際線の機内ドリンクで選べる定番の飲み物を、英語で何と言うのか覚えておきましょう。
ミネラルウォーター | water |
コーヒー | caffee |
紅茶 | tea |
緑茶 | green tea |
ウーロン茶 | oolong tea |
オレンジジュース | orange juice |
アップルジュース | apple juice |
トマトジュース | tomato juice |
コーラ | cola |
ほとんど日本語と同じなので、何となく英語っぽく発音すれば大丈夫です。
ただし、コーヒーは、「カッフィ」という感じで、下唇を噛む「F」の発音をなるべく心がけましょう。たまに、通じにくいことがあります。
ちなみに、水はレストランでは”mineral water”などと表現した方がよいですが、機内サービスではかんたんな言い方でOKです。
欧米系の航空会社では、無糖のトマトジュースが用意されていることが多いです。「糖質制限中だけどジュースが飲みたい」という場合は便利ですね。
コーヒーにミルクだけつけたい時はどうする?
私は、コーヒーには砂糖は入れず、ミルクだけつけるタイプです。
私のようなタイプの人は、CAさんに
Do you need sugar and cream?
(砂糖とミルクはお付けしますか?)
と聞かれた時に備えて、
(ミルクだけお願いします)
という定番表現を覚えておくとよいです。
onlyではなくてjust、milkじゃなくてcream、なんですね!
milkでも通じますが、機内のコーヒーは本格的なミルクではなく、粉クリームが用意されていることがほとんどなので、creamを使うことが多いです。
砂糖やミルクがいるかどうか聞かれる前に、最初から
(コーヒーをミルクだけつけてお願いします)
と、オーダーすると、CAさんがミルクや砂糖の有無をたずねる手間を省けるので、内心で喜ばれるかもしれません。
でも、せっかく「ジャストクリーム!」と頑張って言っても、シュガーとミルクはセットにされて一緒の袋に入っていて、どちらとも渡されることもあります~。
「〇〇はありますか?」を尋ねるには?
機内ドリンクサービスは、あまり時間をかけずにサッとオーダーしたいものです。
ですが、どんな飲み物が用意されているかわからず、迷うことがあります。
とはいえ「何がありますか?」と聞いて、全部答えてもらうのは大変です。
飲みたいものがある場合は、こちらから「〇〇はありますか?」と、Yes/Noで答えられる聞き方をしましょう。
たとえばウーロン茶は、日本発の国際線にはよく積み込まれていますが、日系の航空会社でなければ、用意がないこともあります。
(ウーロン茶のご用意はありますか?)
のように尋ねましょう。
まとめ
国際線のCAさんは、英語がネイティブでない客の対応には慣れていて、英語に自信がなくてもそれほど心配はありません。
日本以外の多くの国では、サービスを供給する側と、受ける側は対等なので、とにかく礼儀を欠いた対応をしないことが大切です。
ていねいで正確な英語を使うというより、サービスを受けたら感じよく「サンキュー」と言うこと。
これが一番大事なことだと思います!