シェーンブルン宮殿は敷地が広大で、はるか遠くの高台にグロリエッテが見えています。
この高台にあるグロリエッテには、「シェーンブルン宮殿から歩くのは大変」という情報がありました。
しかし私は歩くの大好きなので(健脚とは言ってないよ)、3月の陽光が照りつける中、歩いてみました。
実際に歩いてみてしんどかったかどうか、感想を書いてみます!
宮殿からグロリエッテまで歩いてみたよ!
黄色いシェーンブルン宮殿を後にして!グロリエッテを目指して歩き始めます!
最初は白い彫像に見守られた砂利道を歩きます。この辺はジャリジャリはしていますが平坦な道です。
グロリエッテにたどり着く前に、白い彫像で飾られた噴水があります。
ネプチューンの泉と呼ばれる噴水ですが、ご覧の通り、3月は噴水が上がっていません。噴水が動くのは夏期のみだそうです。
ネプチューンの泉あたりでシェーンブルン宮殿の方を振り向くと、なかなか壮大な眺めです。
ネプチューンの泉を過ぎると、いよいよ上り坂です。左と右に上り坂がありますが、どちらから上っても大差ない感じでした。
私は右側の道を上りました。
坂道が始まりましたが…恐れていたほどの坂ではなく、ゆるやかな傾斜です。
道は途中で枝分かれしたり合流したりします。
全く影のない道が最短距離に見えましたが、私は少しでも木陰のある道を選びながら歩きました。
実はサングラス忘れちゃったんですよね…。旅行には持って行っていたのにシェーンブルン宮殿に行くときはホテルに置いてきちゃいました。
影がなくなると、ジリジリと直射日光を浴びて少し疲れを感じたので、晴れた日は木陰の道を選びながら歩くのがおすすめです。
最短距離の道と、歩く距離にそれほど大きな差はありません。
ゆるやかな坂道をゆっくりと上っていると、意外なほどすぐに、グロリエッテが近くに見えてきました。
思っていた以上に楽勝な道のりでした!
シェーンブルン宮殿からグロリエッテまでは、途中からゆるやかな坂を上って、ゆっくりめに歩いて15~20分程度です。
ただし天気がよかったとはいえ、私が歩いたのは3月だったので、それほど気温は高くありませんでした。
夏はもう少ししんどく感じるかもしれません。
グロリエッテまで上ると、シェーンブルン宮殿のこんなカッコイイ姿を拝めます!
直射日光はちょっときついけど、やっぱり晴れている日に上りたいですね。
サングラスを忘れないようにしてください!
グロリエッテの展望台は有料で入場すべき?
グロリエッテにはさらに屋上テラスがあり、そこからの展望を楽しむのは有料になります。
グランドツアーやインペリアルツアー、シシィチケットではグロリエッテの屋上展望台に入場できず、別売りの入場券となります。
このグロリエッテの有料展望台に入場観光している人は、ほとんどいませんでした。
その理由のひとつは入場ゲートが奥にあり、グロリエッテに入れることに気づきにくいというのがあると思います。
また、わざわざ有料テラスに入らなくても、美しいパノラマは見えるので、「別にテラスにまで上らなくてもいいかな」と考える人もいるのではないでしょうか。
私はまさにそのパターンでした。
グロリエッテの展望テラスまで上らなくても、グロリエッテの手前からこのような気持ちのよいパノラマが楽しめるので、私は大満足でした。
グロリエッテカフェのお値段は?
グロリエッテの屋上展望テラスは有料入場ですが、グロリエッテそのものにはカフェが入っています。
多くのガイドブックに掲載されている有名なカフェです。
エスプレッソだけでも€3.3なので、結構なお値段がしますね。
このグロリエッテカフェで休憩する気満々だったのですが、前述したようにグロリエッテまで上るのに全然疲れなかったので、休憩はせずにそのまま下に降りることにしました。
店内をのぞいてみましたが、想像していたほど格式高い雰囲気ではなく、カジュアルなカフェでした。
まとめ
以上、グロリエッテまで歩いてみた感想でした。
シェーンブルン宮殿からグロリエッテまではゆるやかな坂道を15~20分歩くだけで、楽勝でした!
シェーンブルン宮殿内には、広大な宮殿を移動する有料の観光トレインがありますが、よほど疲れていたり、足腰に自信がないという場合でなければ、わざわざ利用する必要はないかなと思いました。