チェコ旅行を計画している私ですが、チェコは初めてです。
初めてのチェコということで、今回のチェコ旅行のメインとなるのは、王道・プラハ。
このプラハですが、いくつかのガイドブックを読んでみたのですが、いまいち全体的につかみきれない…。
そんな状態だったのですが、1冊で
何となくプラハのことがわかった!
と思えるガイド系の本を見つけたので、ご紹介します。
「プラハ迷宮の散歩道」はどんな本?
プラハ旅行に行こうと考えているおすすめしたい1冊は「プラハ迷宮の散歩道」。
日本のNo.1海外旅行ガイドブック・地球の歩き方の、「GEM STONE」というシリーズの本です。
「プラハ迷宮の散歩道」はタイトル通り、プラハの町歩きにポイントを絞っています。
交通・グルメなどの実用情報は少ないですが、町歩きが楽しめるように、観光名所となっている建物の歴史背景や、芸術的意義などを、くわしく解説しています。
この本で何となくプラハの歩き方が見えてきた!
本の中では、プラハが地区ごとに分けられて、その地区の特徴や、見どころなどが読み物形式で紹介されています。
今までプラハのガイドブックは何冊か読んでみたのですが、地区がわかれていることはわかっても、イマイチそれぞれがどんな地区なのかが頭に入らないなあ~と思っていました。
この「プラハ迷宮の散歩道」は、プラハの散策にテーマをしぼっているだけのことはあって、各地区の特徴が非常にわかりやすかったです。
「マラー・ストラナ」が「フラッチャニ」と区別されているのは、
地形や、住んでいる人たちが違ったんだなあ~。
とか、
新市街は「新」とは言っても「旧市街」より新しいだけで、作られたのは中世で、そんなには新しくないんだな~。
とか、ようやくプラハの全体像が、ぼんやりと見えてきました。
芸術家や歴史上の人物がコンパクトに説明されている!
プラハに関係の深い芸術家は、作曲家のスメタナ、作家のカフカ、画家のムハ(ミュシャ)など数多くいます。
このプラハに関わる芸術家さんたちが、今までのガイド本にも少しずつ紹介されていたのですが、やや尺が足りないかんじでした。
こういった人物が、「プラハ迷宮の散歩道」では見開き1ページずつ程度で紹介されていて、短すぎず長すぎず、旅行者が読むにはちょうどいい分量だと感じました。
この本を読んで、黄金の小道にあるカフカの仕事場をのぞいてみたい!と思いました。
巻末には、プラハに関連する歴史上の人物が、これまたコンパクトにまとめてあって、わかりやすいです。
また、プラハに数多く残る「キュビズム建築」の解説がわかりやすく、キュビズム建築の特長が、何となくつかめた気がします!
旅行チェコ語のコーナーがスグレモノ!
「プラハ迷宮の散歩道」には、ほんの少しですが、旅行に使えるチェコ語が紹介されています。
本当に必要なチェコ語だけと言う感じで、「お勘定お願いします」とか、フレーズのチョイスがすばらしいと感じました!
このブログでもほんの少しだけ旅行チェコ語を勉強しましたが、この本を1冊買えば必要なかったな…。
まとめ
「プラハ迷宮の散歩道」は、ガイドブックにプラスして、何かプラハの読み物を1冊読みたいという方に、かなりおすすめです!
私はプラハ関連のガイド本を何冊か読んだ中で、この本が一番おもしろかったです!