インスブルックでは、モーツァルトやゲーテが宿泊したというゴルデナー・アドラーというホテルにあるレストランで、ディナーを食べる予定でした。
この素敵な建物にあるレストラン。
ですが、チェコからインスブルックへの電車に運休や遅延があり、予定がいろいろ狂ってしまって、電車内でランチを食べたのは午後2時を過ぎていました。
そのせいで、夜になっても全然お腹がすいてない…
お腹がすいていない状態で、高級レストランに入ってもモッタイナイだけですよね。
そこでレストランに入るのはやめて、何か軽食をホテルに持ち帰って、ホテル内で食べることにしました。
インスブルックの町を歩いてみて、「よし、ここで買おう!」と決めたのが、シュトゥルーデルの専門店「Strudel-Cafe Kröll」というお店です。
シュトゥルーデル専門店には総菜パイもある!
シュトゥルーデル(strudel)は、オーストリア名物のパリッとした生地の中に具がつまった、ずっしりとしたパイです。
アプフェルシュトゥルーデル(アップルパイ)が一番有名ですね!
Strudel-Cafe Kröllはそんなシュトゥルーデルの専門店。
店の前を通るといつもお客さんで賑わっていたので、「地元で人気ということは美味しいんだろう!」と、ここでシュトゥルーデルを買って帰ることにしました。
シュトゥルーデルは甘いパイだけでなく、惣菜が入った、ご飯としても食べられるものもあり、Strudel-Cafe Kröllはさすが専門店、種類が豊富にありました。
ポテトや肉類、野菜、モッツァレッラチーズなどが入ったものは、じゅうぶんご飯代わりになります。
二人でお惣菜シュトゥルーデルを3つと、デザート用に甘いシュトゥルーデルを1つ購入して帰りました。
ホテルで食べたシュトゥルーデルのお味は?
ホテルの部屋で、備えつけのティーを入れて、購入したシュトゥルーデルを頂きます!
「ちょっと野菜が足りないかな?」と思ったので、スーパーマーケットで購入したサラダも添えました。
こちらがシュトゥルーデル。パイ生地がパリパリしています。
こんな風に、チーズやきのこ、ハムなどの具がぎっしり詰まっています。
シュトゥルーデルは本当にずっしりとしたパイで、2つも食べるとお腹いっぱいになりました。
カジュアルなB級グルメの味ですが、しっかりお腹にもたまるし、何より美味しいっ!
オーストリア名物ってのもいいですね!
Strudel-Cafe Kröllは立地もよし!
Strudel-Cafe Kröllは、インスブルック最大の観光スポット「黄金の小屋根」のすぐ近くにあります。
私は持ち帰りにしましたが、イートインコーナーもあり、座って食べているお客さんがいつも多かったです。
シュトゥルーデル以外に、ケーキ類も充実しています。
黄金の小屋根の近くという、観光の途中にも立ち寄りやすい場所にあるので、ぜひインスブルックではランチ、カフェ、ディナー何にでも使える、Strudel-Cafe Kröllのお味を試してみてください!