年末年始は地元の鹿児島に帰省しました。
鹿児島と言えば車社会ですが、車移動の途中に休憩できる「道の駅」が昔とくらべて充実してるなあ~と感じました。
つきあいで地元の鹿児島市から遠出したとき、あまりお店がない場所でお昼を迎えたのですが、道の駅が近くにあったため、そこでランチしました。
さつま町の「宮之城ちくりん館」という道の駅的な施設の「とどろ亭」というお店です。
このランチが、期待以上に満足だったのでレポします!
「とどろ停」はどんなお食事処?
「とどろ亭」は、鹿児島県さつま町にある、道の駅的な施設「ちくりん館」の中にあるお食事処です。
メニューは多くありませんが、地元食材を使った定食がほとんどで、バイキングもあります。
ランチ営業のみになっています。
ちなみに「さつま町」というのは、薩摩川内市に近く、海岸線が多い鹿児島では珍しく海がない内陸地域です。鹿児島市からは車で1時間ほどです。
観光名所が近くになく、観光で訪れる人は少ないレア感がある地域ですが、実は温泉も出たりするシブいエリアです。でも内陸部だからか、鹿児島にしてはめっちゃ寒い~!
ランチメニューのお味は?
私が訪れた日は、残念ながら人気のバイキングがお休みでした。
それでも「黒毛和牛たけのこ丼」というのがめっちゃ魅力的だったので、落胆せずにこちらを注文!
鹿児島は黒牛が有名だし、さつま町はたけのこがよく取れるらしいんですよね。
こちらが黒毛和牛たけのこ丼!サラダと味噌汁、半熟卵がついていました。
ごぼうチップスも入っている!
半熟卵をかけて、牛丼のように頂きました。
歯ごたえのあるたけのこと、牛丼がマッチしていておいしい!たけのこは新鮮な感じで、素材の味が活きています。
地味にサラダもおいしくて、非常にヘルシーでした。このクオリティで税込1100円とは…東京のランチとくらべると破格のお値段です。
一緒に入店した連れは、たけのこ丼と悩んだ末に「ダムカレー」にしていました。
近くにある鶴田ダムを模した名物カレーだそうですが、こちらも野菜たっぷりで美味しそうでした。
何とお茶もコーヒーも飲み放題!
とどろ亭で感動したのが、セルフサービスですが温かいお茶とコーヒーが飲み放題だったことです!
食前はお茶で喉をうるおして、食後はコーヒーでゆっくりしました。
しかもコーヒーがインスタントではなく、ドリップコーヒーの味で美味しかったです。
これで税込1100円!地方の力ってスゴイです。
窓際に座って眺めを楽しもう!
とどろ亭には、さらなる魅力もあります。
窓の外を見ると…なんかいい感じ!
とどろ亭は川内川(せんだいがわ)という鹿児島ではかなり大きい河川に面していて、「轟の瀬(とどろきのせ)」という清流にゴツゴツした岩が並んだ景勝地が見えるんです!
写真では伝えきれていないですが、川の水の色はエメラルドグリーンで非常にキレイでした。
食後に少し川沿いを歩いてみたのですが、あまりの寒さにすぐ撤退しました。さすが1月の内陸部。
ほとんどのテーブルから「轟の瀬」は見える作りになっていますが、なるべく長めのよいテーブルを選んで、景色も一緒に楽しみましょう!
「ちくりん館」の物産館ものぞいてみよう!
とどろ亭が入っている「ちくりん館」には物産館もあります。
平日でそれほど人口も多くない地域なのに、ひっきりなしに車が入ってきて、人気がある施設なんですね。
物産館では地元で取れる野菜や名産品、お菓子などが販売されています。
近くの伊佐市の「ケーキハウストリコロール」というお店のお菓子が、安くて美味しそうだったのでいっぱい買っちゃいました!実際に美味しかったです!
まとめ
鹿児島県さつま町「ちくりん館」のお食事処「とどろ亭」の感想でした。
食事が安くて、美味しくて、お茶コーヒー飲み放題で、眺めも良い!
…都会や観光名所にあれば人気になりそうなスポットです。
でも静かな場所で地元の人たちが中心に利用しているからこそ、こんなに素敵なお店でいられるのかもしれませんね。
なかなか行く機会がある場所ではありませんが、次があったら人気のバイキングを食べてみたいな~。