チェスケー・ブディェヨヴィツェからフルボカー城にやってきました!
チェスケー・ブディェヨヴィツェからフルボカー城への行き方については、こちらをご参照ください。
今回のチェコ旅行でかなり楽しみにしていたのが、このフルボカー城。
チェコで最も美しい城と言われる、おとぎ話のお姫様が登場しそうな白亜のお城です。
内部も外部も思う存分楽しんできましたので、その旅行記です!
フルボカー城はガイドツアーでしか入場できない
坂道を上ってやってきました!おとぎ話のような真っ白なお城!
外から眺めるだけでもじゅうぶんかわいらしいのですが、やっぱり中に入りたい~!
冬季のガイドツアーはチェコ語のみ
フルボカー城の入場は、ガイドツアーのみです。
私は3月に足を運びましたが、冬季スケジュールになっていました。
冬季(11月~3月)は、冬季限定のWINTER VISITOR’S ROUTEというツアーになります。
フルボカー城の入り口に、ツアーの値段が掲示されています。チェコ語のツアーだと150czk(約750円)、チェコ語以外の英語などのツアーだと260czk(約1000円)です。
最終のガイドツアー時刻に注意しよう!
私は2時過ぎにフルボカー城に着きました。
入り口の電光掲示板に、ツアーのタイムテーブルと、どの言語で行われるツアーかが書いてあります。
この日は、チェコ語のツアーがあと2回しかありませんでした。
午後からフルボカー城へ行く場合は、最終のツアーが何時からなのか、公式サイトで確認しておくのがよさそうです。
ツアーは定員20名ですが、次の3時からのツアーがすぐに申し込めました。冬季ツアーは、今のところ事前予約は必要ないかな、と感じました。
チェコ語の冬季ツアーはどんな感じ?
私は英語のツアーでも、たぶんそんなに聞き取れないので、
チェコ語のツアーで何もわからなくても、中に入れればそれでいいかな。
と思い、チェコ語のツアーに参加しました。
チェコ語のツアーでは、希望者に英語で書かれたガイドを配ってくれるので(返却する)、チェコ語が聞き取れなくても、だいたいのことはわかりました。
むしろ、私のような「英語は読めるけど聞き取れない」という受験英語タイプには、英語のツアーに参加するより、チェコ語のツアーでかえって良かったかなと思いました。
内部は写真撮影禁止だったので画像はありませんが、ほとんど狩猟に関係する部屋でした。
狩りに使った銃やナイフ、狩りの成績が良かった人に配られた記念品などが展示されていました。
お城の持ち主さんは、とにかく狩り好きだったみたいです。
冬季ツアーの所要時間は45分くらいでした。
フルボカー城の無料で散策できるエリア
フルボカー城は内部入場は有料ですが、途中までの中庭と、外庭は無料で散策できます。
こちらが中庭です。
中庭にもたくさんの鹿の角が飾られていて、どれだけ狩猟好きなんだ…って感じですね。
フルボカー城の周囲をぐるっと回って、外庭の散策も無料で楽しめます。
中庭の方からみたフルボカー城。
螺旋階段を、ちょっとだけ上ることができます。ボヘミアの貴族気分を味わってみましょうっ!
この螺旋階段、すっごい美しいんですよね!
フルボカー城は高台にあるので、下の町が見える場所があります。このエリアでは養鯉業がさかんですが、おそらく鯉を育てていると思われる人工池が見えます。
チェコは海がない国なので、食生活に魚を取り入れるために、ボヘミア王が養鯉産業に力を入れたと「物語チェコの歴史」に書いてありました。
フルボカー城のトイレは無料で使える!
プラハにいる間は、トイレがどこに行っても有料でちょっと驚きました。
プラハの観光地は、入場料を払って入っても、トイレは別料金で取られることがほとんどでした。
ですが、フルボカー城はトイレは無料で使えました!ウレシイ!
しかも中庭に面した場所にあり、ガイドツアーに参加しなくても、完全に無料で利用できます。
おまけにとってもキレイでした!さすがチェコで一番美しい城は、トイレまで美しい!
冬季はカフェはクローズだけど自販機がある!
私がフルボカー城に行った日は、曇りがちで小雨もパラついていました。
3時に始まるガイドツアーまで30分以上あり、「何となく寒いなあ…」と感じましたが、カフェらしきものは閉まっていました。
ですが、自販機がありました。
この自販機で温かいカフェオレを購入して、温まりました。
ちょっと甘かったですが、味は悪くなかったです。
フルボカー城のベストショットは何時ごろ撮れる?
私がフルボカー城に行った日は、曇りがちだったので、白亜の城の白色の美しさを、最高の状態では見れなかったのではないかと思います。
ですが、天気を抜きにしても、フルボカー城は正面が北西の方を向いていて、太陽が高くなってくると逆光になります。
最高の写真を撮りたければ、晴れた日の、なるべく朝早い時間に行くのがよさそうです。
時間があれば下の町も楽しもう!
フルボカー城行きのバスが停まる、フルボカー城の下にあるフルボカー・ナト・ヴルタヴォウという町も、けっこうカワイイ町です。
バス停からお城への行き帰りの途中でも、少し時間がある場合は町歩きを楽しんでみましょう。
かわいらしい猫ちゃんのペイントが施された家。
養鯉産業がさかんなこともあり、迫力のある鯉のオブジェもありました。「文句あるか!」って感じの鯉ですね!