私は地方育ちで、大学入学で上京し、そのまま東京に住みついでいますが、東京に住むメリットのひとつが、美術展が多いこと!
絵は本当に遊び程度なのですが、見るのも描くのも大好きなので、毎年
今年は誰の絵を見れるだろう?
と楽しみです。
つい先日も、ピエール・ボナール展に行って参りました。
しかし、美術展のチケットって、結構高いんですよね…。
なるべく安く購入する方法を、自分のためにもまとめておきました。
日本の美術館の「企画展」は「常設展」にくらべて高い
日本の美術館のチケット代は、「常設展は安い、企画展は高い」という特徴があります。
常設展というのは、その美術館が所蔵している作品の展示です。美術館にもよりますが、500~1000円くらいです。
企画展とは、よく電車内の広告や、駅のポスターで見るような「ゴッホ展」とか「ルーブル美術館展」のような、期間限定で展示される美術展です。
海外の美術館から、有名作品をレンタルし、慎重に輸送するコストがかかるため、企画展の値段設定は高め。東京で催される企画展は、1600円という値段が多いです。
日本の美術ファンは、比較的裕福なシニア女性が多いため、高いチケット値段設定でも、しっかり宣伝さえすれば、企画展は結構混雑するというのが現状です。
企画展のチケットは、早期ペアチケットを狙おう!
私のような有閑マダムではない美術好きにとっては、美術展チケットを、少しでも安く購入する方法があれば嬉しいところです。
まず、シンプルに、前売り券は、当日券より200円程度安くなります。美術展が始まる前日までオンラインや美術館で購入できます。
ですが、前売り券より安いチケットを購入できる場合があります。
企画展では、展示が始まる数か月前までの販売で、「早期ペアチケット」というチケットを売り出すことがあります。
このペアチケットは、チケット二枚セットで2000~2400円程度で売られることが多く、1枚の値段だと400~600程度安くなります。
3~4割引きくらいになりますね!
早期ペアチケットは、展覧会開催の数か月前で販売を終了しますので、駅や電車内で、企画展の宣伝が始まる頃には、既に販売終了していることが多いです。
そのため、自分で「今年は何の展覧会があるのかな~」という情報をチェックして、チケット情報を早め早めに収集する必要があります。
デメリットとしては、二枚セットなので、一緒に行ってくれる人を探さなければならないこと。
ですが、私の経験上では、「こんなにお得な値段で鑑賞できるんだよ!」とセールスすれば、だいたい誰かつかまります(笑)。
前売り券は「公式サイト」で「手数料無料」で購入するべし!
早期割引ペアチケットも、前売り券も、オンラインで購入する際は、注意点があります。
それは、大手のチケット販売会社のサイトではなく、公式サイトでオンライン購入した方がお得なことが多いということです。
大手のチケット販売サイトを使って購入すると、「システム利用料」「発券手数料」なるものがチケット代に加算され、当日券と変わらない値段になってしまうことがあります(むしろ当日券より高くなることも!)
美術展の公式サイトでは、手数料無料でオンライン購入できることが多いので、必ず公式サイトで情報をチェックするようにしましょう。
美術展は早め早めの情報収集でお得なチケットを購入しよう!駅や電車にポスターが貼り出される前に、情報を集めるのがおすすめだよ!