ウィーンはオーストリアの首都で、日本人観光客も多数訪れる人気観光都市です。
実際にウィーン旅行に行ってみて、
ウィーンの魅力はココだ!
と感じたポイントを7つにまとめてみました!
ウィーンにはハプスブルクの宮廷文化が残る
ウィーンはハプスブルク家が住居として宮殿を構え、拠点とした町です。
ハプスブルク家の残した宮廷文化を楽しみたいなら、訪問したいのはホーフブルク旧王宮と、シェーンブルン宮殿。
歴代皇帝が日常生活を送ったホーフブルク旧王宮は、ウィーンの中心部にあります。
ハプスブルク家の夏の離宮として作られたシェーンブルン宮殿は、ウィーンの郊外にあります。
音楽の都ウィーンで音楽鑑賞!
ウィーンの異名は音楽の都。
ウィーンではハプスブルク家のもとで宮廷音楽が栄え、モーツァルト、シューベルト、ハイドンといった超大物音楽家たちが活躍しました。
現在でもウィーン少年合唱団や、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団などの活動の拠点となっています。
ウィーンではぜひ音楽鑑賞を楽しみたいところですが、ウィーン・フィルハーモニーの演奏会のチケットを入手するのはかなり難しいです。
ウィーン少年合唱団の方は、夏季をのぞく毎週日曜日に、王宮礼拝堂のミサで歌声が聴けます。
日曜日にウィーンに滞在する予定の方は、この王宮礼拝堂ミサを鑑賞することをおすすめします!
このミサで、伴奏をするのはウィーン・フィルなので、ウィーン・フィルとウィーン少年合唱団のコラボを鑑賞できる点もお得です。
クリムトの傑作の多くがウィーンに!
ウィーンは、19世紀末に世紀末美術が栄えたことで知られています。
世紀末美術の巨匠クリムトの傑作が、数多く残されています。
ウィーンにはクリムトの作品が多すぎて、全部見尽くそうと思ったら、2~3日の滞在では時間が足りないくらいです。
世界史図説で見たブリューゲル作品もいっぱい!
ウィーンには、北方ルネサンスの巨匠ブリューゲルの傑作もズラッとそろっています。
高校世界史で使った教科書や図説集に載っていたブリューゲルの絵に、たくさん出会えて感動しました!
特に美術史美術館は、世界最大のブリューゲルコレクションを誇ります。
見ごたえタップリの美術館がたくさん!
ハプスブルク家が芸術作品の収集に情熱があったことや、19世紀末に世紀末美術が花開いたことなどから、ウィーンには数多くの美術作品が残されています。
それらの美術作品は、美術館で観賞することができますが、ウィーンはレベルの高い美術館が多すぎて、観賞が追いつかない!(嬉しい悲鳴です)
その中でもヨーロッパ三大美術館のひとつに数えられるウィーン美術史美術館と、世界最大のクリムトコレクションを誇るベルヴェデーレ宮殿上宮はぜひとも訪問したい美術館です。
ユネスコ無形文化遺産のカフェ文化
ウィーンといえばチョコレートケーキ「ザッハトルテ」を思い浮かべる方がいるかもしれません。
ザッハトルテは、ウィーンの老舗カフェ・ザッハーで生まれたケーキです。
カフェ・ザッハー以外にもウィーンには歴史あるカフェが数多くあり、独特のカフェ文化を作り出してきました。
ウィーンのカフェ文化はユネスコ無形文化遺産に登録されています。
ウィーンではぜひ歴史あるカフェをはしごして、ウィーンのカフェ文化を体験してみましょう。
ウィーンの世紀末建築を見る!
ウィーンを歩いていると、ハプスブルクの帝都だったわりには、町並みがそれほど古い感じがしないことに気づきます。
ウィーンでは19世紀末に世紀末建築のブームが起こり、ユーゲントシュティール(フランス語ではアール・ヌーボー)と呼ばれるスタイルの建物が数多く建てられています。
世紀末建築の建物は、目を惹くようなピンク色や緑色で、平面的で官能的な絵が描かれていることもあり、ウィーンの町並みに不思議な雰囲気を作り出しています。
まとめ
ウィーンの魅力を7つのポイントにしぼってまとめてみました。
ウィーン観光ではぜひ、この7つのポイントで楽しむような計画を立ててみてください!
- ハプスブルク家の宮殿見学
- ウィーン少年合唱団やウィーンフィルなどの音楽鑑賞
- クリムト作品の観賞
- ブリューゲル作品の観賞
- 美術館めぐり
- カフェ巡り
- 世紀末建築の見学