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【ウィーン】ホーフブルク旧王宮に朝一番で入場観光した感想!

オーストリア旅行記
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ウィーン観光の目玉の一つが、ホーフブルク(王宮)です。

ホーフブルクとはハプルブルクの歴代皇帝が住んでいた王宮があるエリアで、王宮や教会、庭園、図書館など、たくさんの建築物が集まっています。

そのホーフブルクの中でも、特に観光客に人気なのが、美貌の皇妃がエリザベートが住み、ゆかりのものが残されている旧王宮

ぽこ
ぽこ

ウィーン滞在中に行ってきたので、感想をまとめてみました!

旧王宮に朝一番で行ってきた!3番乗り!

ウィーン観光をしている中で予想以上だったのが、ウィーンの観光地の混雑ぶりです。

3月の観光シーズンオフだというのに、あちこちの美術館のチケット売り場で行列に並びました。

ウィーンの王宮といえば郊外にあるシェーンブルン宮殿が最も有名ですが、ウィーンの中心部にあるホーフブルク旧王宮の方も、アクセスしやすいため大人気。

「なるべく混雑しない状況で見学したい」と、開館時間前に行って並ぶことにしました。

ウィーン旧王宮

開館25分くらい前にまだ空いていない切符売り場前に到着し、並びました。すでに並んでいる人がいて、前から3組目くらいでした。

ウィーンホーフブルク旧王宮

旧王宮の切符売り場入り口は、美しいアーケードのかかった、通り抜け通路のような場所にあります。

ぽこ
ぽこ

さすが旧王宮、切符売り場の列に並ぶだけでエレガント体験!

ホーフブルクは広いため、もしかしたら旧王宮の切符売り場を探して迷うかもしれません。

ウィーンホーフブルク

ホーフブルク内には「SISI MUSIUM(シシィミュージアム)」の表示がたくさんあるので、その表示に従って行けばたどりつけます!

旧王宮で入場できる施設は?

ホーフブルク王宮

旧王宮で見学できる施設は銀器コレクションシシィミュージアム皇帝の部屋の3か所です。

この3つの入場施設の切符はバラ売りはされてなくて、旧王宮に入場したい場合は、この3つをすべて見学することになります。

私は「皇帝の部屋」だけ見学できればじゅうぶんだったのですが、見学は入場券代に含まれている日本語のオーディオガイドを聴きながら、銀器コレクション→シシィミュージアム→皇帝の部屋の順番に回るしかありません

王宮内のマップも頭に入っていない状態で、途中を飛ばして皇帝の部屋だけ見学するというのは難しかったです。

また、館内のカメラ撮影は禁止です。

旧王宮を見て回るのに必要な所要時間は?

ホーフブルク旧王宮

ホーフブルク旧王宮は、オーディオガイドを聴きながら歩くことになるので、それなりに見学の所要時間がかかります。

私は銀器コレクションは、番号に星マークのようなものがついている主要展示物だけ見学しましたが、それでも銀器コレクションだけで20~30分はかかりました。

ぽこ
ぽこ

ちなみに銀器コレクションはマリア・テレジアのものなどがあり、予想外に楽しめました。

予想外に楽しめなかったは、シシィミュージアムかなあ。

シシィミュージアムは凝った作りになっていますが、若干テーマパークみたいな雰囲気があり、エリザベート皇妃にあまり興味がないと、エリザベートだらけでちょっと食傷気味になるかもしれません。

皇帝の部屋は、オーディオガイドの丁寧な説明があるため、あまり世界史に強くない私でも楽しめました。

フランツ・ヨーゼフ皇帝が親しみを感じるほどまじめな性格だったということや、小サロンに飾られていた、薄幸のオーストリア大公・メキシコ皇帝の妃・シャルロッテの肖像などが印象に残りました。

皇帝の部屋で人気があるのは、エリザベートがスタイル維持のために使った体操器具が置かれた部屋ですが、私が足を運んだ時はちょうど工事中で見学できませんでした。

銀器コレクション+シシィミュージアム+皇帝の部屋の見学には、2時間くらいかかりました。

私は朝一番で行き、混雑しない館内を見学してこれだけ時間がかかったので、見学の所要時間はやはり2時間は見積もっておくのが無難です。

ホーフブルク旧王宮を見学した感想

ホーフブルク旧王宮

というわけで、ホーフブルク旧王宮を見学した感想は

ぽこ
ぽこ

「皇帝の部屋」以外はさほど面白くなかったかなあ…

という感じです。

その「皇帝の部屋」も、郊外のシェーンブルン宮殿を見学に行くなら、似たような部屋が多数あり、同じようなオーディオガイドの解説を聞くことができます。

個人的な意見ですが、ウィーンは見どころが多い町で、ホーフブルク旧王宮は観光する場所として優先する必要はないかなと感じました。

私はウィーンに4泊しましたが、レオポルト美術館に行く時間がありませんでした。

今になって思えば「ホーフブルク旧王宮よりレオポルト美術館に行けばよかったなあ…」と思っています。

「ホーフブルク」は広大な敷地を指す言葉なので注意!

ウィーンのホーフブルク

「ホーフブルク」は「シェーンブルン宮殿」の「シェーンブルン」と同じように、旧王宮の建物を指す言葉なのかなと思っていました。

それは間違いで、「ホーフブルク」とは旧王宮や新王宮、アルベルティーナやアウグスティーナ教会、ウィーン少年合唱団が歌う王宮礼拝堂があるスイス宮などの建物群がある広大なエリアを指す言葉でした。

ぽこ
ぽこ

要するに、旧王宮は「ホーフブルク宮殿」ではないということね!

まあ、私のように勘違いしていても何も問題はないんですけど(笑)、一応基礎知識として書いておきます!

ホーフブルクカフェ

敷地内にあるホーフブルクカフェは、カフェ文化が盛んなウィーンで有名カフェのひとつです。

観光中に疲れたら、休憩に使ってみてください!ハプスブルク家にゆかりのある人々の名前がつけられたスイーツやドリンクが楽しめます。

旧王宮に入るならシシィチケットがお得

ホーフブルク旧王宮は、シェーンブルン宮殿のグランドツアーとセットになったシシィチケットという共通券があります。

旧王宮と、シェーンブルン宮殿のグランドツアー、どちらにも入場する予定があるなら、ぜひ使いたいお得な共通券なのでチェックしてみてください。

シシィチケットについての詳しい記事はこちら

まとめ

以上、ホーフブルクの旧王宮の旅行記を兼ねたガイドでした。

旧王宮では日本語のオーディオガイドを聴きながら見学するので、下知識は必要ないですが、中野京子さんのハプスブルク家に関する本は面白かったので、旅行前に読んでおくと一層楽しめると思います。

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