ウィーンでは、中央駅から王宮へ行く時、中心部からシェーンブルン宮殿に行く時などに地下鉄を利用しました。
このページではウィーンの地下鉄切符の買い方、乗り方、実際に乗ってみて治安をどう感じたかなどを書いてみます。
ウィーンの地下鉄切符は券売機で簡単に購入できる!
ウィーンの地下鉄切符は、改札近くにある自動券売機を使って、かんたんな操作で購入できます。
自動券売機は英語バージョンで操作できます。
うろ覚えです(帰ってきたばかりなのに…)が、券の種類を選ぶ→人数を選ぶ→確定ボタンのようなものを押す→支払う→切符が出てくる…というような手順でした。
私のような英語ダメダメ人間でも、それほど戸惑わずに操作できたので、心配いらないと思います!
券売機ではクレジットカードの利用はできました。
ただし券売機によっては、€10以上の大きな額のユーロ札は使えない場合があるので注意してください。
ウィーンの地下鉄切符は刻印が必要
ウィーンの地下鉄切符は、乗車する前に、必ず専用のマシーンで刻印が必要です。
24時間券や48時間券は、刻印してから有効期限のカウントがスタートします。
刻印用のマシーンは、改札のすぐ近くにあります。
私が地下鉄を利用した際は検札は一度もありませんでしたが、刻印無しで乗っているのが見つかると、罰金を取られることもあるそうなので気をつけましょう!
ウィーンの地下鉄1回券は何分有効なの?
ウィーン地下鉄の一番シンプルな1回券切符(single ticket)は、€2.4です。
さすがウィーン、物価が高いですよね…。日本円にすると300円くらいです。
このシングルチケットで、地下鉄を乗り継ぐことができるのですが、何分以内という制限はないようです。
しかし、ウィーンの交通公式サイトには「途中下車なしの場合(without interrupting travel)のみ有効」とあります。
切符には最初に刻印した時刻が書き込まれるので、常識の範囲を超えて乗り換えに時間がかかりすぎている場合は、アウトなのかもしれませんね。
「常識人の良識にまかせる」という価値観で、おもしろいなあと感じました。
ちなみに地下鉄の乗り換えは、各路線が色分けされているので、非常にわかりやすいです。
地下のコンコースには、それぞれの路線に向かう道が、色のついた光で示されていました。
ウィーン地下鉄の治安は?
ヨーロッパの大都市の地下鉄は、スリが多発し、治安が悪いことが多いです。
ですがウィーンの地下鉄は、地上を走ることも多くて雰囲気が明るく、東京の地下鉄とくらべて治安が悪いとは感じませんでした。
とはいえ、東京だって混雑した電車ではスリが出ますからね!
運悪く数少ないスリに出くわす可能性はゼロではありませんので、地下鉄に乗る際は、貴重品の入ったバッグは体に引き寄せるなど、警戒は怠らないようにしましょう。
まとめ
ウィーンの地下鉄は、切符が高額ということをのぞけば使いやすく、上手に使えば移動時間を短縮できます。
地下鉄の駅にはエスカレーターやエレベーターも備えてあるので、スーツケースを持った移動にも便利に使えます。
治安がよいウィーンの地下鉄ですが、くどいようだけど、念のための注意だけは怠らないでね!