「チェコで最も美しい」…時には「ヨーロッパで最も美しい町」とまで言われるチェスキー・クルムロフは、すがすがしいほどの観光地です。
町の中にいる人間のほとんどは観光客か、観光業にいそしむ人々…。
そんなチェスキー・クルムロフですから、レストランはいわゆる観光地価格です。「高いけど美味しくない…」というやつですね。
そこで私は、チェスキー・クルムロフでのランチは、少し観光の中心部から離れたレストランに足を運んでみました。
HOSPODA99は町の北外れにあるレストラン
今回、チェスキー・クルムロフのランチに使ったお店は「HOSPODA99」という、チェコ料理のお店です。
場所はチェスキー・クルムロフの旧市街の北端、ブディェヨヴィツェ門近くです。
「HOSTEL99」という人気ホテルの敷地内にある、ホテルの系列レストランです。
このお店に決めた理由は、ネットでの評判がよかったことと、チェスキー・クルムロフの中心部ではないため「本当に美味しい可能性があるかも!」と思ったからです。
こちらがHOSPODA99近くのブディェヨヴィツェ門。
町の内側から見たら、ピンクと黄色でかわいい感じです。HOSPODA99に行くには、この門の右手にある道を入ります。
それにしてもブディェヨヴィツェ門、愛らしいですよね~!
HOSPODA99店内の雰囲気とメニュー
店内は広かったですが、入店したのがまだ12時前だったため、空いていました。
店内はナチュラルな雰囲気でかわいらしいです。
では、メニューを見てみます!
メニューは英語表記があります。小麦入りや、ビーガンのマークもあり、選びやすいです。
メインコースが一皿199czk(1000円弱)で、お値段もリーズナブル!
200czkではなく199czkなのが商売熱心さを感じますが、ご愛嬌ということで!
店員さんは外国人観光客に慣れていて、私のつたない英語でもやさしく対応してくれました。
おすすめ料理も親切に教えてくれました。
HOSPODA99でオーダーしたお料理をご紹介!
野菜大好きの私がまずオーダーしたのは、スモークサーモンのサラダ(czk199=1000円弱)。
サーモンも、オリーブの実も、グリーンソースも美味しかったんですが、何と言っても美味しかったのは付け合わせのパン!
ドイツ風の固いパンでしたが、サラダにとても合っていました。
メイン料理としてオーダーしたのは、ポークのシュニッツェル、マッシュポテト添え(czk199=1000円弱)。
店員さんが「チェコらしい料理」として、おすすめしてくれたものです。
ポークは200グラムの肉だったので、二人で半分こにしました。
シュニッツェルはオーストリアが有名ですが、チェコでも名物料理です。
私は揚げ物は結構苦手なのですが、このシュニッツェルはサクサクしていて脂っこくなく、さわやかに頂きました。
マッシュポテトも濃すぎない味付けで、美味しかったです。
飲み物は、チェコに来てから毎日のように飲んでいたジンジャーティ(czk49=250円弱)をオーダー。チェコのレストランでは、どこでもありました。
美味しい上に、冷え取りにはなるし、風邪予防になるし、レモンがついてくるので旅で疲れ気味のお肌にビタミンCが嬉しいし、いいとこだらけのジンジャーティ!
同行者はピルスナービールを飲んでいましたが、czk37で185円くらい。
チェコのビールは本当に安いです。
HOSPODA99で感じたコスパは?
HOSPODA99の食事代は、サラダczk199+肉料理czk199+ジンジャーティczk49+ビールczk37で、女性二人でランチして合計czk484(=2500円弱)でした。
味も良かったし、観光地チェスキー・クルムロフの食事代としてはリーズナブルだったと感じます。
サービス代は含まれていないので、czk500で払い、お釣りを受け取らずにチップ代としました。
プラハのレストランでよくあるように、やや強気にチップを要求してくることはなかったので良かったです。
レシートを見ると合計金額が「€21」と、ユーロでも表記されているので、もしかしたらユーロでも払えるかもしれません。
利用しなかったため、クレジットカードで支払いできるかどうかはわかりませんでした。
チェコはクレジットカードが使えないお店はほとんどないので大丈夫だと思いますが、クレジット支払いしたい場合は、念のため入店前に尋ねた方がよいでしょう。