ウィーン観光をして
ここは行って良かった!!!
と感動した観光名所ベスト10をご紹介します。
1位 美術史美術館
まず、明日にでももう一度行きたいくらい感動したのが、美術史美術館!
ブリューゲルの傑作がずらりと並んでいるのをはじめ、フェルメール、ベラスケス、デューラー、ラファエロ、ティントレット…と、とにかくネームバリュー以上に作品の質がスゴイです!
私は3時間滞在したのですが、全然時間が足りませんでした。1日中こもってしまいたい美術館です。
2位 王宮礼拝堂ミサ(ウィーン少年合唱団)
観光名所というより、ウィーンの名物なのがウィーン少年合唱団。
ウィーン少年合唱団の歌声を観光客が気軽に聴けるのが、毎週日曜日(夏季をのぞく)に行われる王宮礼拝堂ミサです。
このミサは、「少年合唱団の姿が見えない」「歌っている時間が少ない」などと消極的なレビューを見ることもあります。
ですが、私は合唱団が見える座席を予約し、しかも参加したミサはかなり長時間歌ってくれたので、大満足でした。
音楽の都ウィーンで、美しい音楽に浸ることができて幸せでした。
3位 ベルヴェデーレ宮殿上宮
クリムトの傑作をお腹いっぱいになるまで堪能し、大満足だったのがベルヴェデーレ宮殿上宮内にある美術館です。
ウィーンにはクリムト作品を所蔵する美術館は数多くありますが、質・量ともにナンバーワンなのが、このベルヴェデーレ宮殿上宮です。
写真で見ていた時はクリムトの作品にそれほど惹かれていなかったのですが、ベルヴェデーレ宮殿上宮にある傑作「ユディト」の衝撃はすさまじく、ウィーンでクリムト作品を見て歩くきっかけとなりました。
4位 シェーンブルン宮殿
ウィーン観光の代名詞とも言えそうなのが、ハプスブルク家が夏の間に過ごしたという、ウィーン郊外にあるシェーンブルン宮殿です。
郊外にある分、中心部にあるホーフブルク宮殿より広々としていて、堂々とした姿が印象的です。
ひとつひとつの美しい部屋にまつわるエピソードも興味深く、やはりウィーン観光では外せないスポットです。
5位 カフェ・ツェントラル
ウィーンのカフェ文化は、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。
「ザッハトルテ」を作ったことで知られるカフェ・ザッハーなど、歴史的なカフェが数多くありますが、一番楽しい体験だったのがカフェ・ツェントラルです。
格式高いインテリアではありますが、観光客や地元客で集まり、気さくで明るい雰囲気です。
美しい内装、雰囲気のあるピアノ演奏、そして何よりおいしいお菓子とコーヒー…ウィーンのカフェ文化を体感したいなら、カフェ・ツェントラルがおすすめです!
6位 セセッシオン
ウィーンで最もヘンテコな建築物といえば、黄金のキャベツみたいなセセッシオン(分離派会館)。
最初に見た時はギョッとしましたが、見れば見るほど何だか好きになってしまう不思議な世紀末建築です。
セセッシオンの地下には、クリムトの壁画ベートーヴェンフリーズが展示してあります。
ベートーヴェンフリーズはクリムトワールド全開の作品で、ぜひ観賞をおすすめしたいです!
7位 シュテファン寺院
シュテファン寺院は、カトリックの守護者だったハプスブルク家が治めたウィーンの、宗教的シンボルです。
かなり大きなゴシック教会で、ウィーンの近代的な町並みの中に、それでも不思議に溶け込んでいます。
私はシュテファン寺院のかわいらしいモザイク屋根が大好き!
内部は無料入場エリアと有料エリアに分かれています。
8位 カフェ・デメル
ウィーンのカフェ大好きな私は、またもやカフェをランクインさせてしまいました…。
とにかくケーキとコーヒーの味が美味しく、店内の雰囲気が良かったのが老舗カフェのデメルです。
ちょっとお値段が高いというのはあるのですが、せっかくウィーンに行ったからには、フンパツして入店してみることをおすすめします!
アンナトルテというチョコレートケーキがおすすめです!
9位 アルベルティーナ
アルベルティーナというのはかなり大きくてゴージャスなお屋敷ですが、内部は美術館になっています。
美術館は企画展が多く、展示品の多くはそのつど変わりますが、常設展として展示しているデューラーの素描「野兎」は、非常に味のある作品です。
私はこのウサギさんを見るためだけにアルベルティーナに入館しましたが、まったく後悔していません!
10位 ホーフブルク旧王宮
ウィーンの名立たる観光名所のひとつがホーフブルク旧王宮です。
ハプスブルク家の住居だった宮殿ですが、郊外にあるシェーンブルン宮殿の方が広く、凝った部屋も多いため、先にシェーンブルン宮殿に行ってしまうと、ちょっと拍子抜けするかもしれません。
それでも歴史的人物が使った食器のエピソードなどが興味深く、世界史好きにはやはり外せないスポットです。
まとめ
ウィーンで観光したスポットを、満足度が高かった順に並べてみました。
美術&カフェ好きの私の好みがかなり反映されて、ガイドブックとはちょっと違うおすすめ度になっているかもしれません。
もちろん個人的な感想なので、私と趣味が違う方もたくさんいるとは思いますが、ウィーンで訪問するスポット選びに、少しでも参考になれば幸いです!