ウィーン旅行では、定番観光、ウィーン少年合唱団の王宮礼拝堂ミサを鑑賞してきました。
その経験をもとに、王宮礼拝堂ミサでウィーン少年合唱団の歌声を聴くための情報をまとめました。
王宮礼拝堂のミサチケットはどうやって入手する?
王宮礼拝堂のミサチケットを入手する方法は、いくつかあります。
- 自力でオンライン予約する
- 旅行会社にチケット取得を代行してもらう
- ウィーン現地で購入する
2の旅行会社にお願いする方法は手数料がかかり、3の現地購入は残席があった場合のみになります。
おすすめなのは、1のオンライン予約する方法。
礼拝堂ミサを販売しているculturallというサイトは不完全ながらも日本語対応しています。
私はculturallでオンライン予約しました!
culturallでオンライン予約する手順の詳細はこちらの記事をご覧ください→ウィーンの王宮礼拝堂ミサのチケットを自力でオンライン予約した!
番外編として、当日に無料の立見席をゲットして立ったままミサを見学するという方法があります。
ただ、この方法は当日早い者勝ちになるので、なるべく早く王宮礼拝堂まで行って並ばなければなりません。
それにプラスして、1時間以上かかるミサをずっと立ちっぱなしで見ていることになります。
個人的には限られた旅行時間を列に並ぶのに使うのはもったいないし、ミサの立ち見で疲れて、その後の観光をバリバリできなくなるのが嫌なので、私なら立ち見はしないかなあ…。
少年合唱団が見える座席はほとんどないって本当?
王宮礼拝堂ミサでウィーン少年合唱団を鑑賞する場合に注意したいのは、ウィーン少年合唱団が歌っている姿が見える席はほとんどないということです。
そのため、合唱団が見える席でミサを楽しみたいなら、なるべく早くチケットを予約する必要があります。
合唱団がよく見える席は、サイドに設けられたエリアの最前列です。
私は2ヶ月前に、合唱団が見えるエリアの座席をオンライン予約できました。
どの座席から合唱団が見えるかを、検証した記事はこちらです→ウィーン少年合唱団が見える座席で王宮礼拝堂ミサを堪能!
当日はどうやって王宮礼拝堂へ行けばよい?
王宮礼拝堂はウィーンの中心部、ホーフブルクと呼ばれるハプスブルク宮廷に関する建物が集まったエリア内にあります。
このホーフブルクの敷地は広大で、やみくもに王宮礼拝堂を目指すと迷子になってしまう可能性もあります。
事前に何となく行き方を頭に入れておくと、現地でスムーズに動けます。
私が王宮礼拝堂へ行った方法を、画像つきでご紹介していますので、こちらの記事をご覧ください→ウィーンの王宮礼拝堂への行き方!
ミサ観賞に関するFAQ
1~6月、9~12月の、毎週日曜日、朝9時15分からです。
7~8月にはミサはありません。
テレビ放映の都合などでミサの時間が変わることもあるので、詳しい日程はチケット公式オンライン予約ができるculturallのサイトで確認してください。
ミサは1~2時間程度かかります。私が観賞した時は1時間45分かかりました。
ミサは宗教儀式で、ウィーン少年合唱団が歌っていないときは、普通に儀式を行っています。
「ミサ中、合唱団が歌った時間はわずかだった」という口コミをいくつか見たことがありますが、私の時にはラッキーだったのか、合唱団はほとんど歌いっぱなしでした。
おそらく日によって、合唱団がどれだけ歌ってくれるかは違うのではないかと思います。
こればっかりは運、かなあ…。
ミサ中は写真撮影、動画撮影は禁止です。
王宮礼拝堂のミサでは。ウィーン少年合唱団のコーラスを伴奏するのは、なんとウィーン・フィルです!
そのため、演奏のクオリティも半端ないです!
ぶっちゃけた話、王宮礼拝堂のミサを聞いているのは観光客が多く、それほど厳粛な雰囲気ではないです。
スマホをマナーモードにしていない人もいるし、途中で遅れて入ってくる人もいるしで、礼拝堂内はミサ中も少しざわざわしていました。
といっても宗教行事ではありますので、それなりに節度ある態度が望ましいのではないかと思います。
ミサ中にお布施を集める聖職者の人たちが座席まで回ってきますが、お布施は強制ではありません。
欧米からの観光客であっても、お布施を払っている人は半分くらいでした。
慣例として、ミサが終わった後にウィーン少年合唱団が前に出てきて、アカペラで1~2曲歌ってくれます。
この時はミサは終了しているので、撮影してOKです。
ミサ後に歌うサービスは、必ずあるわけではないそうなので、歌ってくれるように祈りましょう!